2011/09/17(土)06:31
【ツアー旅行回想録・90】白と黒の芸術・8
代表さんから「ツアーの説明会を開いて欲しい」とのご要望をいただきました。
よくあることですが(当時は団体さんによっては数回行うところもありました)
正直、…気が重い((+_+))
会場はお客さんの方で押さえてくれるそうだし
書類の準備も問題ないけど、
上司や先輩のお供じゃなく
一から自分で仕切るなんてどうしよう…((+_+))
と悩んでいたら、上司が同行してくれることになりましたが
あくまでメインは私です。
会場は都心の比較的有名施設の一室で、
時間が来て前に立つと
着席されている30名近い方々は
ちょっと生活に余裕がありそうな立派な感じの方ばかり。
うわ…((+_+))
気後れしながらパターンにしたがって
(自分と上司が何者なのか紹介や、先方の代表さんのご挨拶、日程の説明など)
進めていくと
交流会のところでご質問が。
「筆や紙は自分の物を持って行った方がいいのですか?」
え…?えーと…それは…
旅行事情や日常的な道具についてなら答えられます。
ホテルのコンセントの形がいろいろだから「つなぎ」を数種持って行った方がいいとか
トイレで手を洗えるとは限らないからウエットティッシュがあると便利だとか
宴会にも特別なドレスアップの必要はないとか
(以上はいずれも当時の状況です)
筆って…?
自分の道具の方がいいに決まっているでしょうけど
時間の関係で全員の方が書くとは限らないし、
旅行なんて荷物が軽い方がいいし、
でも中国側で用意してくれるかどうか聞いていないし…?
言葉に詰まってしまい…
と、その時上司が見かねて?
「一般的には道具は向こう(中国側)に準備をお願いできますが、どうしても…
とこだわりのある方はお持ちくださっても構いません。詳細は先生方と相談して
ご出発までにお知らせします。」
助け船を出してくれました。
その続きも上司は進行を引き受けてくれて、
現地の気候とか「私も説明できます」な点もお願いする形になり、
自分の無力さと
ひとりじゃなくて良かった~(^_^;)
を、しみじみ感じました。 ← 上司に感謝を忘れずに(笑)