2012/04/28(土)07:50
【ツアー旅行回想録・96】白と黒の芸術14
北京3日目は
万里の長城と明の十三陵の
郊外一日コースです。
当時はまだ高速道路はありませんでしたから
どちらかを午前中に見て昼食をはさみ
午後にはもう一方を見て
市街地へ戻るのが定番でした。
貸切バスで移動中
走行する郊外の景色には時々
比較的新しい感じの
ドライブイン風お土産屋さんやレストランが見えます。
建物は平屋建てで
たいてい屋根のあたりに店名を書いた特大の看板が掲げられていますが
店名の字は活字ではなく
誰か有名な書家などの字体です。
直接書いてもらったものもあるのかもしれませんが
ほとんどは書いてもらったのを加工(印刷?彫刻?金型を作って型どり?)
して製作した感じです。
…と見ていると
あれってもしかして?!
見覚えのある字体で店名が大きく書かれており
隅の方には昨日お会いしたLさんの名が…
そういえば、出発前に上司が
「L(さんの字体)は、けっこうあちこちで見かけるよな。」
なんて話していたのを思い出しました。
これがそうなんだ!
「感動の発見」をもっと体験したくなって
それからしばらく看板を見つけると注目していました。
ほかに少なくとも2,3は見つけられたと記憶しています。