2016/12/02(金)17:35
感想文っていうより「思うこと」
雑誌記事の内容が書かれたこちらのブログ記事 → 左利きはつらいよ特集詳報-『週刊ポスト』2016年12月9日号
を読んで…ですけど、
記事の感想の範囲だけでなく左利き待遇全般に対して「思うこと」を書いてしまいます(^_^;)
前回の日記の最後にも書きましたが
何とも不思議なのは
この手の記事がそれなりの間隔を空けてたびたび登場する点です。
その都度多少の表現や切り口の違いはあるにしても
同じネタを何度も使いまわしているみたいなもので、
他の事柄だったらありえないと思います。
少数派の真っ直ぐな言い分としては
「言っても理解してもらえない、相変わらず改善されない、だから何度でも取り上げなければならない」
かと思いますが、
別の方向の感覚としては
「ちょっと目先を変えれば簡単に多数派は飛びついて注目してくれるし、やつらには分からない世界を自分が知っているのを再確認できる」
部分もあると思います。
でも正直、右か左か違うだけなのに
左利き待遇が記事になって注目されているようじゃダメだと思います。
まずは物理的環境を平等にするべきです。
昔、物質面で貧しかった時代は
個々の事情に合わせた道具や環境を用意する余裕はなかったかもしれませんが、
今は物があふれている状況ですし、
単に右か左の2択なら
靴や洋服のサイズ展開ほどもバリエーションを広げる必要はないわけです。
左右両仕様そろっていれば
左利きの人は左仕様をそのまま左動作で使えますし
右利きの人は左側用品に接する機会ができ
反転感覚を体験しやすくなるだけでなく
「左側使うって、ただそれだけのことで超能力があるわけじゃない」と
左利き特別視もなくなるのではないかと思います。
話は飛びますが、
これから建設する2020年東京オリンピックの施設は、左右両仕様でお願いします。
特に駅の自動改札のような
誰が見ても右側左側が分かるようなシステムを設置するならば
絶対両側がいいと思います。
世界でそこにしかない設備(例:左側操作の自動改札)なら
イベントの有無に関係なく国内外からの集客力が継続すると思います。