書いてるのは月曜日(1/19)なんですけど昨日はピアノ協会の検定試験があって、自宅の生徒も参加しました。
そのうちの一人、Kちゃんなんですが小さい頃からリズム感が足りなくて・・・・・本人はいつも真面目で一生懸命なんだけどなかなかピアノも上達しない子なんです。
検定は1年に1回、この時期にあるんですがKちゃんは何故か毎年受けるのです。
毎年ギリギリまで課題曲が完成できなくて(ステージでコンサート形式でみんなの前で暗譜で2曲演奏します)何とか受けても、あまり高得点でなく、むしろギリギリの成績で受かっていました。
3日前にレッスンした時、16分音符の細かいフレーズがみんなすべりまくって曲の雰囲気が表現できる状態ではありませんでした。
その時私は「テンポを落として絶対滑らないテンポまで落としてメトロノームで1目盛りずつあげていってごらん」とアドバイスしたんです。
Kちゃんはレッスンでよくできるようになってホッとした表情で帰っていきました。
いよいよ試験でKちゃんの番がきました。。。
ドキドキしながら聴いていると・・・・・
1曲目・・・・・テンポいいな。。あれ、ちょっとだけ弾きなおしたけどまあ大丈夫だった。ホ・・・
2曲目・・・・・うんうん、テンポいいよ!あれあれ??!!全然すべらない!1回も止まらずにいい演奏ができた!!!!
彼女がこんなに上手にピアノを弾くのを初めて聴きました。
演奏が終わって彼女がおじぎをした時、私は涙が出そうになったの。
本当によく頑張ったね!!
確実に彼女はレベルアップしたし、何より大きな自信を得た
と思う。
それにしても3日前までべろんべろんな演奏だったのにあのアドバイスであれだけ曲が変わったのは自分的にうれしいことでした。
もちろんそのアドバイスをよく守って最後まで頑張ったKちゃんはえらいよ。。
Kちゃんのことすごーーく見直しました。
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