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白鵬翔 06年NEWS25

 日刊スポーツ 8月6日
<抜粋> 大関白鵬らが土俵で汗「死にそうだった」
大相撲の夏巡業は5日、福島県郡山市の郡山総合体育館でスタートし、名古屋場所で13勝2敗の好成績も、横綱昇進が見送られた大関白鵬(21)が、初日の土俵を盛り上げた。「5日間の巡業で100番の申し合いをしたい」と意気込み、この日は豊真将らと13番をこなした。仕上げのぶつかりげいこでは栃東の胸を借り、巡業部長の大島親方(元大関旭國)からハッパを掛けられ「死にそうだった」と苦しい顔を見せた。連続綱とりの秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)には「結果は後からついてくる」と無心を強調した。  



 スポーツ報知 8月6日
<抜粋> 白鵬綱取りへ「押し」強化…気合の巡業初日
東正大関・白鵬(21)=宮城野=は11日までの夏巡業で、押す力を徹底強化して秋場所(9月10日初日・両国国技館)での綱取り再挑戦に備える。巡業初日のこの日、時天空、豊真将らに13番胸を出した後、ぶつかりげいこでは初めて大関・栃東(玉ノ井)の胸を借りた。強じんな下半身を持つ熟練大関は押し甲斐(がい)十分。「けいこ初日だからちょっと苦しかったね」と笑った。大島巡業部長(元大関・旭国)は、白鵬には巡業中毎日、重量級力士とのぶつかりげいこを課す考え。「(177キロの)岩木山とか腰の重い力士をガンガン押させたい。昨夜一緒に飯を食ったらやる気満々だったよ」と頼もしそう。白鵬は「(一時帰国したモンゴルで)皆からすでに横綱になった気持ちでやった方がいいよ、と言われた。気楽に行きますよ」と話した。  



 朝日 8月8日
<抜粋> 2年ぶりの北海道巡業、朝青龍が多彩なファンサービス
大相撲夏巡業が7日、北海道富良野市であった。数々の名力士が輩出した北海道での巡業開催は2年ぶりとあって、横綱朝青龍が多彩なファンサービスで沸かせた。 まずは午前の公開げいこ。大関白鵬に胸を出し、「勝負だ、勝負」と大声を出す。白鵬が力強く押すと土俵の上で手をたたき、拍手を求めた。 午後の取組でも横綱は奮闘。控えでファンからうちわを借りてあおぎ、土俵では大量の塩をつかんで派手にまいた。「ファンサービスは巡業の大きな意義だから」。相撲人気の高い北の大地で横綱らしい気配りを見せた。   



 スポーツ報知 8月8日
<抜粋> 朝青龍飛び入りに白鵬びっくり
横綱・朝青龍(25)=高砂=が7日、綱取り大関・白鵬(21)=宮城野=のぶつかりげいこで胸を出した。白鵬が三役以下に18番胸を出した後のぶつかりげいこで、胸を出していた旭天鵬を押しのけて飛び入り。綱取り大関の息が上がり、背中が砂まみれになるまで相手をした。「いきなり横綱が出てきてびっくりした」と白鵬。朝青龍は名古屋場所千秋楽で全勝優勝を阻止された恩返しをしたかったようで「ちょっとはやっておかないとね」とニヤリ。  



 北海道新聞 8月8日
<抜粋> へそのまちで白鵬らに声援 大相撲道内巡業始まる
【富良野】大相撲の夏の北海道巡業が七日の富良野市を皮切りに始まった。道内巡業は二年ぶり、富良野市では二十二年ぶりの開催で、横綱朝青龍や大関白鵬ら総勢二百五十人が参加。初日は会場の富良野スポーツセンターに道内各地から三千人の相撲ファンが訪れ、巡業ならではの子供と力士の対戦や人気力士の取組を楽しんだ。午前中の幕内力士のけいこでは綱とりに挑戦中の白鵬が土俵を独占。力の入った申し合いを続け、綱とりへの意気込みをのぞかせた。「この巡業は気持ちの入り方が違う。来場所、また挑戦になるけれど、自分の相撲を取り切りたい」と白鵬。午後の取組でも朝青龍を下し、観客から大きな声援を受けていた。 北海道巡業は八日に伊達市、九日に岩見沢市でも開かれる。   



 日刊スポーツ 8月9日
<抜粋> 白鵬、秋場所13勝なら昇進
日本相撲協会の北の湖理事長(53=元横綱)が大関白鵬(21=宮城野)の綱とりに関して、秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)で13勝を挙げれば優勝しなくても昇進の可能性があることを、8日までに示唆した。これまでは13勝以上での優勝を目安としていたが、初場所から4場所連続で13勝以上の好成績を残している安定感を高く評価。秋場所は12勝3敗でも昇進が話題となる可能性も出てきた。横綱に昇進した時、その地位を守ることができるか-。その観点から北の湖理事長が秋場所で白鵬に期待するものは、名古屋で求めたハードルより緩やかになっていた。「(秋場所も13勝以上なら)65勝を超える。この安定感はきちんと見てやらないといけない」との見解を初めて示した。初場所から4場所続けて13勝以上、しかも夏場所は14勝1敗で初優勝した。既に計4場所で53勝7敗と、横綱級の安定感。秋場所で13勝以上なら、年間80勝の大台すら見えてくる。名古屋場所に比べ、理事長の考える昇進の目安が少し緩やかになったのは、今年3分の2を終えての実績を考慮したからだ。仮に名古屋場所と同じ展開で朝青龍ら他の力士に独走され、13勝の準優勝に終わった場合にも触れた。「そうなったら、今度は違うことになるだろう。初場所からの安定感を、より評価してやらないと」。さらに12勝3敗で優勝を逃したケースにも言及し「それでも(昇進の)話題が出てくることはあるだろう」と踏み込んだ発言をした。白鵬は名古屋場所で13勝2敗の準優勝だったが、初日、9日目に敗れ、終盤5日間を前に2敗。千秋楽で朝青龍の全勝優勝を阻止したが、審判部の総意により昇進は見送られた。理事長は秋場所でも「やはり10日目まで全勝か、悪くても1敗でないと苦しい。連敗しては厳しい」とみる。厳しい戦いは変わらないが、名古屋場所に比べ、追い風を受けて綱とりに挑むことができそうだ。  



 スポーツ報知 8月12日
<抜粋> 貴超え猛げいこ!!白鵬左手一本43番
秋場所(9月10日初日・両国国技館)で綱取りに再挑戦する大関・白鵬(21)=宮城野=は最終日の11日、43番の猛げいこを敢行。これで夏巡業5日間の申し合い94番、取組5番で合計99番、相撲を取った。炎天下、露天に設営された土俵で、白鵬の力強さは番数を重ねるごとに増した。腫れが生じている右手はあてがう程度。左手でまわしを取り、青森出身の幕内・高見盛らを次々と退けた。横綱、大関が1日の地方巡業で40番以上取ったのは、けいこ熱心だった元横綱・貴乃花(現親方)でさえ例がない異例の数。「(9日の)岩見沢では右手が痛くてできなかったからその分、取り返そうと思った。合計99番? あと1番取れば良かったな。ぶつかりげいこを入れて100番にしておいてよ」と笑った。期待以上の頑張りに大島巡業部長(元大関・旭国)は「手が痛くても意地でもやろうという気持ちがあった。一番やったんじゃないか」と頼もしげだ。台湾巡業(17~21日)まではお盆休みとなるが「このけいこを無駄にせず、しっかり次につなげたい」と白鵬。秋場所への期待は大きく膨らんだ。

◆朝青パワフル 横綱・朝青龍(25)=高砂=は幕内、十両に9番、胸を出して締めくくった。安馬や旭南海には十八番のつり落としを見舞うなど、秋場所で狙う18度目優勝へ向け、早くもパワフルだ。けいこ後は日光浴を楽しみながら「暑くて夏らしい巡業だった。お客さんも喜んでいたし、勧進元に感謝したい」と機嫌良く話した。  



 サンスポ 8月12日
<抜粋> 白鵬、綱とりへ有言実行15人と“炎の43番”
夏巡業(11日、青森・青森市青い海公園)大相撲秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)で綱とりに再挑戦する大関白鵬(21)が、巡業では異例ともいえる申し合い43番を敢行した。5日間の夏巡業で計100番の申し合いを目標に掲げたが、8日の北海道・伊達巡業後、右手のひらを痛めて9日の岩見沢巡業のけいこを回避。番数は計94番にとどまったが、公約違反を埋めるだけの“炎の43番”となった。

綱とりに燃える大関がけいこ場を約1時間に渡って占拠した。十両力士の申し合い中に割って入ると15人の関取と43番をこなした。会場となった青森市青い海公園の土俵場は屋外にあり、炎天下の気温30度超は体にこたえる。それでも白鵬は黙々としのぎを削った。「もうちょっとやればよかった。暑かったけどやっぱり100番やりたかった」。支度部屋に戻るとさすがにぐったりとした表情を浮かべたが、充実したけいこに満足げだった。今月5日に福島県郡山市で始まった夏巡業。先月26日から1週間に渡って母国モンゴルへ帰国した白鵬はけいこに飢えていた。そこで自らに課した試練は5日間で計100番の申し合い。初日は13番、2日目は17番、3日目は21番と順調に番数を伸ばしたが、3日目のけいこ後に右手のひらが痛み始め、4日目は大事を取ってけいこを回避していた。この日も右手をあまり使わず、左手で攻める相撲が多かったが、秋場所後の横綱昇進を果たすためには、どんな状況でも勝たなければならない。目標の100番には到達しなかったが、夏巡業での申し合いは“炎の43番”で巻き返し計94番を数えた。「けいこをつぶさないように体を動かしていきたい」。初の綱とりに挑んだ名古屋場所は優勝した朝青龍に1差、13勝2敗で昇進は見送られた。夏の太陽の下で流した汗は、2度目の綱とり場所となる秋場所後にうれし涙に変える。(江坂勇始)
【秋場所も綱とり場所】
夏場所14勝1敗で幕内初優勝を遂げた白鵬は名古屋場所で初の綱とりに挑んだ。だが初日に朝赤龍に送り倒しで敗れ、日本相撲協会・北の湖理事長(元横綱)が「13勝以上の優勝が最低条件」と昇進条件を語った9日目には、雅山にはたき込まれて痛恨の2敗目を喫した。14日目に全勝を守った朝青龍の17度目の幕内優勝が決定。白鵬は千秋楽の“消化試合”で朝青龍を寄り倒し13勝2敗としたが、審判部は昇進を諮る理事会を要請せず、昇進は秋場所へ持ち越された。  



 スポーツ報知 8月16日
<抜粋> 白鵬初CM!上戸彩と競演…オロナミンC
大相撲秋場所(9月10日初日、両国国技館)で綱取りに再挑戦する大関・白鵬(21)=宮城野=が、大塚製薬の人気飲料「オロナミンC」のテレビCMに起用されることが15日、分かった。白鵬にとっては初CMで、メーンを務める女優の上戸彩(20)と共演する。同CMにはこれまでも多くの著名人が出演し、話題となっており、将来の大横綱と言われるモンゴルの逸材の出演は、お茶の間の注目を浴びそうだ。待望の“初土俵”だ。白鵬が「元気ハツラツぅ?」のキャッチフレーズでおなじみの栄養飲料の“横綱”「オロナミンC」のCMに登場することになった。角界の顔として認められた証拠だ。同CMは、上戸彩と多彩な著名人とのやりとりが毎回話題となっている。これまでも、プロ野球の新庄、サッカーの中村俊輔、女子プロゴルフのミシェル・ウィー、韓国の人気俳優ぺ・ヨンジュン、人気アイドル・滝沢秀明らが共演。白鵬はこのそうそうたる面々に肩を並べることとなる。放送開始時期は未定だが、冷静で堂々とした土俵とは正反対で、私生活ではちゃめっ気のある21歳だけに、その演技力にも期待は膨らむ。これまでも多数のCMのオファーはあった。大関昇進を決めた春場所後、発泡酒のCMが出演第1号になるはずだった。だが、育ての親・熊ケ谷親方(元幕内・竹葉山)が「全身全霊(昇進時の口上)と言った矢先に酒を飲んでるわけにもいかない」と判断して見送り。その後、初優勝も果たし、横綱昇進も見えてくるなど結果を残したことで、ゴーサインが出たようだ。もちろん“本業”の方もやる気十分。名古屋場所後に見送られ、秋場所で再挑戦することとなった綱取り。11日まで行われた夏巡業では、5日間で申し合いと取組を合わせて99番の相撲を取るなど、積極的にけいこをこなした。「このけいこを無駄にせずに、しっかり次につなげたい」。勝負の秋場所では、CM同様に元気ハツラツな姿を見せてくれそうだ。  



 日刊スポーツ 8月18日
<抜粋> 白鵬に印象度アップ作戦の勧め
日本相撲協会の北の湖理事長(53=元横綱)が15日、大関白鵬(21=宮城野)に綱とりへの印象度アップ作戦を勧めた。すでに秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)で13勝到達なら優勝しなくても昇進の可能性があることを明言。その上で「9月8日の横綱審議委員会のけいこ総見でも横綱昇進への意欲を示してほしい」と話した。夏場所前のけいこ総見では、綱とりに挑む大関栃東が覇気のないけいこをして「こういう人に横綱になられても困る。今回の分は割り引いて考えます。マイナス1勝だよ」と激怒していた。それだけに今回は「激しいけいこを披露すれば印象はよくなる」と、白鵬に期待を寄せた。  



 日刊スポーツ 8月22日
<抜粋> 白鵬「疲れた」台湾巡業から帰国
大相撲台湾巡業を終えた一行が21日、台北から成田空港へ帰国した。5日間、分刻みのスケジュールをこなしたこともあり、力士たちはお疲れの様子。大関白鵬は「疲れた」と言葉少なに引き揚げた。人気者高見盛は「さっぱりした物が食べたい。すしがいい」と舌なめずりしていた。横綱朝青龍は別便で台北から母国モンゴルへ向かい、28日の番付発表前まで過ごす予定。現地では兄スミヤバザルさんのモンゴル相撲横綱昇進の祝賀会に出席するという。  



 スポーツ報知 8月25日
<抜粋> 綱取り白鵬、横須賀で昇進パレード計画
大相撲秋場所(9月10日初日)で横綱昇進を目指す大関・白鵬(21)=宮城野=が、昇進達成時に横須賀で記念の大パレードを計画していることが24日、分かった。宮城野部屋横須賀後援会の幹部が明かしたもので、実現すれば同市ではスポーツ選手では初のパレード実施になる。横須賀は先々代の宮城野親方(元小結・廣川)の出身地で20年前に部屋の後援会が発足。後援会の服部眞司会長は(72)昇進すれば「横須賀でパレードをやります」すでに所轄の警察に計画を打診。コースもJR横須賀駅から警察署までの市内のメーンストリートをオープンカーで通る約2キロを予定している。過去に横須賀で力士はおろか、スポーツ選手でパレードを実施した例はない。この日、白鵬は横須賀市内で開かれた激励会に出席。約300人が出席した会には米軍横須賀基地のグレゴリー・J・コーニッシュ司令官(50)も出席。横綱昇進時に空母キティーホークに記念乗船する祝賀行事を行う計画を明言。昇進への期待に白鵬は「次の場所はガンバリます」と誓っていた。  



 スポニチ 8月25日
<抜粋> 白鵬の綱獲りを米海軍が後方支援
米海軍が綱獲りの“後方支援”にまわる。秋場所(9月10日初日、両国国技館)で綱獲りに挑む大関・白鵬(21=宮城野部屋)は24日、毎年夏合宿を行っている神奈川・横須賀市を訪れた。市長を表敬訪問し、介護老人保健施設を慰問。夜は市内のホテルで開かれた激励会に参加した。パーティーには昨年の合宿で知り合ったという米海軍のグレッグ・コーニッシュ横須賀基地司令官も出席。「白鵬は海軍の中でもとても人気がある。昇進見送りは残念だったが、まだ若くチャンスはある」と期待を込めた。横綱昇進のあかつきには「ぜひ経験してもらいたい」と航空母艦キティホークに迎えて祝福するプランも披露した。   



 中日新聞 8月25日
<抜粋> 横綱昇進へ激励 白鵬関を囲む会
大相撲九月場所で横綱昇進がかかる大関の白鵬関を囲む会が二十四日、横須賀市内のホテルで開かれ、多くのファンが駆け付けて激励した。白鵬関が所属する宮城野部屋は毎年夏、同市内でサマーキャンプを開いており、白鵬関も入門した十六歳から参加。猛げいこに励んだ結果、当時の身長一メートル七五、体重七〇キロから、一メートル九二、一五〇キロに成長し、強くなったという。キャンプ中はファンと交流したり、福祉施設を慰問するなど「横須賀は第二の古里」という白鵬関。囲む会は、地元で白鵬関らを応援してきた宮城野部屋横須賀後援会(会長・服部眞司湘南信金理事長)が、九月場所での活躍と横綱昇進を目指す白鵬関を激励しようと開いた。囲む会の前に表敬訪問した同市の蒲谷亮一市長は「早く横綱になれるよう一生懸命応援している」と激励。服部会長も「九月場所は落ち着いて初日を乗り切れば大丈夫。用意している横綱土俵入りの化粧まわしを贈れるようがんばってほしい」とエールを送った。白鵬関は「(優勝と横綱昇進を)望まれているし、強い気持ちで相撲をとりたい。優勝を目指し、横綱になれるようがんばりたい」と意欲を見せていた。 (斎藤裕仁)  



 読売 8月25日
<抜粋> 白鵬関、高齢者と交流 三浦の老健施設
大相撲宮城野部屋の大関白鵬が24日、三浦市南下浦町上宮田の介護老人保健施設「なぎさ」を慰問した。同部屋横須賀後援会の服部真司会長らとともに訪れた白鵬は、入所者や通所者約80人とゲームをしたり、一緒に写真を撮って楽しませた。綱取りへの決意を聞かれ、「自分のすべてをかけて頑張る」と答えるシーンも。白鵬と紙相撲のゲームをした女性(52)は「優しい目をしていた。早く横綱になってほしい」と笑顔を見せていた。横須賀市内では同夜、「白鵬を囲む会」が開かれ、大勢の市民が参加した。  



 サンスポ 8月25日
<抜粋> 白鵬、キティホークで横綱昇進祝い?
秋場所だより(9月10日初日、両国国技館)秋場所で綱とりに再挑戦する大関白鵬が24日、神奈川・横須賀市で行われた「大関白鵬を囲む会」に出席した。所属する宮城野部屋は、毎年、同市で夏合宿を行い部屋の後援会もある。囲む会に招かれた米海軍横須賀基地のグレッグ・コーニッシュ司令官(50)は、白鵬が場所後に横綱昇進に成功した場合、横須賀港を母港とする米海軍空母キティホークに招待する考えを明らかにした。白鵬は囲む会の前に、三浦市内の老人介護施設を慰問。紙相撲などを楽しみ=写真=「しっかりけいこをやって自分のすべてをかけてがんばります」と綱とり場所へ意欲を見せていた。  



 日刊スポーツ 8月25日
<抜粋> 
大相撲の力士健康診断が25日、東京・両国国技館内で行われた。秋場所(9月10日初日、両国国技館)で名古屋場所に続き綱とりとなる大関白鵬(21)、同じく大関復帰を目指す関脇雅山(28)らが身長、体重、血圧の測定と採血などを受けた。192センチ、154キロとサイズがほぼ毎場所安定してきた白鵬は「体重は気にならない。このままでいいかなと思う。番付発表(28日)後からけいこを再開して、しっかり部屋で体をつくりたい」と話した。また、185キロと前回測定した夏場所前から5キロ増えた雅山は「おかしいですね。台湾巡業で飲み過ぎましたかね?」と首をかしげながらも、笑顔を絶やさずリラックスしていた。  



 スポニチ 8月26日
<抜粋> 白鵬 右手に腫れ、綱獲りに暗雲
大相撲秋場所(9月10日初日、両国国技館)で綱獲りに再挑戦する大関・白鵬(21=宮城野部屋)が、ケガの不安を抱えたまま番付発表を迎える。25日、両国国技館で行われた力士健康診断に姿を見せ、夏巡業中に痛めた右手がいまだに完治していないことを明かした。痛みの原因が不明なため、早ければ26日にも精密検査を受けるが、診断次第では綱獲りに黄信号がともる可能性もある。 健康診断を終えた白鵬が少しだけ表情を曇らせた。痛めている右手のことを尋ねられた時だった。「まだダメだよ。手のひらの真ん中が腫れている。ギュッと握るとしびれる」。2週間以上たっても治らない右手の症状に言葉も沈んだ。腫れが出てきたのは夏巡業中の今月8日だった。「夜にメシを食っている時におかしいなと思った。次の日に起きたら急に腫れていた」と9日の巡業では稽古を回避したほどだ。11日の巡業最終日はできる限り右手を使わず、左手だけで気迫の猛稽古を展開。不安を吹き飛ばすように43番もの番数をこなした。ただし、稽古で通用しても本場所ではそうはいかない。白鵬の相撲の命綱は左上手だが、左手一本の攻めでは安定感を欠く。秋場所は勝ち越しや2ケタ勝利ではなく、優勝が至上命題。右手が使えなければ、間違いなく致命傷になる。現在、宮城野部屋は土俵を造り直しているため、27日は稽古代わりにモンゴルの関取衆らとバスケットボールで汗を流す予定。「バスケットボールぐらいなら何ともないよ」と右手をひらひらと振ったが、番付発表(28日)以降の稽古に影響が出ることは必至だ。昨年、名古屋場所では左足首を痛め、原因が分からないままケガを長引かせた。そのことが大関昇進の遅れにもつながっただけに今回も楽観はできない。部屋付きの熊ケ谷親方(元幕内・竹葉山)も「触ってみると確かに腫れてる。腱が切れてるんじゃないのかな」と心配顔。白鵬も「あした病院に行こうかなと思ってるよ」と話したが、精密検査の結果次第では綱取りどころの騒ぎではなくなる可能性もある。再び始まる綱獲りロードを前に、白鵬が早くも最初の試練にブチ当たった。  



 日刊スポーツ 8月26日
<抜粋> 白鵬、一晩で6キロ増の154キロ
東京場所前恒例の力士健康診断が25日、両国国技館内で行われた。秋場所(9月10日初日、両国国技館)で、名古屋に続き連続綱とりに挑む大関白鵬(21=宮城野)は、前日148キロから一夜で6キロ増の154キロ。「え~、そんなに?。まあ、夜も朝も食べたからね」。驚く周囲をよそに平然と受け流した。「けいこは番付後から。しっかり部屋で」。唯一の心配事は台湾巡業で痛めた右手のひら。強く握れない状態で、26日にも病院で検査を受ける予定。  



 朝日 8月28日
<抜粋> 白鵬、綱とりへ「強い気持ちで頑張る」
秋場所で綱とりのかかる東大関白鵬(21)=モンゴル出身、宮城野部屋=が28日午前、東京都内の同部屋で会見、「先場所と同じ強い気持ちを持ち、集中して頑張る」と今場所の決意を語った。名古屋場所では13勝2敗の好成績ながら、横綱朝青龍に14日目で優勝を決められたことが響き、綱とりを逃した。「悔しかったし、もし今、横綱になっていたら、どんな気持ちだろうと思う」 8月の夏巡業中に右手を痛めたが、「握るとしびれるけど大丈夫」と強調し、「立ち合いからまわしにこだわらず、自分の流れを作っていい相撲を取りたい」と話した。   



 毎日新聞 8月28日
<抜粋> 大相撲:秋場所に臨む白鵬「一番に集中する」
白鵬は28日、東京都墨田区の宮城野部屋で会見に臨み、「先場所と同じ気持ちで一番に集中する」と話した。先場所を「ナンバーワンの地位を目指していただけに、かなり疲れた。大関取りの時と緊張がまるで違っていた」と振り返り、綱取りを逸したことは「結果は結果と切り替え、気は抜かなかった」という。場所後は故郷モンゴルに帰ったり、北海道巡業で関取相手に100番のけいこを積むなど状態を維持した。巡業では右の手のひらを痛め「握るとしびれる感じがする」と白鵬。気がかりなのか「4場所連続でいい成績を収めているが、次の場所どうなるかという不安もある」と話す。だが表情は明るい。前日は亀戸天神の祭りで神輿(みこし)をかついだという。「悔しさをバネにするか」との問いに「ハイ」と力を込めて返事をした。指導する熊ケ谷親方(元前頭・竹葉山)は「大きな経験をして、周りを見る余裕が出てきたのかな」と評した。【上鵜瀬浄】  



 毎日新聞 8月28日
<抜粋> 熊ケ谷親方、綱取り白鵬に期待「チャンス逃すな」
大関3場所目で綱取り再挑戦の白鵬は8月上旬の北海道巡業で右の手のひらを痛めた。「急にはれたりする」(白鵬)せいか「次の場所どうなるかという不安がある。負けたくない気持ちは強いが、どうなるか分からない」と胸の内を明かす。ただ指導する熊ケ谷親方(元前頭・竹葉山)は「約束した巡業での関取衆との100番げいこもこなしたし、先場所と違い笑顔も出ている」と楽観的だ。先場所は横綱の麻も注文していたというだけに、「名古屋をいいバネにして、チャンスを逃さないでほしい」と熊ケ谷親方も期待する。  



 サンスポ 8月28日
<抜粋> 東大関白鵬、綱とり再挑戦
白鵬、攻める気持ちで夢に向かう
先場所に続いて綱とりに挑む白鵬は28日朝、東京都墨田区の宮城野部屋で記者会見し「頑張るだけ。受けるんじゃなく、攻める気持ちで闘いたい」と力強く話した。初めて横綱昇進を目指した先場所とは違い、表情に落ち着きがある。「横綱はナンバーワンだからね。それを目指しているわけだから(雰囲気が)違うよね」と柔らかな笑みもこぼれた。夏巡業中の今月上旬に右の手のひらを痛めたが「握ったりするとしびれるけど、もう大丈夫じゃないかな」と言う。27日の夜は地元の祭りに参加し、みこしも担いだ。2場所連続で大きな夢に向かう21歳は、29日からけいこを再開させる。  



 日刊スポーツ 8月28日
<抜粋> 白鵬が気分転換にバスケットで汗
大相撲秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)で綱とりに再挑戦する白鵬(宮城野)が27日、最後の夏休みを満喫した。都内の体育館で約2時間、モンゴル出身力士の友人らと大好きなバスケットボールで汗を流した。「遊びの中でも、スタミナが付いてきていることが確認できた」と満足げ。緊張感が続く2場所連続の綱とりにも、気分転換をうまく図った。28日に番付発表を迎え「ここから2週間のけいこで仕上げるよ」と誓った。  



 日刊スポーツ 8月28日
<抜粋> 
大相撲秋場所(9月10日初日、両国国技館)の番付が28日、発表された。名古屋場所に続き綱とりに挑戦する大関白鵬(21)は会見で「今までと同じ気持ちで頑張る」と話した。大勢の報道陣に囲まれ、緊張感も増してきたようで、目も伏し目がちで宮城野部屋の看板前での写真撮影も、やんわりと断った。師匠の宮城野親方(元十両金親)は「重圧はかなりあると思うが、自分の相撲を取りきるしかない」と励ましていた。  



 スポーツ報知 8月29日
<抜粋> 白鵬、綱取りミッションへ全勝指令
東京・墨田区の宮城野部屋で行われた会見。「受けるんじゃなくて攻める気持ちで臨みたい」表情こそ変えないが、綱取りへ向けて、白鵬は静かに燃えていた。名古屋場所では昇進目安といわれた13勝を挙げながら、優勝した朝青龍に独走を許したことがマイナスとなり、昇進が見送られた。ショックは大きかった。だが、27日の夜には、地元のお祭りに参加し、みこしを担ぐなど、ようやく元気が戻ってきた。「難しいと思うけど、同じ気持ちで頑張る」昭和以降では北の湖、大鵬に次ぐ21歳6か月の年少横綱、史上3位タイの早さとなる3場所での大関通過へ意欲を見せた。だが、昇進目安は微妙となっている。北の湖理事長(元横綱)は、名古屋場所後にはいったん、13勝以上としたが、この日は「今の段階では話せない」と明言を避けた。内容なども加味されるだけに、簡単ではない。その解決策が全勝での優勝だ。育ての親・熊ケ谷親方は「(先場所の経験で)大きくなった。全勝が一番いい」と期待を寄せた。1場所15日制以降、横綱昇進前の3場所合計で40勝以上を挙げた力士は、28人中4人。白鵬が全勝すれば42勝。尊敬する貴乃花(現親方)を抜く最多白星で、文句のない成績となる。今月上旬の夏巡業で、右の手のひらを負傷。大関で2場所連続13勝以上を挙げ、なおかつ合計27勝しながら、横綱に昇進できなかったのは、白鵬で史上4人目。過去の3人は翌場所も昇進できなかったという不安なデータもある。それでも「自信あります」とキッパリ。今度こそは、悲願を達成してみせる。  



 スポニチ 8月29日
<抜粋> 綱獲り再挑戦「頑張るだけ」
綱獲りの難しさを知ったからこそ言葉は慎重になった。白鵬は「プレッシャーはある。難しいとは思うけど頑張るだけ」と表情を変えることなく語った。先場所の番付発表会見で話していたような「何が必要というより、今のままいけばいい」といった自信にあふれた言葉は出てこなかった。夏場所の初優勝に続いて初の綱獲りに挑んだ名古屋場所。千秋楽に朝青龍を破って13勝を挙げたものの、初日の黒星が響いて昇進は見送られた。「No・1(の地位)を目指しているから大関獲りとは違うね。先場所はかなり疲れた」と挑む壁の高さを知った。昇進見送りのショックは大きかったが、モンゴルに帰国した際に「十分な成績だったんだから横綱になったつもりで相撲を取ればいいじゃないか」と知人からアドバイスをもらい「肩の荷が下りた」という。4場所連続13勝以上の安定感はすでに横綱級。今場所も優勝が求められるが、これまで通りに“横綱相撲”を取ることで賜杯も見えてくる。夏巡業中に違和感を覚えた右手のひらは「だいぶよくなった。もう大丈夫じゃないかな」と不安は消えてきた。前夜は部屋の地元にある亀戸天神の祭りに参加し、みこしをかついでリフレッシュ。「先場所は13勝したし、また強い気持ちで頑張ります」。綱への思いを途切れさせることなく、再び大きな壁に立ち向かう。  



 Zakzak 8月29日
<抜粋> 白鵬、綱も熱いうちに取れ…Vへ根性と体力の時
白鵬は歴代の大横綱たちを超えることができるのか。綱取り再チャレンジ。秋場所の新番付が発表された28日朝、白鵬は東京・墨田区の宮城野部屋で、朝青龍を倒して13勝しながら横綱に上がれなかった先場所をこう振り返った。「考えてもしようがないんだけど、もしあのとき横綱になっていたら、(今ごろ)どういう気持ちだったのかな、と考えることがあります」鉄を打つのと同じように、綱取りも熱いうちに一気に駆け上がるのが成功の秘訣。何度も足踏みを繰り返しているうちに勢いを失い、昇進し損なった大関はそれこそ枚挙にいとまがない。まだ心の隅にわだかまりが渦巻いている白鵬は、どうやってこの落ち込んだ気持ちを立て直すのか。育ての親の熊ケ谷親方(元前頭竹葉山)は「もう大丈夫。先場所直後、残念がっていたので、気晴らしに帰って親の顔でも見てこいよ、と1週間、モンゴルに帰したんですよ。そのあとの東北、北海道をまわる国内巡業に出るとき、100番、稽古してきますよと私に宣言して、本当にやってきました。いつまでも落ちこんでいたら、あんなこと、しません」と太鼓判を押す。合格ラインは13勝以上の優勝。白鵬はまだ関脇だった初場所から4場所連続して13勝以上している。さらにもう1場所、この過酷なハードルを飛び越えることを要求されているのだ。貴乃花が初めて5場所連続して13勝以上したのは横綱昇進の直前から直後にかけて。大鵬、北の湖は横綱に昇進後。千代の富士は横綱になって5年目にやっと記録している。現在、白鵬は21歳6カ月。すでに昇進年少記録では21歳2カ月の北の湖、大鵬には及ばないが、こちらでは大横綱を超えないと昇進できないことになる。いままで以上に根性や体力が問われる場所になりそうだ。  



 スポーツ報知 8月29日
<抜粋> 白鵬「東京は落ち着く」…けいこを再開
先場所に続いて綱とりの懸かる白鵬は29日、東京都墨田区の宮城野部屋でけいこを再開。しこを入念に踏んだ後、腕立て伏せなどで体をほぐす軽めの内容だった。名古屋場所では悪天候の影響で湿気を含んだけいこ土俵に悩まされたが「東京は落ち着くね」と“わが家”に戻っての再挑戦に新たな意欲がわいてきたようだ。今月上旬の夏巡業中に痛めた右の手のひらを気にすることもなく「いい汗をかいた。あしたから相撲を取るよ」と余裕たっぷりだった。  



 スポニチ 8月29日
<抜粋> 綱とり白鵬は154キロ
大相撲の十両以上の力士の身長、体重が29日発表され、綱とりに再挑戦する大関白鵬は1キロ増で自己最高の154キロ。  



 日刊スポーツ 8月29日
<抜粋> 白鵬が綱とりへけいこ再開
大関白鵬(21=宮城野)が綱とりへ始動した。大相撲秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)へ向けて29日朝にけいこを再開。しこやすり足など軽めのメニューで汗を流した。「始まっちゃったね。(先場所から)あっという間だった。(体調は)まだ分からない。まだ相撲を取ってないから」と話していた。  



 毎日 8月29日
<抜粋> 白鵬手のひら重症説を否定
一方、白鵬は同区の宮城野部屋で、土俵に入らなかったものの腕立て伏せやしこを踏んで体をならした。前日の会見で手のひらの痛みを強調されたのを嫌ってか、「ちゃんと握れるし、痛くなくなったよ」と慌てて重症説を否定。2場所連続の綱取りを「楽しみか」と問われ、重圧を思い出したのか、ボソリと「楽しみはないよ」。30日からは安治川部屋の安馬らとけいこする予定。  



 スポーツ報知 8月30日
<抜粋> 白鵬「やりたい」北京で土俵入り
秋場所で綱取りに再挑戦する大関・白鵬(21)=宮城野=が昇進した場合、来年にも中国・北京で土俵入りを行う夢を明かした。7月下旬、母国モンゴルに帰国した際、ユネスコから「平和芸術家」に任命され、アジアの子供たちが集まったイベントに参加し、感動。「来年は北京で開かれる。もし昇進したら土俵入りしたい」と話した。この日は、東京・墨田区の宮城野部屋で軽い調整。30日から本格的なけいこを始める。  



 中日スポーツ 8月30日
<抜粋> 白鵬、綱再挑戦
先場所に続いて綱とりの懸かる大関白鵬(21)=宮城野部屋=が「なす紺」色の締め込みで大相撲秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)の土俵に上がる。“勝負まわし”で綱とりに挑む。これまでの明るい青緑から、黒みが入った深い紫へ、白鵬が大きくイメチェンを図る。もともとは名古屋場所でお披露目する予定だったが、6月下旬に届いた締め込みは、業者の間違いでなす紺ではなく青に近かった。作り直しを依頼して今場所まで見送った。強いこだわりがある。番付発表から一夜明けた29日、東京都墨田区の宮城野部屋でけいこを再開。しこを入念に踏んだ後、腕立て伏せなどで体をほぐす軽めの内容だった。今月上旬の夏巡業中に痛めた右の手のひらを気にすることもなかった。「まあ、明日ですよ。今週、来週とアッという間だね」と白鵬。30日から本格的な場所前けいこを始める。輪島は黄金、千代の富士は黒と大横綱たちには自分の「色」があった。角界の頂点に手が届く勢いの21歳はなす紺を選んだ。心機一転、今度こそは綱をたぐり寄せる。 (中谷秀樹)  



 毎日新聞 8月30日
<抜粋> 出げいこで20番の申し合い 白鵬
白鵬が30日、自らの宮城野部屋に出げいこに訪れた安馬ら関取と約20番の申し合いを行った。安馬に振り回されて投げられたり、食い下がられて下から攻められ土俵を割る場面が見られ、まだエンジンがかからない様子。白鵬は苦笑いしながら「自分の動きは良かったんだけど、安馬にはついて行くのがやっと」。2人のけいこを見た安馬の師匠・安治川親方(元横綱・旭富士)は「立ち合いで当たった後に動きが止まる。直さないと先場所のような成績を残すのは難しい」と苦言。けいこ後は泥だらけの白鵬に「朝青龍のところに、自分から進んでけいこに行きなさい。自分もそうして上がった」とアドバイス。綱取りを何度も見送られた経験を持つ苦労人の言葉だけに、白鵬は「親方の言う通りに少しでも出来るよう、けい古します」と応える。【上鵜瀬浄】  



 スポニチ 8月31日
<抜粋> 白鵬 旭富士から綱獲りの心構え
大相撲秋場所(9月10日初日、両国国技館)で綱獲りに挑む大関・白鵬(21=宮城野部屋)が30日、立浪一門の先輩から綱獲り指南を受けた。弟子を率いて出稽古に訪れた安治川親方(元横綱・旭富士)に稽古後にあいさつすると「頑張れよ。規定は関係ない。相撲は自分との戦いだから」と声をかけられた。同親方は白鵬以上の好成績で何度も横綱昇進を見送られたことがあるだけに、精神面のアドバイスや横綱・朝青龍への出稽古指令に加え「まだ若いから、これから2回ぐらい横綱に上がれるよ」と激励。この日、関取衆と19番の稽古を行った白鵬は、先輩の言葉に真剣に聞き入って「いい話をしてくれた。結局は稽古しかないんですよ」と気持ちを新たにしていた。  



 スポーツ報知 8月31日
<抜粋> 白鵬けいこに専念しろ!「苦難」克服した安治川親方ゲキ
東京・墨田区の宮城野部屋で19番(14勝5敗)の申し合いをするなど本格的なけいこを開始。その白鵬に熱視線を送っていたのが、弟子の安馬らを出げいこに連れてきた安治川親方だった。横綱昇進を6度見送られ、すい臓炎に悩まされながらも頂点に立った経験から「常に前向きに頑張れ。相撲は自分との闘い。不安な気持ちを払しょくするにはけいこしかない」とゲキを飛ばした。白鵬は「けいこしかない。けいこをしたからこそ結果が出る」と感心しきり。横綱・朝青龍とのけいこも勧められると「行きます」と即答。この日から春日野部屋への出げいこを開始した最強横綱の胸を借りて勝負の場所に挑む。  



















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