1107465 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【ログイン】

マレーシア 今日考えた事&思った事

白鵬翔 07年NEWS37

 毎日 4月 25日
<抜粋> 
○…東京都墨田区の宮城野部屋では、綱取りの白鵬と新入幕・龍皇のモンゴル出身2人が並んで会見した。白鵬は、初優勝直後の昨年名古屋場所に13勝。綱取りを持ち越した翌秋場所は8勝止まり。その後の足の指の骨折を克服し、好機をつかんだ。「結婚もしたし、このチャンスを逃したくない」と意欲的だ。龍皇は入門から新十両までは6年かかったが、2歳年下の後輩、白鵬のけいこ台となって実力をつけ、十両は5場所で通過した。龍皇は「思ったより早く上がれた」と笑顔。目標を「8番勝ちたい」と言うと、脇から白鵬が「10番で敢闘賞。そして三役を目指すそうですよ」と口をはさみ、報道陣の笑いを誘った。  



 スポニチ 4月 25日
<抜粋> 白鵬「チャンス逃したくない」
横綱昇進を目指す大関白鵬は25日、同じモンゴル出身で新入幕の龍皇とともに東京都墨田区の宮城野部屋で記者会見し「チャンスだから逃したくない」と強い意気込みを口にした。昨年は2場所続けて綱とりに挑んだが失敗。ただ先場所の優勝で自信が戻ってきた。「いろんな経験をした。今回もどこかで硬くなるかもしれないけど、駄目だったら駄目でまた力をつけて頑張ればいい」と自然体を強調。場所前の5月上旬には第一子が誕生予定で「また優勝して、いいプレゼントをしたい」と照れ笑いを浮かべた。白鵬より1年兄弟子の龍皇は緊張気味。「徹底して突っ張って、落ちないように頑張る」と静かに闘志を燃やしていた。  



 時事 4月 25日
<抜粋> 
横綱昇進に再挑戦する白鵬は「体調は万全。チャンスだから逃したくない」と最高位への意気込みを語った。昨年は名古屋、秋場所と綱とりに挑んで失敗。「硬くなった部分もあった。今度も硬さが出ると思うが、やることをやって、駄目ならまた頑張ろうという気持ちでいく」という。春場所は劣勢でもあわてない取り口が多く、2度目の優勝。「春場所のようにまわしにこだわらない相撲を取りたい」と話すが、朝青龍には本割で敗れ、優勝決定戦でも立ち合いの変化で勝った。「(横綱という)壁を越えないと駄目」と朝青龍に勝つことを自ら昇進の条件に課した。春場所前に結婚した。夫人の話になると「応援してくれて、力になります」と笑顔も見せていた。(了)  



 スポーツ報知 4月 26日
<抜粋> 白鵬、我が子に誓う綱取り 3度目の正直だ
日本相撲協会は25日、夏場所(5月13日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。春場所で2度目の優勝を果たした東大関・白鵬(22)=宮城野=は、昨年の名古屋、秋場所に失敗した綱取りに再挑戦する。最近、通うようになったジムで驚異のパワーを見せるなど、2003年春場所の朝青龍(高砂)以来となる新横綱誕生への期待は大。5月5日に生まれてくる子供のためにも、連覇で悲願を達成する。もう、つらい思いはご免だ。3度目の正直へ。白鵬は強い決意を口にした。「やるだけやってだめなら仕方ない。でもチャンスだから逃したくない」2度続けてつかみ損ねた太い綱。春の優勝で再びたぐり寄せた好機は何が何でも物にする。思いは行動に表れた。幕内上位の時まで行っていたジムでの筋力トレーニングを再開。同部屋の新入幕・龍皇は「いつもと違う」とやる気を感じ取っている。天性のセンスと柔軟性が売りの体には、驚異のパワーが隠されていた。久しぶりに挑戦したベンチプレスで、なんと150キロを上げた。遠藤ジムの遠藤光男会長(64)は驚きを隠せない。「力が強い押し相撲で上げる人はいるけど(白鵬のような)四つ相撲の力士はベンチプレスが弱いんです」これまで器具を使わず、けいこで鍛えた体は知らずのうちにパワーアップ。鬼に金棒となった。2月に結婚した紗代子夫人(23)が5月5日に出産予定。「優勝したい」生まれてくる赤ちゃんに優勝を誓った。挙式の日取りは未定だが、育ての親・熊ケ谷親方(元幕内・竹葉山)は「横綱になってからという考えだろう」と今場所に懸ける意気込みを代弁した。鬼門は、過去2度の綱取り場所で黒星を喫した初日。「経験したことは大きい。初日に勝ちたい」苦い教訓を糧に、今度こそ最高位を射止める。  



 スポニチ 4月 26日
<抜粋> 白鵬「3度目の正直」で綱獲り!
半年前とは明らかに違っていた。50人以上の報道陣が集まり、熱気に包まれた会見場で、白鵬は終始落ち着いた表情を見せた。綱獲りを懸けた昨年の名古屋場所と秋場所は緊張と重圧に押しつぶされ、土俵に集中できなかった。今では、その苦い経験を冷静に振り返れるほど、心にも余裕が芽生えている。「やることをやって駄目ならまた力をつけて頑張ればいい。でも、チャンスだから逃したくない」。3度目の正直へ、夏場所の主役は揺るぎない決意をにじませた。大きな励みとなっているのが「新しい家族」だ。場所前の5月上旬に第1子が生まれる予定で、「子供のためにも優勝という気持ちはあります。いいプレゼントをしたい」と語った。春場所前に結婚した紗代子夫人からは食事面などでサポートを受けており、家族の存在が大きな支えになっている。会見では自然体を強調したが、綱へのこだわりは強い。15日の神奈川・横須賀巡業後の打ち上げでは関係者に「(綱を)狙います」と決意を伝えている。育ての親でもある熊ケ谷親方(元前頭・竹葉山)は「そういうことを言えるのも自信があるからだろう。8割方いけるだろう」と期待を寄せる。過去の苦い経験が白鵬をひと回り大きくさせた。  



 日刊スポーツ 4月 26日
<抜粋> 
大関白鵬(22=宮城野)が25日、夏場所(5月13日初日、両国国技館)での綱とりを宣言した。日本相撲協会は同日、大相撲夏場所の番付を発表した。春場所で2度目の優勝を決めた白鵬は、場所前に生まれる我が子に綱をプレゼントすることを明言した。3度目の綱とり場所だが、心身とも過去にないほど充実している。また里山(25)と龍皇(24)が新入幕を果たし、安馬(23)は新関脇、豊ノ島(23)は新小結に昇進した。穏やかな口調は、あふれる自信の表れだ。白鵬は「体調は万全ですね。チャンスだから逃したくないし、生まれてくる子供のためという気持ちはある。優勝して綱をプレゼントしたいですね」と優勝宣言した。2月に紗代子夫人と結婚。場所前の5月5日が、第1子の誕生予定日だ。「連続優勝で横綱昇進」を我が子に贈ろうと士気を高めた。入門時から指導している熊ケ谷親方(元前頭竹葉山)は「(綱とりだった)昨年名古屋と秋場所はどこか突っ掛かったような言い方だったけれど、今は自信があるから和やかな言葉遣いになっている。体調は過去にないくらいいいよ」と期待を高めた。早速、今日26日から部屋でけいこを再開し、来月3日からは精力的に出げいこする予定だ。「今回は取りこぼさない。まわしにこだわらずに、組んでよし、離れてよしの相撲を取りたい」。万能横綱へ、白鵬が「取って十分」の左前まわしのこだわりを捨ててがむしゃらに白星を重ねる。  



 デイリースポーツ 4月 27日
<抜粋> 
大関白鵬が夏場所後に横綱昇進を決めた場合、後援会から贈られる化粧まわしを、日本画家の川崎春彦氏が描くプランがあることが26日、わかった。同氏は横綱貴乃花の化粧まわしを手がけたことでも知られている。白鵬の入門時からの育ての親、熊ケ谷親方(元幕内竹葉山)は「横須賀の後援会から贈られると思う。川崎さんにお願いするようだ」と説明。まだ計画段階とはいえ、横綱昇進を狙う白鵬には大きな励みとなる。宮城野部屋でけいこを再開した白鵬はしこやすり足、ストレッチなどで約40分間、体をほぐした。同部屋の龍皇と談笑するなどリラックスムード。綱とりに失敗した昨年を振り返りながら「全然違う。去年は場所前から緊張した。(優勝した)先場所のように落ち着いてやれればいい」と冷静に話した。  



 中日スポーツ 4月 27日
<抜粋> 
大相撲夏場所(5月13日初日・両国国技館)で綱とり大関の白鵬(22)=宮城野部屋=は番付発表から一夜明けた26日、宮城野部屋でしこやすり足、腕立て伏せで汗をたっぷり流した。22日の春巡業終了後は休養しており、この日は相撲を取らなかったが、けいこ後も1人居残り、てっぽう柱に向かった。はじけるような肉体を披露し、体調の良さをアピールだ。ゴムまりのようにはじける胸筋。白鵬は春巡業の22日以来、4日ぶりに体を動かしたということで相撲は取らなかった。 「調子や気持ちはいつもと変わらない」と話したが、体を見れば調子の良さは歴然。これが鍛え上げた男の肉体というのをまざまざと見せつけた。「肌のツヤや張りが違う。ケツの肉が盛り上がっている」。部屋付きの熊ケ谷親方(元幕内竹葉山)の言葉は男の白鵬に向けられた褒め言葉。「しこや鉄砲、すり足をしっかりやっているからだ」と目を細める。この日、相撲教習所であった力士会の前に体重測定があったが、白鵬は先場所より1キロ増えて155キロ。だが、数字以上に体を大きく見せている。この日はしこ踏みとすり足、もも上げダッシュなどで汗を流したが「明日からは相撲を取ると思う」と白鵬。格闘技の世界では、鍛えた体を客に見せるのも商売のひとつという考え方もある。心技体のうち、まず「体」では綱を張る男にふさわしいそれだった。 (中谷秀樹)  



 スポーツ報知 4月 28日
<抜粋> 白鵬15番全勝、綱取りへ好調
大関・白鵬(22)=宮城野=が、綱取りを狙う夏場所(5月13日初日、東京・両国国技館)へ向け、悪夢を払拭(ふっしょく)した。27日、東京・墨田区の宮城野部屋で本格的なけいこを開始。出げいこに来た幕内・朝赤龍(25)=高砂=、同部屋の新入幕・龍皇(24)との申し合いで15戦全勝と最高の滑り出しを見せた。因縁の相手を完封した。綱取り初挑戦となった昨年名古屋場所初日、痛い黒星を喫した朝赤龍に8戦全勝。力強い攻めを見せ「名古屋のことはいつまでも引きずってはだめだから。いいけいこになったよ。息も上がらなかったし」と汗をぬぐった。朝赤龍は「強いね」とお手上げ状態。育ての親・熊ケ谷親方(元幕内・竹葉山)が「初日に勝てば全部いける」と全勝Vを予測するほどの好調ぶり。悲願達成へ視界は良好だ。  



 デイリースポーツ 4月 28日
<抜粋> 白鵬は絶好調!関取相手に15番全勝
大関白鵬が、大相撲夏場所(5月13日初日・両国国技館)での綱とりへまた一歩ステップを上がった。27日、都内の宮城野部屋で、春場所優勝後初めて関取衆を相手に胸を出した。出げいこに来た元三役の朝赤龍に8戦全勝、新入幕の龍皇にも7戦全勝と15番取って無敗。「体が動いたし、息も上がらなかった」と、満足の笑顔を見せた。朝赤龍は因縁の相手だ。綱とり初挑戦の昨年名古屋場所で初日に黒星を喫し、昇進の夢を打ち砕かれただけに、自分の相撲で圧倒したこの日は舌の回転も滑らか。「相手は横綱とけいこしているから強い。それに負けなかったんだからね」と、自己評価した。1勝もできなかった朝赤龍はお手上げポーズで「強くなっているね。先場所よりいいよ。落ち着いていて大きい感じ」。育ての親の熊ケ谷親方(元前頭竹葉山)も「順調。立ち合い低くなったし、余裕が出てきた。初日勝ったら全部いきそうだね」。場所前は5月10日まで無休でけいこをし、勝負の本場所に備える。  



 デイリースポーツ 5月 1日
<抜粋> 白鵬 同郷の1000人に“綱とり”誓う
大関白鵬が4月30日、1000人を超えるモンゴル人の前で綱とりを誓った。東京・練馬区の光が丘公園で開催された国内最大のモンゴル春祭り「ハワリンバヤル2007」に横綱朝青龍、新関脇安馬らとともに顔を出し、朝青龍の到着前に「夏場所は綱とり頑張りますので応援よろしくお願いします」と、力強く言い切った。前日、前々日はけいこを休んだが、この朝は新入幕の龍皇、十両光法を相手に25番。低い踏み込みから右を差す内容は休養明けを感じさせなかった。朝青龍が会場に到着後は会話こそなかったものの並んでモンゴル相撲を観戦。「この催しに来たのは3回目だけど毎年盛り上がるね」と、本番前の短いリラックスタイムを楽しんだ。  



 サンケイ 5月 1日
<抜粋> 朝青龍に白鵬も…品格問われる振る舞い 相撲協会に抗議殺到
大相撲夏場所(13日初日・両国国技館)を前に、模範となるべき横綱朝青龍と大関白鵬の手荒いけいこや振る舞いに対し、批判の声が上がっている。朝青龍は4月30日に時津風部屋へ出向き、新小結豊ノ島の首を巻いて後方にひねりつぶすように倒した。23歳のホープは右ひざと右足首を負傷し「何となくやられる予感はあった。調子がよかっただけに残念」と嘆いた。伸び盛りの力士をけいこ場で徹底的に痛めつける朝青龍の“手法”が報道で表面化した1日には、朝から日本相撲協会に抗議電話が殺到した。普段は穏やかな白鵬も1日は大島部屋へ出げいこし、十両の旭南海に思い切り平手打ちをしたり、寄り切った後に羽目板へ突き飛ばすなど駄目押しを連発した。7歳も年上の相手を敬う姿勢は全く見られず、大島親方(元大関旭国)から「横綱に上がろうとする者が、そんなけいこをしたら駄目だぞ」と注意を受けた。だが白鵬は「気にしない。気にしてどうするの。横綱が激しいけいこをやったと聞いたから気合を入れたんだ」。反省する様子がなく、綱とりに挑む大関の品格を問われかねない。  



 毎日 5月 1日
<抜粋> 朝青龍と白鵬、師匠にたしなめられる 出けいこで
大相撲夏場所(5月13日初日)を前に、朝青龍と白鵬が、出けいこ先で熱が入りすぎ、師匠にたしなめられた。1日は白鵬が、夏場所前では初の出げいこになる大島部屋へ。十両・旭南海との申し合いで、ひじを使って思い切りぶちかましたり、つり落としや、ひざ裏側をかかとでけるような外掛けなどの荒技を連発。見かねた大島親方(元大関・旭国)が「相手を壊すようなけいこはだめだよ。横綱(朝青龍)のまねをしちゃいかん」と苦言を呈した。その朝青龍はこの日、出羽海部屋で鶴竜をつり落としたり、切り返してなぎ倒すなど13番の「荒げいこ」。前日には時津風部屋で横綱と申し合いをした豊ノ島が、右ひざや右足首に全治2週間のけがを負った。時津風親方(元小結・双津竜)は1日、豊ノ島の通院に付き添い「5日の横綱審議委員会けいこ総見は休ませる」と言明。「横綱は受けて立つのがけいこの常道のはずなのに。やりすぎかな、と思う」と困惑していた。【上鵜瀬浄】  



 中日スポーツ 5月 2日
<抜粋> 
綱とりに挑む大関白鵬(22)=宮城野部屋=が1日、出げいこ先の大島部屋で暴走した。十両旭南海(29)=大島部屋=ら格下力士を相手に激しいけいこを敢行。前日4月30日に横綱朝青龍が出げいこで小結豊ノ島を負傷させたばかり。横綱に続いて横綱候補が連日の大暴れだ。白鵬が“朝青龍化”した。十両最下位の西14枚目の旭南海をターゲットに、相撲の範ちゅうを超えたけんかファイトを仕掛ける。勝負がついた後の平手打ちやキックに加え、けいこで土俵に倒れた相手の体にヒザで体重をかけ、顔面を手で土俵に押さえつけるなどやりたい放題。KO状態に追い込むと、今度は大島親方(元大関旭国)の方を向いて「なんだ、もう終わりか?」と、プロレスの暴走王・小川直也と同じ挑発的なセリフを吐く始末。目は完全に飛んでいた。朝青龍に触発された。前日に時津風部屋で出げいこした横綱が、荒っぽいけいこで小結豊ノ島の右足を負傷させた。この日朝、育ての親・熊ケ谷親方(元幕内竹葉山)から一件を伝え聞いた白鵬は「(朝青龍が)K-1みたいなことをやったんだ」と笑っていたというが、今度は自分も熱くなってしまった。「横綱が激しいけいこをやったと聞いてから、気合を入れてやろうと思った。自然と参考になっちゃったのかな…」。親方が反面教師に教えたことを、悪い手本にした。けいこ後、大島親方に呼び止められて「壊すようなけいこをしたら駄目。横綱のああいうまねをしたら駄目だよ」と厳しくたしなめられた白鵬。報道陣にその件を触れられると「気にしてどうする?」と言い放った。穏健派から武闘派へのひょう変。朝青龍に続く暴挙は、綱を張ろうという男のイメージダウンは必至だろう。  



 日刊スポーツ 5月 2日
<抜粋> 
大関白鵬(22=宮城野)が朝青龍のマネをして、大島親方(元大関旭国)に怒られた。1日、大島部屋に出げいこし、十両相手に23番(全勝)取った。旭南海にダメを押し、つり上げて土俵上にたたきつけ、落ちた体の上に全体重をかけて乗るなど、負傷してもおかしくない激しい内容だった。「鼻血を出したのは、生まれて初めてです」と流血した旭南海は、午後の予定をキャンセルするほど、痛めつけられた。還暦を祝うため、赤いまわしを締めていた大島親方からは「横綱のマネをしたらダメだよ。相手を壊すようなけいこをしちゃダメ。勝って当たり前なんだから」と厳しく注意された。夏場所(13日初日、両国国技館)で綱に挑戦する白鵬は「昨日、横綱が激しいけいこをしたと聞いて、それが参考になっちゃったのかな。だんだんやっているうちに熱くなった」と素直に反省した。横綱朝青龍の人格問題が浮上した時、白鵬は「心・技・体のそろった横綱を目指す」と話している。しかしこの日の行動は、横綱の人格とはあまりにも懸け離れたものだった。5日には横綱審議委員会けいこ総見がある。心を入れ替えることが、綱への近道かもしれない。【盧載鎭】  



 サンスポ 5月 2日
<抜粋> 
大相撲夏場所(13日初日、両国国技館)で綱とりを目指す大関白鵬(22)が1日、東京・墨田区の大島部屋へ出げいこ。十両旭南海(29)に激しい技を見舞い、見かねた大島親方(元大関旭国)から「横綱のまねをしたらダメだ」と一喝された。前日(4月30日)には横綱朝青龍(26)が新小結豊ノ島(23)の右ひざなどをけいこ場で破壊したばかり。朝青龍に対抗した白鵬に“朝青流”の停止命令が出た。

鬼の形相の白鵬が、けいこ先の関取を血祭りにあげた。標的は、申し合い(実戦げいこ)の相手になった旭南海だ。顔面に思い切り平手打ちをかまし、寄り切った後に羽目板へ突き飛ばす。高々と持ち上げてから頭から真下に投げつけるつり落としに加え、外掛けを狙うふりをしたローキック、さらには倒れたところに全体重を預けるボディープレスも。泥だらけになって土俵に倒れ伏した旭南海から、荒い息がもれる。モンゴル出身大関が、鹿児島県出身で7歳年上の兄弟子への常識破りの“かわいがり”。大島親方が思わず怒声をあげた。
「壊すようなけいこをしてはダメだ。勝って当たり前なんだから」
先場所で優勝。夏場所での綱とりに意気あがる大関が、夏場所前に初めて行った出げいこで、幕内旭天鵬、龍皇らと23番の申し合いをし、全勝。それだけならよかったが、申し合いの中で旭南海をいたぶって格の違いをみせたところで、異例とも言える出げいこ先の親方からの叱責となった。けいこ後も、大島親方の怒りは収まらなかった。白鵬を呼び寄せ、「横綱みたいに、ああいうまねをしたらダメだ。(大関まで)上がってくるのに、あんなけいこをしていたか」と説教。白鵬は「ハイ」と小さくうなずいて肩をすぼめた。前日には、時津風部屋へ出げいこした朝青龍が、豊ノ島の首を巻いて後方にひねりつぶすように倒し、右ひざなどに全治2週間のけがを負わせた。本場所で対戦が予想される力士をけいこ場で徹底的に痛めつけ、恐怖心を植え付けるのが朝青龍の流儀だ。が、大島親方は、無抵抗の相手に駄目を押すようなけいこの手法を断罪した。白鵬にとって、最大の壁になるのが朝青龍。その横綱を意識するかのような行動だった。「自然と出た。横綱が昨日、激しいけいこをしていた、と聞いたので参考になっちゃったのかな。気合を入れて(けいこを)やろうと思った」。本場所では倒した相手に手をさしのべることも多い白鵬のけいこ場での大変身は、朝青龍への強い対抗意識から出たようだが…。5日には第1子が誕生予定で、夏場所にかける意気込みは強い。白鵬は「あんまりやるとお互いけがするし…」と反省の色をみせた。横綱は「力量」に加え『品格』も問われる。横綱審議委員会でたびたび「品格に欠ける」と指摘されている朝青龍は、反面教師。“朝青流”では、心技体の揃った真の王者にはなれない。(大塚功)
◆白鵬の育ての親、熊ケ谷親方(元幕内竹葉山)
 「けいこ前に朝青龍の話をして、『K-1みたいなことはやっちゃいかん』と言ったが、急に熱くなったみたいだね。つり落としは一番危ないし、日本人はああいうのを嫌がる。これから本人にもきちんと話します」
◆旭南海
 「(激しいのは)いつものことですから、大丈夫です。自分はスタミナもありますから」  



 スポニチ 5月 2日
<抜粋> 
大相撲夏場所(13日初日、両国国技館)で綱獲りに挑む大関・白鵬が1日、大島部屋への出稽古で十両の旭南海を手荒く痛めつけた。思い切り平手打ちをしたり、寄り切った後に羽目板へ突き飛ばすなど、7歳も年上の相手を敬う姿勢はゼロ。さすがに大島親方(元大関・旭国)から「横綱に上がろうとする者がそんな稽古をしたら駄目だぞ」と注意された。30日には時津風部屋へ出向いた横綱・朝青龍が新小結・豊ノ島にヘッドロックをかけて後方にひねりつぶすように倒し、病院送りにしたばかり。右ひざと右足首のじん帯損傷で全治2週間と診断された豊ノ島は「場所には間に合うと思う」と話したが、日本相撲協会にはファンから抗議電話が殺到した。それでも白鵬は「横綱が激しい稽古をやったと聞いたから気合を入れたんだ」と反省する様子はなかった。
≪横審でも話題に≫朝青龍と白鵬の品格に欠ける稽古態度に関し、横審の石橋前委員長は「それが本当ならけしからん。限度というものがあるし、ケガをさせては何もならない。白鵬も大事な時期なのに悪いところをまねてどうする」と残念そうに話した。横審は内規で注意、激励、勧告などの処分を下すことができる。石橋氏も「皆さんで話し合ってみます」と事態を重く見ており、全委員が出席する5日の稽古総見(両国国技館本土俵)で話題になる可能性を示唆した。   



 スポニチ 5月 3日
<抜粋> 白鵬“暴れん坊一変”大人の振る舞い
大関・白鵬が2日続けて東京・墨田区の大島部屋に出向き、25番(24勝1敗)の意欲的な稽古を消化した。前日の稽古で手荒く痛めつけた十両・旭南海には時折アドバイスを送るなど、大関らしく振る舞った。熊ケ谷親方(元前頭・竹葉山)も「きのうは行きすぎたところがあったので注意した。冷静になれば大丈夫」と目を細めた。3日からは立浪一門の連合稽古が始まるだけに「5日の総見まで大事な3日間になる」と白鵬も気を引き締めていた。  



 サンスポ 5月 3日
<抜粋> 
朝青龍が出げいこで新小結の豊ノ島をプロレスまがいの過剰な技で痛めつけた。ヘッドロックのように首を抱えてねじり上げ、反った状態で崩れたところに体重をかけたという。気の毒にも豊ノ島はじん帯損傷で全治2週間と診断された。もし休場を余儀なくされたら、民事訴訟で“損害賠償”を請求してもいいほどだ。師匠のいうことは聞かない。巡業では、けいこに出ない。先日の「維持員会との意見交換会」という協会の公式行事もすっぽかす。そのうえ、けいこでは若手を伸ばすことが横綱の務めなのに常識外れの荒技で、けがまでさせた。まさに朝青龍は、やりたい放題という感じで、協会からは何のおとがめもないのも不思議だ。しかも、翌日の1日には夏場所が綱取り場所となる白鵬までが、けいこ場で朝青龍のまねをして相手を痛めつけた。一体、何を考えているのだろう。こういう報道を見るたびに、数百年という時の流れに良き伝統がはぐくまれてきた大相撲が、ここにきて急激に変質しているような気がしてならない。一つはっきりしたのは朝青龍は8年、白鵬は6年も相撲界にもいるのに国技の心を、まったく理解していないことである。それでも相撲さえ強ければ、何をやっても文句はいわれない。こんな居心地のいい世界はあるまい。しかし、見ている方はもう、うんざりだ。このままほうっておいたら、大相撲は変質どころか土台から崩れてしまう。「力士は強く、謙虚で、粋で、雅(みやび)であらねばならない」といったのは横審委員の内館牧子さんだ。そんな力士像のかけらもなく、ただ強ければいいというのなら、モンゴルの大草原で思う存分暴れ回ればいい。
(サンケイスポーツ・今村忠)  



 デイリースポーツ 5月 3日
<抜粋> 
大相撲の大関白鵬が2日、都内の大島部屋で連日の出げいこ。前日は十両旭南海を“かわいがり”、大島親方から注意を受けたが、この日は落ち着いた態度で18番取って17勝。土俵に下りた時には親方から「壊しにきたんか」と“けん制球”を投げつけられたが「今日は普通にやりました」とクールに話した。旭南海とは幕下時代からの友人で、前日の猛げいこは今場所十両西14枚目まで降格した旭南海へのいわば“愛のムチ”。「頑張ってほしいからね。ちょっと厳しくけいこをしてしまった」と、反省していた。  



 毎日 5月 3日
<抜粋> 
大相撲夏場所(5月13日初日)を前に、3日は、友綱部屋(東京都墨田区)で立浪一門の連合げいこがあり、一門の白鵬と魁皇、出向いた千代大海の3大関が互いに相手を回し合う「三番げいこ」に励んだ。最も精力的だったのが2連覇で綱取りを狙う白鵬。大関同士で20番取り、後半は不利な体勢からでも右差しで相手の勢いを止めて万全の寄り。5日の横綱審議委員けいこ総見に向け、まずまずの仕上がりだった。白鵬は「ここで調子が良くても、本場所は立ち合いが違う。難しいよ」と慎重だったが、「大関と取ると気分が違う」と手応えも感じていた。千代大海は、貴ノ花(故・二子山親方)に並ぶ歴代1位の大関在位50場所をカド番で迎える。「白鵬は立ち合いがうまくなった。こっちもしんどいけど踏ん張る」と気合を入れた。前日、追突事故が発覚した旭天鵬も参加。師匠の大島親方は魁皇に胸を出すよう指示し、ぶつかりげいこ。若い衆のように、砂まみれで首を引っ張られると、大島親方は「まだまだ修行が足りない」とゲキを飛ばした。【上鵜瀬浄】  



 日刊スポーツ 5月 4日
<抜粋> 綱取り白鵬が立会いを研究
綱を目指す大関白鵬(22=宮城野)が3日、夏場所(13日初日、両国国技館)に向け、立ち合いを研究した。東京・墨田区の友綱部屋での立浪一門連合げいこに参加し、大関魁皇、千代大海と20番こなした。大関とのけいこ前に、安馬ら関取衆と先に5番(全勝)をこなしてからの「ハンディマッチ」だったが、14勝6敗の強さを見せた。「千代大海関は立ち合いが速いから、考えながらやった。僕は素早く立てないけれど、いいけいこができたね」と満足げな笑みを浮かべた。けいこ後、千代大海からは「左半身のあの立ち合いは何? まったく押せないんだけど」と言われ、早速効果があったもよう。連合げいこは今日4日も行われる。また3大関が集まる予定で「大関とやると全然違う。けいこと本番は違うけど、体は自分なりに動いているよ」と、横綱昇進へ手応えをつかんだ。  



 デイリースポーツ 5月 4日
<抜粋> 白鵬大関組連破“綱とり調整”順調
大相撲夏場所(13日初日・両国国技館)、立浪一門の連合げいこが3日、都内の友綱部屋で行われ、大関白鵬は千代大海、魁皇の両大関との申し合いで20番取って17勝、全体でも25番で21勝と綱とりへ弾みをつけた。ベテラン大関2人のうめきがけいこ場に響いた。千代大海は得意の突っ張り、のど輪を逆に白鵬に見舞われて土俵を割り「くそー」を連発。最初の一番は右上手投げで白鵬を崩した魁皇もその後は手も足も出ず「はー、駄目だ」と天井を見上げた。この日は元横綱千代の富士の九重親方から「相手に合わせちゃ駄目だよ」と、自分の相撲を取り切るようアドバイスされ「自分は体重があるから立ち合いが遅いけど、焦って出る必要はないと分かった」と収穫は十分。育ての親の熊ケ谷親方(元幕内竹葉山)も「今日の相撲なら間違いなく(横綱に)上がる」と、合格点をつけた。  



 スポニチ 5月 4日
<抜粋> 先輩大関陣を圧倒13連勝
大相撲夏場所(5月13日初日、両国国技館)で綱獲りを目指す大関・白鵬が、東京・墨田区の友綱部屋で行われた立浪一門の連合稽古に参加。千代大海、魁皇の両大関との申し合いで勢いの違いを見せつけた。白鵬は2日間の連合稽古と5日の横審稽古総見を「重要な3日間」と位置づけていた。稽古不足を指摘された春巡業の汚名返上とばかり、3大関が奮起。白鵬も相手の激しい当たりを受け止めると、重心の低い攻めで親方衆をうならせた。終盤は完全に先輩大関を圧倒して13連勝。魁皇に「ダメだぁ~」と音を上げさせるシーンもあった。この日は26番取って大関戦は17勝4敗。まさに横綱級の強さを見せた白鵬は「大関とやると全然違うね。一発がある。自分なりに動けていると思う」と満足そうに振り返った。   



 デイリースポーツ 5月 5日
<抜粋> 白鵬に苦言「朝青龍と稽古せよ!」
大相撲夏場所(13日初日・両国国技館)で綱とりを狙う大関白鵬が4日、都内の友綱部屋で行われた連合げいこで汗を流した後、元横綱旭富士の安治川親方に価値ある苦言をもらった。白鵬はこの日、計17番取って13勝4敗。魁皇、千代大海の両大関との申し合いに限っては6勝2敗の内容を見守った後で、安治川親方は「立ち合いが物足りない。差しにいくのか、まわしを取りにいくのか、突っ張るのか、取る前にきちんと決めていない。ただ何となく立っている」「横綱に上がりたいなら朝青龍とけいこすべき。自分から出げいこに行くくらいでないと駄目」と、一門の大先輩として不満をぶつけた。この言葉を伝え聞いた白鵬は「いろいろ試しているんだけどね」と首をかしげたが、横綱とのけいこの勧めについては、5日の横綱審議委員会けいこ総見を見据え「横綱とけいこするし、横審の委員にいいところを見せたい。自分を試したいですね」。第63代横綱の苦言を胸に刻み、いよいよ横綱との“前哨戦”に挑む。  



 日刊スポーツ 5月 5日
<抜粋> 白鵬、横綱総見で朝青龍と前哨戦
大相撲夏場所(13日初日=両国国技館)で横綱昇進をかける大関白鵬(22=宮城野)に、立浪一門の安治川親方(元横綱旭富士)が「指令」を発した。立浪一門の連合げいこが4日、東京・墨田区の友綱部屋で行われた。白鵬は大関魁皇らと17番(13勝)取ったが、同親方は「横綱に上がりたいなら、横綱とけいこしないとダメだ。自分から行かないと」と注文をつけた。この忠告を受け白鵬は早速、行動に移す。今日5日に両国国技館で一般客にも無料公開される横審けいこ総見で「横綱とは昨年7月以来けいこしていない。明日は胸を借りたい」と朝青龍と手合わせすることになった。因縁対決“前哨戦”を前に「過去にないくらい調子がいいし、いい緊張感がある」と白鵬。第1子の出産予定日でもある今日5日の総見後には若い衆とのボウリング大会を予定するなど、精神的にも充実した状態で綱とり場所に臨む。  



 サンスポ 5月 5日
<抜粋> 
その気になった。綱とりに向けて、最大の壁は朝青龍であることはわかっている。5日に行われる横審のけいこ総見で、白鵬が横綱に“前哨戦”を突っかける。「(総見では)横綱と(けいこを)やるでしょう。最近は(横綱と)全くしていなかったから、楽しみ。どれだけいいところを見せられるか、試してみたい」と意欲をみせた。いっきに横綱昇進を決めたい。春場所を制し、夏場所で2場所連続優勝を果たせば、横審の内規によって昇進は確実。そのためにも、朝青龍に自らの成長をみせつけ、横綱にプレッシャーをかけるのだ。最近、2人の場所前の申し合い(実戦げいこ)は昨年の名古屋場所前に行われて以来、遠ざかっている。出げいこ先の部屋で顔を合わせることもあったが、互いに意識するかのように相撲をとることはなかった。本場所では白鵬の通算4勝9敗だが、実現すれば、約10カ月ぶりの“ガチンコげいこ”となる。白鵬は前日の連合げいこで、魁皇、千代大海を相手に通算16勝4敗と圧倒。この日も魁皇に5勝2敗、千代大海に1勝の6勝2敗と好調ぶりをアピール。けいこを見守った安治川親方は自らの経験をもとに、「横綱を目指すなら、横綱とけいこしないとダメ。自分から胸を借りにいかないと…」と注文をつけた。先輩横綱の言葉にもしたがい、満を持して朝青龍にぶつかっていく。「春場所優勝で自信はついた。あとは、けいこしかないですからね」。“朝青龍超え”に、火の玉となる。(大塚功)  



 サンスポ 5月 5日
<抜粋> 白鵬、綱とりへ物足りない内容 無料公開の横審けいこ総見
大相撲の横綱審議委員会(横審)による夏場所(5月13日初日・両国国技館)のけいこ総見が5日、東京・両国国技館で一般に無料公開して行われ、大関白鵬は12番で8勝4敗と、綱とりを狙う場所前としては、やや物足りない内容だった。横綱朝青龍とは1番だけ対戦して投げに屈した。先場所、優勝決定戦で白鵬に敗れた朝青龍は大関の琴欧洲、魁皇、千代大海らとも顔を合わせ9戦全勝。21度目の賜杯獲得へ順調な仕上がりを披露した。白鵬以外の3大関は精彩を欠いた。高血圧などで先場所途中休場した大関栃東や、右のひざと足首を故障している新小結豊ノ島は欠席した。  



 スポーツ報知 5月 6日
<抜粋> 
一般公開に詰め掛けた8450人の大観客を、沸かせることができなかった。「やることはやった」納得の表情を見せた白鵬だが、気迫のなさを指摘する声が上がった。「昇進には13勝は欲しい。12勝でも優勝争いに絡めば」とした横審の海老沢勝二委員長(元NHK会長)は「もっと気力を充実させて欲しい」と課題を突きつけた。北の湖理事長も「番数が少ない。訴えるものに欠けた」と話した。期待された朝青龍とは、右上手投げで土俵に転がされた1番のみ。「横綱が途中でひじを痛めたから。できたらけいこしたい」と、場所前の出げいこでのリベンジを示唆していた。  



 スポーツ報知 5月 8日
<抜粋> 
横綱昇進を目指す大関白鵬は8日、東京都墨田区の出羽海部屋へ出げいこ。売り出し中の豊真将や栃煌山らと16番。右四つで得意の左上手を引く相撲は力強く「いい汗をかいた。徐々にだけど、いい感じでできている」と充実感を漂わせる。勝負の場所の開幕まで1週間を切ったが「今のところプレッシャーは全然感じない。自分のペースでやるよ」と順調な調整ぶりをアピールした。 



 サンスポ 5月 9日
<抜粋> 夏場所で綱とりを目指す大関白鵬、豊真将を一蹴
夏場所で綱とりを目指す大関白鵬が8日、東京・墨田区の出羽海部屋へ出げいこし、初日の対戦が予想される幕内豊真将相手に3連勝するなど、16番取って14勝2敗といい汗を流した。「自分のペースでできている。豊真将? いまいちだね、力を出していないね」と不満を見せながらも表情は明るい。けいこを見守った相撲解説者の元横綱北の富士さんは「実力的には、いつ横綱になってもいい。機は熟した? そうじゃないの」とエールを送っていた。  



 時事 5月 10日
<抜粋> 
大相撲夏場所が13日から東京・両国国技館で始まる。春場所で2度目の優勝を果たした白鵬が綱とりに再挑戦。賜杯奪回を目指す朝青龍との優勝争いが最大の焦点となる。白鵬の仕上がりは上々のようだ。気迫の欠けるけいこに親方衆からは不満の声も聞かれたが、肌つやはよく、腰周りの筋肉も充実している。体調に不安がないとなれば、注目は重圧との戦い。昨年の名古屋、秋場所と過去2度の綱とり場所では、いずれも初日に黒星を喫して結果的に横綱昇進を逃した。今回も序盤の取りこぼしは命取りになりかねない。春場所まで3連敗と合口の悪い稀勢の里戦が、前半のキーポイントとなりそうだ。朝青龍は、横綱になってから2場所続けて優勝を逸したことがない。相変わらずけいこ量は少ないが、ここ一番での集中力は群を抜く。白鵬の綱とりに再び待ったをかけられるか。春場所の優勝決定戦で、注文相撲で敗れた悔しさも晴らしたいだろう。新関脇の安馬は着実に力を付けており、前に出る相撲で横綱、大関陣を脅かせるか。一方、新小結の豊ノ島は朝青龍とのけいこで右のひざと足首を負傷。初日から強行出場するが、苦しい土俵が続きそうだ。幕内上位には豊真将、栃煌山ら楽しみな若手がそろった。上位陣への挑戦も見どころの一つになる。(了)  



 デイリースポーツ 5月 10日
<抜粋> 
綱とりの大関白鵬が10日、場所前のけいこを打ち上げた。11日は休養し、12日は朝から先場所の優勝額贈呈式に出席。この日は東京都墨田区の宮城野部屋で新関脇の安馬らと続けて14番取り「いいと思う。けいこをやったなという感じ」と、これまでの調整を笑顔で総括した。注目される場所については「あまり考えず、先場所のようないい緊張感でやりたい。初日が楽しみだね」と自信をのぞかせていた。   



 朝日 5月 12日
<抜粋> 荒げいこで朝青龍に似てきた白鵬
先月30日。出げいこした時津風部屋で新小結豊ノ島をエビ反りの危険な状態からひねり倒した。豊ノ島は右ひざと足首の靭帯(じんたい)を痛め、全治2週間のけがを負った。プロレス風の技をかけられた本人は「けいこですから」と話したが、師匠の時津風親方(元小結双津竜)の怒りは収まらない。「過去の横綱で相手を壊すような人はいなかった。『横綱』の意味を考えてもらいたい」その3日前、東京都内で開かれた優勝20回達成記念パーティーで上機嫌の横綱はこう話した。「白鵬の綱とり? 気持ちは分かるが、土俵では『壁』になる。この世界、勝つしかない。明日から鬼になるよ」言葉通りの荒げいこで自身の調子を上げた。今月1日。今度は白鵬が大島部屋への出げいこで十両旭南海に似たような行いをした。つり落としや、すでに土俵に落ちた相手の顔に体重をかけていった。見かねた大島親方(元大関旭国)が途中で「壊すようなけいこはダメ。勝って当たり前なんだから」と戒めた。指導する熊ケ谷親方(元幕内竹葉山)も眉をひそめた。「実は朝、横綱の記事の出た新聞を見せて注意したのに。『勝てばいい』という考え方は日本の相撲界では通用しない、ともう一度教え込まないと」横綱が若手にけいこ場で力の差を見せつけるのは、代々行われてきた。だが、わざとけがまでさせるようなけいこは認められるはずもない。「横綱は番付で一番上の人。その壁を乗り越えていかないと」と話す白鵬だが、その行動は同じモンゴルの先輩である朝青龍に似てきた。   



















Copyright (c) 1997-2017 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.