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マレーシア 今日考えた事&思った事

白鵬翔 07年NEWS38

 時事 5月 12日
<抜粋> 
日本相撲協会の放駒審判部長(元大関魁傑)は12日、千秋楽結びの一番で横綱と東大関の対戦が組まれない場合が出てくることを明らかにした。千秋楽の結びは横綱同士、現在のように1人横綱の場合は横綱に次ぐ番付上位者の東大関が対戦するのが通例。夏場所(13日初日、東京・両国国技館)の東大関は白鵬だが、展開次第で朝青龍-白鵬戦が14日目までに組まれる可能性がある。昨年名古屋場所では14日目に朝青龍の優勝が決定。横綱昇進を目指した東大関白鵬との千秋楽の一番が「消化試合」となり、柔軟な取組編成を望む声もあった。放駒審判部長は「なるべくそういうことがないようにやっていこうということ」と説明したが、場所を盛り上げると同時に、前半に取りこぼした力士への救済措置とも受け取れる。一方で、昨年夏場所では千秋楽に大関同士の対戦を外し、好成績の平幕把瑠都を優勝目前の白鵬に当てた例もある。放駒審判部長は「今までもやってきたこと。番付はあるが、星いかんによって変わる可能性もある。基本を守る中で柔軟にやっていく」と従来通りの姿勢だと強調した。 (了)  



 時事 5月 12日
<抜粋> 
日本相撲協会の放駒審判部長(元大関魁傑)は12日、夏場所(13日初日、東京・両国国技館)で横綱昇進を目指す白鵬について、「13番というのが一つの目安になる。そこで初めて(横綱に)推薦するかどうかの議論になる」と話し、昇進には13勝以上が必要との認識を示した。白鵬は初めて綱とりに挑んだ昨年名古屋場所で13勝したが、朝青龍に独走を許したとして昇進が見送られている。 (了)  



 読売 5月 初日
<抜粋> 
大相撲夏場所初日(13日・両国国技館)――ここ1年で3度も黒星を喫している鬼門の初日を、前に攻める相撲で快勝した白鵬。連続優勝、そしてその先に見据える横綱昇進を強く意識した振る舞いが端々に感じられた初日だった。相撲は、腰を割った低い立ち合いから圧力で攻めきる万全の内容。左のまわしにこだわって何度も墓穴を掘った苦い経験が、大事な初日に生きた。「体も動いたし、いい緊張感で取った。前に出るしかなかったから」と正攻法の勝利を強調したのは、立ち合いの変化で賜杯をさらった先場所の優勝決定戦を反省し、「強い自分を見せる」という意気込みでもあったのだろう。取組後の支度部屋。結びを終えた朝青龍と一緒に風呂場に入ることを、あえて避けた。関脇以下の力士が横綱に敬意を表して順番を譲ることは普通だが、大関陣の多くは遠慮せずに入るものだ。前日の優勝額贈呈式でも白鵬は、意識的に朝青龍の視線をかわした。倒すべき壁として、朝青龍に対する並々ならぬ意識を抱いているように映った。場所は始まったばかり。白鵬の今場所にかける思いが、吉と出るか凶と出るか。「強さを見せて、今場所は違うなというところを見せてくれ」と北の湖理事長は言う。強い気持ちを保てるか。まずは序盤の5日間。白鵬の真の強さが試される。(上村邦之)  



 日刊スポーツ 5月 初日
<抜粋> 
小結琴奨菊(23)を一気に土俵際に持っていき、そのまま押し出した。「狙った形ではないけど、休まず前に出るしかないと思った。体は動いているんで、いい緊張感で最後までいきたい」とひと安心の表情だった。  



 読売 5月 初日
<抜粋> 
大相撲夏場所初日(13日・両国国技館)――ここ1年で3度も黒星を喫している鬼門の初日を、前に攻める相撲で快勝した白鵬。連続優勝、そしてその先に見据える横綱昇進を強く意識した振る舞いが端々に感じられた初日だった。相撲は、腰を割った低い立ち合いから圧力で攻めきる万全の内容。左のまわしにこだわって何度も墓穴を掘った苦い経験が、大事な初日に生きた。「体も動いたし、いい緊張感で取った。前に出るしかなかったから」と正攻法の勝利を強調したのは、立ち合いの変化で賜杯をさらった先場所の優勝決定戦を反省し、「強い自分を見せる」という意気込みでもあったのだろう。取組後の支度部屋。結びを終えた朝青龍と一緒に風呂場に入ることを、あえて避けた。関脇以下の力士が横綱に敬意を表して順番を譲ることは普通だが、大関陣の多くは遠慮せずに入るものだ。前日の優勝額贈呈式でも白鵬は、意識的に朝青龍の視線をかわした。倒すべき壁として、朝青龍に対する並々ならぬ意識を抱いているように映った。場所は始まったばかり。白鵬の今場所にかける思いが、吉と出るか凶と出るか。「強さを見せて、今場所は違うなというところを見せてくれ」と北の湖理事長は言う。強い気持ちを保てるか。まずは序盤の5日間。白鵬の真の強さが試される。(上村邦之)  



 毎日 5月 2日目
<抜粋> 
○白鵬 
(2連勝)妻が病院で以前より緊張して相撲を見ていると言っていた。勝ってよかった。  



 サンスポ 5月 2日目
<抜粋> 
★白鵬が連勝!豪快上手投げ
白鵬は右を差して左上手をガッチリつかむと、前へ出ながらの上手投げで黒海を下し2連勝。「当たってから下がってないんで、まわしを取って攻めていける。足が出ているので圧力が伝わって左が取れていると思う。いい感じになっている」。協会内部から綱とりノルマに挙げられる「13勝以上の優勝」へ向け、早くも全開だ。  



 サンスポ 5月 3日目
<抜粋> 
★白鵬、結婚が相撲に好影響
白鵬は得意の左上手を取れなかったが、玉乃島を豪快な小手投げで退けた。3連勝に「力を見せた相撲だったんじゃないですか」と、余裕の口調だった。十分な体勢ではなくても慌てず、相手を料理。精神的な充実が大きいようで「前はまわしをつかめないと焦っていたけれどね。結婚したことが一番、(気持ちが)安定できている要因でしょう」と、自己分析していた。  



 時事 5月 3日
<抜粋> 
白鵬は左上手が届かないと見るや、右で玉乃島の頭を押さえて小手投げ。やや強引にも見えたが、相手のひじをがっちり極めていたため、豪快に決まった。「力を見せた相撲だったんじゃないの。慌てるところはなかった」と満足そう。3度目の綱とり場所で初日から3連勝。「慎重になり過ぎても駄目。あんまり左上手にこだわってないから」。内容よりも白星にこだわっている。(了)  



 デイリースポーツ 5月 16日
<抜粋> 
大相撲夏場所3日目(15日・両国国技館)、綱とりを目指す大関白鵬は玉乃島を寄せつけず、3連勝をマークした。左からの張り差しでいったが、左上手を取れぬまま右差しも中途半端。ここで左から小手投げを打って白星を呼び込んだ。強引な投げにも「慎重になりすぎてもいけない。力を見せる相撲だった」と、本人は納得顔。「今日もいい報告ができる。明日かあさってには退院できる」と、愛妻と長女が待つ病院へ直行した。  



 サンスポ 5月 4日目
<抜粋> 
白鵬、土俵際でひやり
白鵬は雑な相撲で一瞬ひやりとした。
離れて取る垣添に合わせてしまい、突き、押しで応戦。押し出した土俵際で足が流れた。しかし本人は「いい流れで突き放せた。よく前に出ていた」と落ち着いた表情。仕切りではにらみ合いを展開し「向こうも気合が入っていたけど、こっちも気合が入っていたよ」とうなずいた。10日に誕生した長女はこの日、紗代子夫人とともに退院。「顔は色白で自分に似ている。家で会うのが楽しみ」と急いで支度部屋を後にした。  



 毎日 5月 4日目
<抜粋> 
○白鵬 最後に右足が滑ったけど、(垣添の)足が出たのが見えたからね。突っ張りも出たし、いい流れですよ。  



 サンスポ 5月 4日目
<抜粋> 
気持ちがはやる。最後は体ごとぶつかっていった。白鵬が離れてとる垣添に合わせて、突き、押しで応戦。押し出した土俵際で足が流れ、土俵に両手をついた。 「まわしは取れなかったけど、いい流れで(相撲は)とれた。最後は少し右足が滑ったけどね。落ち着いてできました」優勝した春場所でみせた取り口を再現。まわしが取れなくても、あわてずに対応。突っ張り合いにも自信を深めてきた。気持ちの切り替えも、うまくいっている。10日に誕生したばかりの長女はこの日、夫人の紗代子さん(23)とともに都内の病院から退院。自宅に戻ってきた。「(子供は)ボクに似て色白です。先生は『力が強い』と言ってました」と、家族3人での新生活に新鮮な活力を得ている。26日にはモンゴルからモンゴル相撲の横綱だった偉大な父・ムンフバトさんも来日予定で、精神的にもますます充実モードに突入だ。5日目は横審総見の土俵に上がる。5日に行われた横審によるけいこ総見(両国国技館)では、朝青龍にあっさり敗れ、海老沢委員長から「物足りない。横綱を目指す気持ちが感じられない」など “酷評”を受けた。そんなイメージを一掃するためにも、強さをアピールする。「余裕はないけど、目の前の一番に集中するだけです」。まな娘の顔がなによりの励み。パパがより一層、奮い立つ  



 毎日 5月 5日目
<抜粋> 
○…5日目は横綱審議委員の本場所総見の日。委員11人が観戦する中、注目の白鵬は新鋭の豊真将を問題にせず完勝。内館牧子委員は「これまでは前に落ちる相撲もあったが、今日は良かったね」。だが、白鵬に送られる拍手の少なさが気になるようで、「場所前に(十両相手に荒業を連発した)けいこが影響しているのかな。うちの方にも束で抗議の手紙が来たし」。盛り上がりに欠ける綱取りに心配顔。一方、白鵬は支度部屋のテレビの解説で豊真将の師匠、錣山親方に、土俵際の詰めの甘さを指摘されたのを聞いたのか。取組後は「しっかり寄りました」と涼しい顔だった。  



 時事 5月 5日目
<抜粋> 
この日は横綱審議委員の総見日。海老沢勝二委員長らは正面の升席で観戦した。白鵬の序盤戦について同委員長は「最初は力が入り過ぎの感じもしたが、きょうは余裕を持っていた」と評価。前委員長の石橋義夫委員は「焦っている感じ。じっくり取ればいいのに」と見方が分かれた。内館牧子委員は「ちょっとおとなしい。(観客の)拍手が少ないのも気になる」と人気が高まっていない点が物足りなさそうだったが、つまるところ「今後に期待」(石橋委員)で一致。海老沢委員長は「品格ある相撲を取ってほしい」と注文を付けた。(了)  



 時事 5月 5日目
<抜粋> 
前へ-。この日も白鵬の意識は際立っていた。右の張り差しで豊真将が思わず引くと、一気の攻め。突いてはたいて、休みなく仕掛けてぐらつかせ、2本差して寄った。「前に出られた。体が自然に動いている」。5連勝に言葉も弾む。総見に訪れた横綱審議委員が目を光らせていることは、頭になかった。「自分のことで精いっぱい。一番一番集中するだけ」。場所前のけいこ総見では迫力不足で「気力がもうひとつ」と言われたりもしたが、場所に入ればおのずと気合も入る。5日間、流れ任せ、力任せの取り口もあったが、北の湖理事長(元横綱)は「トータルで見ればいい方。まずは調子に乗ることが大事」と連勝を評価した。白鵬にも、取りこぼしの代償の大きさは過去2度の挑戦失敗で身に染みている。10日に出産した妻紗代子さんと長女が前日退院し、自宅に戻った。昨晩はおむつを交換したというが、「大変ではないよ。自分なりには眠れた」。力強い援軍を得て、重圧が強まる中盤戦に向かう。まだ先は長い。(了)  



 日刊スポーツ 5月 5日目
<抜粋> 
白鵬が横審メンバーの前で豊真将を2度はたき、左を差してから一気に寄り切った。星を取りこぼすことなく序盤戦を乗り切り「はたきは相手を崩そうとした。自然と体が動いてるし、前に出られている」と満足していた。この日は横綱審議委員会の本場所総見だった。「そうなんですか?自分の相撲のことで精いっぱい。一番一番、集中するだけだよ」。落ち着いた取り口に、場所前のけいこ総見では酷評した海老沢委員長も「いい相撲。相手に手を差し伸べたり、品格も問題ない」と絶賛。石橋前委員長も「このままじっくり取れば期待がもてる」と話した。昨年春場所以来、7場所ぶりに初日から5連勝。最近10年の綱とりで、同じく5連勝した武蔵丸と朝青龍はいずれも横綱昇進した。前日16日には10日に生まれた長女と紗代子夫人が退院。「(子供は)泣くね。でも、奥さんが気を使ってくれて、よく寝れた。おしめも替えたよ」。新米パパは、勝利の報告のため急いで家路に就いた。  



 Zakzak 5月 5日目
<抜粋> 
取りを目指す白鵬が白星を積み重ねている。この日も豊真将に力の差を見せつけ、初日から土付かずの5連勝。育ての親の熊ケ谷親方(元前頭竹葉山)は「これまでと違って落ち着いているでしょう。緊張のあまり周りを見ても目に入っていない感じだったけど、ようやく見られるようになってきました」と目を細くしていた。ただ親方たちの間には「強さは見かけ倒し」と危ぶむ声も。力み過ぎ肩に力が入っているという。今場所は3日目まで関脇以上の上位7人が全勝という明治35年夏場所以来、105年ぶりの記録を作った。その中で朝青龍の荒々しさが目につく。それに対抗意識が強いのに違いない。相撲界には“木鶏の教え”が残っている。中国の王と闘鶏を飼う名人との話で、鶏を預けた王が「一人前の闘鶏になったか」と3度目に尋ねたとき名人は答えた。「まだダメです。(相手に)何をコヤツと嵩をくくっているところがあります」横綱・双葉山はこの話に感動し、教えてくれた陽明学者の安岡正篤さんに「木鶏」を揮(き)毫(ごう)してもらい心に刻んだ。今もその額は時津風部屋のけいこ場に掛かっている。白鵬に場所入りの途中でも寄ってみることを勧める。  



 スポニチ 5月 5日目
<抜粋> 
大相撲夏場所5日目(17日・両国国技館)、横綱審議委員会による恒例の場所総見が行われ、大関・白鵬が万全の「綱獲りモード」をアピールした。新鋭の豊真将を寄せ付けず、厳しい攻めで寄り切って5連勝。5日の稽古総見では厳しい評価を下した横審委員も、内容に関しては合格点を与えた。上位陣はこの日も安泰で、幕内の全勝は横綱・朝青龍、大関・白鵬以下7人となった。最後まで集中力を切らさなかった。白鵬は低い姿勢で対抗する豊真将を2度のはたきで揺さぶり、半身にさせる。土俵際でもろ差しになっても焦らず、左のかいなを返しながら慎重に運んで5連勝。「いいんじゃないですか、前に出ているし。いろいろ言われたのでしっかり行きました」と振り返った。取組前の支度部屋。準備運動の最中に、豊真将の師匠、錣山親方(元関脇・寺尾)のテレビでの解説コメントが耳に入った。「(白鵬は)攻めているけど、必ず土俵際で体勢が崩れているのが気になる」。初日、4日目と勝利を手にしながら土俵際で前に落ちた。勝ちたい意識が強く、本来の相撲を見失いかけていたが、くしくも相手陣営の“助言”で目を覚ました。この日は横審委員11人がマス席で目を光らせた。会心の相撲に、海老沢委員長は「序盤で取りこぼすと思っていたが、順調に来ている。きょうはいい相撲」と好評価。内館委員も「初日から前に落ちる相撲でおとなしかったけど、すごく良かった」と称賛した。アピール不足だった稽古総見(5日)の低評価は覆した。だが、ファンの支持を完全には得られていないのも事実だ。内館委員も「拍手が少ない気がする。横綱のまねをした場所前の稽古が影響しているのかも」と心配そうに語った。同委員の元には荒々しい稽古の報道を受け、抗議の手紙も殺到しているという。横綱を推挙する証状には「品格、力量抜群につき」と記されている。「1番1番集中していくだけ」。綱の重みを感じながら、白鵬が過酷な残り10日間に挑戦する。  



 中日 5月 5日目
<抜粋> 
綱獲りの大関白鵬が豊真将を寄り切り、序盤戦を5連勝で乗り切った。長女誕生もあって公私とも絶好調。周囲からも「今度こそ」の期待がかかっている。横綱、大関陣は安泰。横綱朝青龍は黒海を寄り切って全勝をキープした。大関陣は魁皇が新小結の豊ノ島を寄り切り、かど番の千代大海は玉乃島をはたき込んでともに5連勝。琴欧洲は垣添を寄り切り、連敗を免れ4勝目を挙げた「自然と体が動いた」。白鵬は右を差し、左上手を取って前へ。右手で相手の頭を押さえて、2度のはたきで体勢を崩させた。最後はもろ差しから腰を下ろして万全の寄り。「思い切って前に出ているのでいいんじゃない。腰を下ろしている? きのうテレビの解説で、こうした方がいいと言っていたからね」。考えが硬直していないし、柔軟に対応できる。過去失敗した2度の綱獲りにはなかったことだ。この日、横綱審議委員会のメンバーが、本場所総見で客席にいた。海老沢勝二委員長は「いい相撲だったし、オーラが若干あった。15日間の緊張感を克服すれば横綱になれる」と、4年ぶりの横綱誕生に期待を示した。10日に誕生した白鵬の長女が16日、紗代子夫人(23)と自宅に戻ってきた。夫人の母も徳島から出てきた。長女の名前はまだ決まっていない。白鵬は「奥さんに任せているし、モンゴルの父(ムンフバトさん)も孫の名前を考えているらしいよ」という。その父も、26日にやって来る。取組を終えた支度部屋。白鵬は横綱朝青龍が風呂から出てくるのを待っていた。「一緒に入ったら駄目ですよ、横綱ですから」。朝青龍への遠慮。だが、このままいけば、その座に並ぶのはもうすぐだ。   



 サンスポ 5月 5日目
<抜粋> 
目に見えない高く、厚い関門を突破した。東京場所5日目恒例の横審総見。さじき席に陣取った11人のメンバーの前で、白鵬が風格を漂わせながら、勝ち名乗りを受けた。前へ。この日も意識は際立っていた。右の張り差しで豊真将が思わず引くと、いっきの攻め。突いてはたいて、休みなく仕掛けてグラつかせ、二本差して寄った。「取りこぼしを心配していたけど、順調にきている。前半戦で力が入り過ぎて余裕がない感じだったが、(この日は)余裕があった。変な取りこぼしがなければね…。期待しています」。観戦した横審・海老沢勝二委員長も積極的に評価した。5日の横審によるけいこ総見(両国国技館)では、朝青龍に敗れるなどして「もの足りない。もっと気力を充実させてほしい」と酷評した同委員長の“変化”に明るいきざしが見える。白鵬は「いいんじゃないですか。思い切って前へいけている」と、淡々としたペースを崩さない。前夜は病院から退院した夫人の紗代子さん(23)と、10日に生まれたばかりの長女と初めて自宅で家族水入らずで過ごした。ミルクも飲ませ、おむつも交換。育児を体験した。「こうやってみると母親は大変だね。自分の小さいときのことを思うと、もっともっと(母親を)喜ばせたい」。モンゴルで暮らすママにも思いをはせた。3度目の綱とり場所。今度こそ夢を実現させる。「(横審メンバーの観戦は)気にしてなかった。一番一番集中しないとね」。場所前、大島部屋での出げいこで、相手にプロレスまがいの技をかけ、度を過ぎた荒げいこを大島親方(元大関旭国)からとがめられた。海老沢委員長の「品格ある相撲を取ってほしい」との注文にも、きっちり土俵でこたえた。綱とり場所で、無敗で中盤戦に突入するのは初めて。朝青龍も全勝をキープ。今度は最大の“難関”を突破してみせる。(渡部陽之助)
★放駒審判部長「13勝で初めて議論」
横綱審議委員会の横綱昇進内規には「2場所連続優勝かそれに準ずる成績」とある。北の湖理事長(元横綱)は、春場所で優勝した白鵬の夏場所での横綱昇進ノルマについて「最低でも春場所以上(13勝)での優勝」を挙げている。横綱審議委員会は「優勝を逃しても、千秋楽まで優勝に絡めば、12勝でも話題になる」としている。横綱昇進問題を預かる審判部の放駒部長(元大関魁傑)は「最低13勝が1つの目安。そこで初めて議論になるでしょう」と基準を示している。
★横審メンバーは
◆石橋義夫氏
「まだちょっと焦っている感じで、バタバタしているようだが、じっくり取るようになれば大丈夫でしょう。これからですよ」
◆内館牧子氏
「(この日は)すごくよかった。全体的におとなしい印象だけど、淡々とやるのもおもしろい。朝青龍が“動”なら、静的な横綱がいてもいい」  



 スポーツ報知 5月 5日目
<抜粋> 
◆大相撲夏場所5日目 ○白鵬(寄り切り)豊真将●(17日・両国国技館) 綱取りを目指す大関・白鵬(22)=宮城野=が“1次試験”を突破した。横綱審議委員の前で、東前頭筆頭・豊真将(26)=錣山=を寄り切りで破り5連勝を決めた。万全の内容に横審の海老沢勝二委員長(73)は合格点。場所後の横綱昇進へ大きな期待を込めた。大関・魁皇(34)=友綱=も5連勝で通算勝ち星を860勝とし元関脇・寺尾(現錣山親方)に並ぶ史上5位タイとした。周囲の視線は気にしない。白鵬は目の前の一番にだけ集中していた。「横審? 気にしないよ」一点を見つめ、自分のペースでゆったりと仕切った。張り手で豊真将の勢いを止める。もろ差しになると腰を下ろした盤石の寄りで5連勝。「解説とかで土俵際が不満だとか言われているので、しっかりとしました」12人中11人がそろった“試験官”の前で内容ある相撲を披露し、表情が緩んだ。合格点を与えられた。海老沢委員長は「場所前までは心配だったけど、ここまで順調。今後も一番一番、品格のある相撲を取ってほしい」と高評価。辛口で知られる内館委員も「気迫は感じないけど、もともと静かな性格。双葉山のような横綱になって」と期待を込めた。2度目の綱取りに挑んだ昨年秋場所の5日目には、内容のない白星に不満を爆発させた横審を納得させた。家族愛でつかんだ白星だ。10日に生まれた長女と紗代子夫人(23)が16日に退院。3人での生活がスタートした。長女は「夜泣きはするけど、ミルクを飲んだらすぐに寝るんだよ」とパパ思いだ。それと同時に「奥さんの方が大変。(自分の)お母さんも大切にしないと。もっともっと喜ばせたい」とモンゴルの母に綱取りを誓った。北の湖理事長は「これからが本番」と気の緩みを警戒した。厳しい道のりは続くが「安定感が出てきた」と白鵬。一歩一歩、綱への階段を上がっていく。  



 サンスポ 5月 6日目
<抜粋> 
白鵬は安馬を落ち着いてさばいて全勝を守り「流れをつくる感じで突っ張ることができた」と納得の表情だった。「自分が手をつく前に(安馬が)来た」と立ち遅れたが慌てない。「まわしを取ったらしぶとい」と警戒する相手を突っ張っていなし、休まず攻めて押し出した。支度部屋では、魁皇が力強い相撲で勝つ場面をテレビで見て「大関、調子いいんだよ」と口にする余裕も。綱とりのプレッシャーがかかるのはもう少し先になりそうだ  



 毎日 5月 6日目
<抜粋> 
○…安馬との突っ張り合いを制し、初日から土付かずの白鵬。立ち遅れたものの、下がらず安馬の激しい突っ張りを下からあてがい、相手のあごに逆襲の一発を浴びせた。「まわしが取れなかった割にはいい相撲。突っ張りも流れでね」と完勝にご機嫌だ。「自分から攻めないといけない」とスピード感あふれる突きを連発した安馬も、「やっぱり強いね」と脱帽の一番だった。  



 サンスポ 5月 7日目
<抜粋> 
綱取り白鵬が全勝キープも「まだこれからが長い」
前日(18日)の安馬戦で立ち遅れた白鵬は、うるさい時天空を相手に素早く当たった。すぐにもろ差しとなって有利な体勢をつくり、上手投げで7連勝。「立ち合いが良かった。うまく2本入って、落ち着いていけた」と満足そうな口調だった。疲れは多少あるという。それでも「ちゃんと寝ています。まだこれからが長い」と後半戦を見据える。帰りがけに花道の奥でわざわざ立ち止まり、朝青龍が全勝を守ったことを見届け、引き締まった表情で両国国技館を後にした。 



 毎日 5月 中日
<抜粋> 
◇押し出しで「苦手」の稀勢の里を破る…白鵬
取組を終えた琴欧洲と安馬、黒海が顔をそろえて頭上のテレビを見上げていた。切磋琢磨(たくま)するライバルの視線をもくぎ付けにする一番で、白鵬が強さを見せつけた。相手は3連敗中の稀勢の里。判で押したように、土俵際の右への動きに反応できず突き落とされた。白鵬は取組前に流れた過去3番のビデオを見て、恥ずかしいのか誰に見せるともなく苦笑い。「オレの責任で負けた一番。前に出て、流れを作りたかった」と白鵬。その気迫を立ち合いに出した。右ひじで思い切りかち上げたのだ。だが失敗。腰は高く、足がそろって上体が立ってしまった。とっさの突きと、のど輪でしのぐ。これが幸いし「相手が突っ張ってくると思わなかった」と慌てた稀勢の里が左の突きを空振り。白鵬は右ハズで横を向かせて一気に出る。最後も左をすり足で運び、相手のはたきに泳がなかった。白鵬が「大きな一番」と意義づけての勝ちっ放しの給金直しは、大関取りを決めた昨年春場所以来。しかも半分は押し出しだ。押しにこだわる理由を、白鵬は「力があるから前に出られる。相手に力が伝わっているから勝てる」と話す。「押しは不安定。右四つの形を磨け」と周囲から言われるが、意に介さない。下位を圧倒する姿を見せつけたいのだ。朝青龍と同じ東の支度部屋。決して視線は合わせないが、すれ違いざま、にらむように黒目が動く。「綱取りなんて考えていない」という言葉と裏腹に、ファンと朝青龍へメッセージを送り続けている。【上鵜瀬浄】  



 読売 5月 中日
<抜粋> 
大相撲8日目(20日・両国国技館)――意外なようだが、白鵬は過去に無傷で給金を直したことが、関脇時代の昨年春場所の一度しかない。
序盤戦でのつまづきの原因を作っていたのが、3連敗中だった「天敵」、稀勢の里。負け方も、土俵際で逆転の突き落としを食らうワンパターンだっただけに、今場所、白鵬は「前に出る万全の相撲で勝つ」という意識を強く持っていたようだ。土俵際で足が流れるというのは、攻めても腰が下りていないことを意味する。下半身を安定させるには、勝負の主導権を握って相手の体を伸び上がらせることが効果的だ。だから、まわしにこだわらず、突き押しで相手のタイミングを狂わす作戦で臨んだ。立ち合いに繰り出した右かち上げも、攻め込まれかけた一瞬を挽回するための右のおっつけも、「自分の流れを作るため」と白鵬。大関の圧力に「泡を食った」という稀勢の里の土俵際での引き技は、今度は通用しなかった。上を目指そうという力士にとって、苦手を作ることは厳禁。だから取組後の白鵬の口はいつになく滑らかだった。「3回続けて負けていたから、4回目はないだろと落ち着いていたよ」。無敗4人のうち、2人は平幕。だから早くも朝青龍とのマッチレースの様相すら感じる展開だ。両雄がどこまで充実した取り口で並走できるか。後半戦は、我慢比べの戦いでもある。(上村邦之)  



 読売 5月 中日
<抜粋> 
突き、はず押し、のど輪、いなし。稀勢の里との激しい応酬に一瞬下がる場面もあった白鵬だが、慌てなかった。「流れをつくってね。最後は思い切っていった」。左でいなし、右で突き放してのけぞらせ、俵の外へ追いやった。稀勢の里には春場所まで3連敗。土俵際の詰めが甘く、3度とも突き落とされていた。部屋の熊ケ谷親方(元幕内竹葉山)も「最大のヤマ場」と警戒していた相手だった。それでも、当の白鵬は冷静そのもの。「4回目はないだろうと思って」。今場所も何番か足が流れる相撲があったが、この日はしっかりと腰を割って押し出した。大関の座をつかんだ昨年春場所の11連勝以来の、無傷の給金直し。「自然に体が動いている。あと1週間、集中していく」と白鵬。だが、左上手を取る盤石の相撲は少ない。北の湖理事長(元横綱)が「まだまだ気は抜けないよ」と評したように、まわしを取れない相撲でどこまで白星を重ねられるか。内容とともに、真価の問われる後半戦に入る。(了) 















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