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マレーシア 今日考えた事&思った事

白鵬翔 07年NEWS39

 スポーツ報知 5月 中日
<抜粋> 
◆大相撲夏場所8日目(20日・両国国技館) 綱取りを目指す大関・白鵬(22)=宮城野=が天敵退治で勝ち越しを決めた。3連敗中と苦手にした西前頭3枚目の稀勢の里(20)=鳴戸=を立ち合いでかち上げ、最後はダメ押しを決めるケンカ相撲で完勝した。天敵を突破し8戦全勝ターン。横綱昇進の目安とされる13勝へひた走る。全勝は横綱・朝青龍(26)=高砂=ら4人。2004年春場所以来の快挙。平幕2人(出島と普天王)の初日から8連勝での勝ち越しは史上初。目の前に立ちはだかる大きな壁。綱取りへの執念が、白鵬を荒々しく変身させた。右から強烈なかち上げをたたき込むと、稀勢の里とド迫力の突っ張り合い。逆襲を食らう場面もあったが、いなして前へ。過去3度苦杯をなめた土俵際、引き技を狙われたが、落ちない。最後は悪夢を振り払うようなダメ押し。“天敵”を土俵下に葬った。大きく息を吐くと表情は温和に。「4回目(の逆転)はないでしょ。3場所連続で負けていたけど全部オレの責任だったから。相手より自分の相撲を取ることだけを考えた」過去の失敗を集中力に変え、無傷の8連勝。「うれしいです。勝ち越しもかかっていたし大きな1勝」ペットボトルの水を一気に飲み干した。力で雑音を封じた。21日発売の「週刊現代」と「週刊ポスト」に師匠・宮城野親方(元十両・金親)のスキャンダルが掲載される。本人の知らないところで起きた逆風。だが、白鵬は「何の話。まだ見てないからわからない」と冷静に対応。2度の綱取り失敗を乗り越え、強くなった心に動揺はない。土俵外では思わぬミスもあった。19日に、10日に生まれた長女の出生届を出そうと思ったが「土日は役所が休みだった」と、頭を抱えた。この日予定した名前の発表も延期。「明日にします。かわいらしく、ぴったりの名前」と、苦笑いでごまかした。北の湖理事長(元横綱)が「上位陣がいいから気を引き締めていかないと」と、話すように本番はこれから。「綱取りは考えずリラックスしてやるだけ」白鵬に油断はない。万全の内容での全勝ターン。“中間試験”突破し、少しずつゴールラインが見えてきた。  



 サンスポ 5月 中日
<抜粋> 
関門突破だ。全勝ターンだ。白鵬は果敢に突っ張って、稀勢の里を押し出した。最近3戦は前に出ながら逆転の突き落としで敗れていたが、慌てずに料理。綱とりの勢いを感じさせる完勝だ。「流れで取れた。4回目(の逆転負け)はないだろう。最後まで思い切って行ったのがよかった」。初日から8連勝は大関とりに成功した昨年春場所の11連勝以来。支度部屋で笑顔が弾けた。快勝の裏で“お家騒動”が持ち上がっていた。21日発売の「週刊現代」に、白鵬が綱とりを狙った昨年名古屋場所で宮城野親方が白鵬を勝たせるために星を買っていた-などとする告発記事が掲載されることが明らかになった。宮城野親方は「お答えすることはありません」と多くを語らないが、部屋付きの熊ケ谷親方(元幕内竹葉山)は「自覚がない。ましてや師匠なのに本当にバカ。土下座して大関に謝らないといけない。(八百長は)全然ないことなのに、ウソでも言っちゃいけない」と、白鵬への悪影響を心配した。日本相撲協会でも事態を重くみて、21日には北の湖理事長(元横綱)が緊急会見することになった。「週刊現代」の発行元・講談社とは、昨年九州場所での朝青龍の八百長疑惑を告発する報道など3件に対し民事係争中で、今回の宮城野親方の八百長疑惑報道についても、協会としての立場を明確にすることになった。 「何の話? まだ見てないからわからない。親方とも話をしていません。あと1週間、(相撲に)集中するだけです」国技館からの帰り際に、こう話した白鵬。醜聞の浮上にも、土俵に集中。綱とりだけを思い描いている。  



 Zakzak 5月 中日
<抜粋> 
週刊現代との八百長告発騒動が新たな動きを始めた。火がついたのは綱取りに挑戦中の白鵬の師匠、宮城野親方(元十両金親)。交際中の女性に去年の名古屋場所千秋楽、白鵬の綱取りがかかっていた朝青龍戦で300万円の謝礼を払って八百長を仕組んだいきさつなどを告白。その会話の一部始終を録音テープに取られ21日発売の同誌に暴露されているのだ。事実なら「大相撲界に八百長はない」と断言し東京地裁に合わせて3件、総額7億5000万円にのぼる損害賠償額を求めて民事提訴している相撲協会は窮地に陥る。宮城野親方は同誌で3年前に結婚し婿養子となった先々代宮城野の二女と不仲になり、家庭内暴力で警察ざたになっていたことも暴露されている。白鵬には逆風。色メガネで見られ、横綱昇進にも影響しかねない。宮城野親方は「何も話すことはありません」。北の湖理事長も「コメントすると誤解を招くので何も言わない」としたが、週刊現代側は「来週号でもこの続報をやります。相撲協会があくまでも事実無根というのなら証拠のテープを公開してもいい」と話している。白鵬はこの日の朝げいこ後、育ての親の熊ケ谷親方(元前頭竹葉山)に「親方の問題だ。お前は相撲に集中しろ」と激励され3連敗中の苦手、稀勢の里を押し出して初日からの連勝を「8」に伸ばした。予期せぬ試練を無難に切り抜けることができるか。後半の焦点になってきた。  



 日刊スポーツ 5月 中日
<抜粋> 
今日21日発売の「週刊現代」(講談社刊)で、白鵬の師匠にあたる宮城野親方(37=元十両金親)が八百長の存在を愛人に告白していることが分かった。告白は愛人によって、テープに収録されたとしている。同誌は一連の八百長報道で、日本相撲協会に名誉棄損で民事提訴され係争中。同協会の伊佐次啓二弁護士は「係争中にこういう記事が出るのは常識外だが、この女性が証人として出廷するなら対応策を検討する」と話している。宮城野親方はノーコメント。同協会の北の湖理事長は、今日21日に記者会見に応じる。  



 デーリースポーツ 5月 中日
<抜粋> 
大相撲夏場所8日目(20日・両国国技館)、大関白鵬が師匠の宮城野親方(元十両金親)の“スキャンダル”にも動じず、稀勢の里を押し出して中日勝ち越しを決めた。21日発売の週刊現代(講談社)が同親方の“愛人スキャンダル”を、週刊ポスト(小学館)が同親方の“家庭内暴力スキャンダル”を掲載。突然の騒音の中でも冷静に自分の相撲を取り切った。北の湖理事長(元横綱北の湖)は21日、週刊現代の記事の件で記者会見する。横綱朝青龍、平幕出島と普天王も8連勝。中日を終えて4人が全勝は2004年春場所以来。降ってわいた騒音にも全く動じなかった。白鵬は先場所まで3連敗中の苦手・稀勢の里の体勢を左右のおっつけで崩し、回り込む相手をよく見て豪快に押し出した。初日から8連勝は11連勝した昨年春場所以来2回目。25本もの懸賞の束をがっちりつかみ「(稀勢の里に)4回は負けないだろうと思ってた。引かないでいい相撲が取れた」と、冷静に振り返った。21日発売の週刊現代と週刊ポストに宮城野親方の“スキャンダル”が掲載される。週刊現代の記事では同親方が愛人の女性に“白鵬の八百長”について語ったとされており、同親方から報告を受けた熊ケ谷親方はこの日「こんなことはウソでも出ちゃいけないこと。宮城野は土下座して謝るべき。部屋の相続の問題にもなるだろう。白鵬にはこんなことで落ち込むなと言った」と、こみ上げる怒りをぶちまけた。当の宮城野親方はこの日「何もお話しすることはありません」の一点張りだったが、八百長裁判の真っ最中に飛び出した“スキャンダル”に、事態を重くみた北の湖理事長が、両誌が発売される21日に記者会見して状況を説明することになった。自分の親方の騒動のとばっちりを受けた格好の白鵬は「何の話?まだ記事を見ていないから分からない。親方とは話をしていない」と話すにとどめたが、10日に生まれた長女の寝顔を見られるのが救い。出生届は週明けの22日に東京・墨田区役所に提出する予定で「名前は決めたけど後で言います。かわいらしくてぴったりの名前じゃないすか。あと1週間集中していきたい」。大事な場所中に吹いた“逆風”に負けず、綱とりへ一心不乱に突き進む。  



 時事 5月 9日目
<抜粋> 
白鵬 豊ノ島に一瞬ひやり。「ちょっと見過ぎちゃったね。(相手が)小さいからね」と反省。  



  5月 9日目
<抜粋> 
○白鵬 (土俵際まで攻め込まれながら豊ノ島を降し)見過ぎちゃった。(朝青龍について聞かれ)スキがないね。 



 サンスポ 5月 9日目
<抜粋> 
白鵬は豊ノ島に左を差され、引いて土俵いっぱいに詰まった。ヒヤリとさせたが、左に回り込みながら突き落として事なきを得た。支度部屋のテレビで取組を確認し「ちょっと見ちゃった」と反省した。だが「きのう勝ち越したことが(勝因として)あるかもしれないね」と、危ない場面でも冷静に判断して白星をつかんだことに手応えを感じている様子。体調に関する質問には「大丈夫」と落ち着いた口調で答えた。 



 日刊スポーツ 5月 9日目
<抜粋> 
綱とりの場所中に八百長疑惑問題が再燃する異常事態の中、大関白鵬(22=宮城野)が全勝を守った。東小結豊ノ島(23)に押し込まれヒヤリとさせたが、土俵際で回りこんで突き落とした。この日発売の週刊誌が、宮城野親方(37=元十両金親)が白鵬の八百長を仲介したと報道。これを部屋付の熊ケ谷親方(元前頭竹葉山)が痛烈に批判する泥沼の騒動の中、何とか平静を保ち白星を挙げた。なお全勝は白鵬と横綱朝青龍(26)の2人になった。一瞬、肝を冷やした。警戒していた豊ノ島の左差しを許す。右で思わず引いてしまい相手を呼び込んでしまった。土俵際まで後退する白鵬。何とか左に回り込んで窮地を脱すると、左から突き落とした。何とか全勝は守ったが、歯切れは悪い。「昨日、勝ち越して、ホッとしちゃった。落ち着きすぎだな」。心の乱れを反省した。取り乱してもおかしくない事態が起きていた。この日発売の週刊現代で、宮城野親方の八百長関与が報道された。初の綱とりだった昨年名古屋場所で、師匠が自分の白星を買ったというもの。同親方が初日2日前の11日に知人女性に会ったという報道に、入門時から指導する熊ケ谷親方は「場所前に自覚のない行動。師匠なのにうかつ、バカな話だ」と怒気を込めた。朝げいこ後の報道陣の前で、部屋付親方が師匠を公然と批判する異常事態。それほど周囲は揺らいでいる。自身にもふりかかってきた八百長騒動に、白鵬は何とか平静を保とうとした。取組前、床山の床蜂(52)が「こういう時だから、大関は勝って部屋を引っ張らないといけないよ。自分の相撲を取らないと」と話しかけた。「でも、たまに引いちゃうクセがあるんですよね」。そのクセが出ての冷や汗勝利。土俵に100%集中できる精神状態でなくても致し方なかった。全勝力士は、朝青龍と2人だけになった。「横綱はスキがないですね。千秋楽の全勝決戦? まあ、1日1日、集中するだけ。考えたらダメだから」。ただでさえ極度の緊張に包まれる綱とり場所。佳境の終盤戦を前に、さらに輪をかけてボッ発した土俵外の騒動。異常事態の中、綱渡りの闘いはこれからだ。【近間康隆】  



 時事 5月 10日目
<抜粋> 
白鵬が落ち着いて栃煌山を退けた。前日、豊ノ島に攻め込まれたのを反省し「立ち合いに当たりを止めた」。中盤戦を無傷で終えて綱とりへの胸突き八丁を迎える。「ここからが大事。意識せずにいく」と慎重な口ぶり。朝青龍戦を見ずに国技館を出たが、北の湖理事長(元横綱)は「1差ついたというより、(実質的には)これで横一線」とみている。(了)



 日刊スポーツ 5月 10日目
<抜粋> 
綱とりを目指す大関白鵬(22=宮城野)が、初顔の栃煌山を左小手投げで下した。横綱朝青龍(26)が負けたため、唯一全勝を守り、賜杯レーストップに立った。立ち合ってすぐ右を差し、前に出ながらの力強い投げと、内容がいい。「自分の流れでできた。終盤戦だし、これからだ大事です」と話した。11日目は大関魁皇(34)と対戦する。  



 サンスポ 5月 10日目
<抜粋> 
◆栃煌山(白鵬に全く通じず)
「強いですね。前に出ようと思ったけれど、差されてしまった」  



 時事 5月 11日目
<抜粋> 
横綱昇進に挑む白鵬が、勝ちっ放しの終盤戦。大関対決の一番手に、同じ立浪一門の魁皇を迎えた。右上手を引けば無敵の先輩と、左上手が欲しい白鵬はけんか四つ。案の定、激しい差し手争いから始まった。右脇を固めて、左をねじ込もうとする相手の策を封じると、すぐに攻勢に転じた。おっつける。張る。下からあてがう。さらに押し込んで右差しに成功。左前まわしも引きつけ、最後は2本差し。万全の寄りで仕留めた。思い描いた通りに奪った白星は格別の味だ。「きょうはよかった。突っ張って流れを作って、右四つになったのが大きい」。無敗の単独トップを守り、昇進に向けた今後の戦いには、大きな重圧も加わる。「緊張するか、集中できるか、意識しないか」。矢継ぎ早に質問され、「しつこいなあ」とつい大きな声。だが顔は笑ったままだった。敗れた魁皇は「右四つになるとなかなか相撲は取れないので」としょんぼり。先輩大関の落胆ぶりに、綱とり白鵬の成長が表れていた。(了)  



 毎日 5月 11日目
<抜粋> 
◇右四つで魁皇を圧倒…白鵬
対戦した両大関の感想がピタリと合った。「あれでいけたよ」と振り返る白鵬に対し、「ああなると、なかなか相撲は取れない」とため息をついた魁皇。けんか四つの差し手争いに勝ったのは右四つの白鵬。そこから11連勝を決めるまでの流れに、大きな実力差を感じさせた。この日も体を強くぶつけにいった。魁皇の左が入りかかると、突き放す。白鵬の動きを見て、北の湖理事長は「徹底して右四つを望んでいたね」と言う。そして一瞬のすきに右四つ。下手をつかみ、頭を魁皇の右肩に乗せた白鵬は「落ち着いていたよ」。自信ありげな表情で一呼吸おき、技を見せた。腰をひねり、左前腕で波が押し寄せるように二度魁皇の右をしぼる。「きめられた」という魁皇は命綱の右まわしを放さざるを得なかった。「余裕があった」と北の湖理事長。大関同士でも力の違いを見せ付けた一番だった。日を追うごとに自分の相撲になってきた。横綱を目指して突き進む白鵬について、大関・千代大海は「すべてを見透かしたような両目。何もさせないぞという気迫がある」と表現した。支度部屋でも気迫を前面に出して体を温める朝青龍に対し、表情を変えない白鵬。白星を重ねることで、その態度も堂々として見える。  



 サンスポ 5月 11日目
<抜粋> 
体の軸がブレない。突っ張りを繰り出しながら、冷静にまわしを取りにいく。白鵬が右を差して前へ出ると、最後は万全の二本差し。魁皇を危なげなく寄り切った。「右四つになったのが大きいね。落ち着いて取れました。11連勝? そうですね。集中するだけです」終盤戦に突入。いよいよ大関戦が始まったが、日増しに研ぎ澄まされていく集中力をみせつけた。こんな白鵬の姿に、周囲の期待も高まっている。北の湖理事長(元横綱)も「うまく突っ張って、差し勝った。相撲の内容が乗っている。自分の立ち合いができているし、中途半端に取っていないね」と評価した。周囲も綱とりムードに取り込む。支度部屋で間近にいる力士の間でも、白鵬の気迫を感じずにはいられない。14日目に対戦が有力な千代大海は「不気味なオーラが出ている。相手を見透かしたような目をしている」と、横綱昇進を目指すライバルの心身の充実ぶりを実感している。26日にはモンゴルの英雄でモンゴル相撲の元横綱、父・ムンフバトさんが来日する。さらに、母・タミルさんに加え、ロンドン留学中で4年以上も会っていない姉・バトゥゲレルさんも来日する予定であることがわかった。白鵬は「姉が国技館にきて自分の相撲をみたらビックリするだろうな」と対面に胸を躍らせる。綱とりへの勝負はあと4日。「自分の相撲を取るだけですよ」。ハートは澄み切っている。(大塚功)  



 スポーツ報知 5月 11日目
<抜粋> 
◆大相撲夏場所11日目 ○白鵬(寄り切り)魁皇●(23日・両国国技館) 綱取りを目指す大関・白鵬(22)=宮城野=が魁皇(34)=友綱=との今場所初の大関対決を制し11連勝を決めた。1敗の横綱・朝青龍(26)=高砂=も関脇・琴光喜(31)=佐渡ケ嶽=に完勝しピタリ追走。他の1敗力士がそろって敗れ優勝争いは白鵬と朝青龍に絞られた。スポーツ報知では横綱昇進へ突っ走る白鵬を完全密着。「青白時代へ 綱取り密着」と題し千秋楽まで詳報する。土俵下から朝青龍が突き刺す視線など気にしない。白鵬が、ライバルの前で“横綱”相撲を見せつけた。大関・魁皇をがっちり受け止めると、もろ差しから盤石の寄り。「自分の相撲を取り切るだけ」自己記録タイの11連勝、トップをがっちり守っても気を緩めることはなかった。昇進に向けて周囲は熱気を帯びてきた。早くも横綱土俵入りで使う太刀が、個人後援会から贈られることが決まった。育ての親・熊ケ谷親方(元幕内・竹葉山)によると「1000万円ぐらいするすごくいいものらしい。国宝級じゃないか」と話す名刀だという。体調は万全ではない。この日の朝は、午前9時過ぎからけいこ。シコなどの基本運動で淡々と汗を流したが、少し鼻声。風邪を引いている。しかし今の白鵬には不安はない。独り身だった昨年までとは違い、紗代子夫人(23)がいる。「スープをつくってくれた」とニッコリ。自分が作った家族の愛情が風邪を吹き飛ばしてくれる。自分を育ててくれたモンゴルの家族は、重圧を取り除いてくれる。この日は、兄・バトゥホヤクさん(41)が来日。26日には両親とともに、2番目の姉・バトゥゲレルさん(30)が初来日する。4月まで英・ロンドンに留学していた元モデル。「4年間会っていない。相撲もあまり見たことないし、(自分の)看板とか見たら驚くよ」白鵬はうれしそうに笑った。残り4日。「綱取りや全勝とかは考えていない」と、心に揺らぎはない。放駒審判部長(元大関・魁傑)が「完ぺきな内容」と話すように昇進ムードも高まってきた。“青白時代”の到来は確実に近づいている。 



 時事 5月 12日目
<抜粋> 
土俵下で結びの一番を見上げた白鵬。2差がついた心境を問われ、「うーん。まあ、自分の相撲だけですね」。戸惑うように、答えにならない答えを返した。自らは琴欧洲に勝って入幕後初めて初日から12連勝。左上手が切れて小手に振り、相手の腕が抜けると今度はとったり。褒められる相撲ではなかったが、この日も体は自然に動いた。低くなった「壁」の向こうに、白い綱が見える。「終わるまで分からないですね」。あくまで平静を装った。(了)  



 毎日 5月 12日目
<抜粋> 
  



 サンスポ 5月 日
<抜粋> 
白鵬、平常心の中に硬さも
目の前で朝青龍が土俵下まで押し出された。館内に座布団が舞い、異様な歓声に包まれる中、白鵬は表情を変えないまま花道を引き揚げた。12日目を終わって横綱を2差でリード。予想外の展開に「終わるまで分からない。最後まで集中して頑張るだけ」と平常心を強調した。しかし、支度部屋では前日までとは打って変わって表情は硬く、笑顔もなかった。ただ、土俵上ではいつも通り落ち着いていた。琴欧洲は大関とりで先を越されたかつてのライバルだが、今では完全に立場が逆転。この日も格の違いを見せつけた。すぐに十八番の左前まわしを取った。「立ち合いから上手を取ったけど、切れて体が開いちゃった」。それでも今度は小手投げで崩すと、最後は取ったりで仕留めた。大関昇進と初優勝を果たしたころに確立した鋭い立ち合いだった。その後の流れは狙ったものとは違ったが、慌てずに対応した。綱とりを2度逃した昨年から精神面だけでなく、技術面でも確実に進化している。初日からの連勝は自己最多の12まで伸びた。「今までないからね。やれるんじゃないかという感じはしていた」という力強い言葉も出た。2場所連続優勝と横綱昇進という2つの大きな目標も、もう手の届くところにある。
★白鵬の12勝に高評価 理事長はなお慎重姿勢
大関白鵬が夏場所12日目の24日、12戦全勝として場所後の横綱昇進に向けてまた一歩前進した。昇進問題をあずかる審判部の九重副部長(元横綱千代の富士)は「大きな目標に向かって、非常に内容のいい相撲を取っている」と高く評価。北の湖理事長(元横綱北の湖)は「まだまだ。15番勝つという気持ちが大事だ。相撲は千秋楽まで見ないと分からない」と慎重な姿勢だった。ただ理事長は場所前から横綱昇進の目安として「優勝よりも、まずは13勝」と話しており、13日目(25日)も勝てば、昇進に向けて大きな白星となる。
★琴光喜、白鵬戦に「死ぬ気でいく」
前日横綱に完敗した琴光喜は、しっかりと気持ちを切り替えて2敗をキープ。場所前は腰痛で満足なけいこを積めなかったにもかかわらず、2場所連続で勝ち星を2けたに乗せ、「場所に入ってから内容がどんどん良くなった。本当に信じられない」と喜んだ。愛知県出身で、ご当所となる7月の名古屋場所で大関昇進をかけることになりそうだ。13日目の白鵬戦に向け「死ぬ気でいきます」と気合を入れた。  



 日刊スポーツ 5月 12日目
<抜粋> 
大関白鵬(22=宮城野)が、横綱昇進へ大きく近づいた。大関琴欧洲(24)を左からのとったりで仕留め、無傷の12連勝。1敗で追っていた横綱朝青龍(26)が大関千代大海(31)に敗れたため、今日13日目に2敗の5人が敗れ白鵬が勝てば、2場所連続3度目の優勝が決まる。綱とりへの最低条件とされる13勝にも、あと1勝。今日の関脇琴光喜(31)戦に勝てば、そのノルマもクリアする。感情を抑えるのに必死だった。支度部屋で腰掛けると白鵬は、大きく息をはいた。沈黙の中で、テレビから流れる「白鵬が独走態勢に入りました!」のアナウンスが響く。最低ノルマの13勝に王手。それでも何度も目を閉じ「終わるまで分かんないので。ふー」と深呼吸を繰り返した。203センチの琴欧洲戦。取組前は低く踏み込むけいこを続けた。それが腰高で、すぐに左上手を引かれる。「ああするしかなかった」と左からの小手投げで巨人を振り回し、最後はとったりで土俵に転がした。九重審判長(元横綱千代の富士)が目を細めて言った。「大きな目標に向かっていい内容。13番と言わず最後まで、このような内容でいってほしい」。朝のけいこ場では熊ケ谷親方(元前頭竹葉山)が「不知火型は短命が多くて嫌みたいだけど『お前はまだ若いから自分が歴史をつくれ』と言っている」と横綱土俵入りに思いをはせた。綱とり場所といえば、最後まで厳しい目が注がれ、当事者の周囲は緊迫感に包まれるのが常。場所を3日も残しているというのに、周囲も昇進ムード一色だ。そして誰よりリラックスしているのが白鵬。前夜は来日した兄バドゥボヤクさん(41)とモンゴル料理店で食事。10日に生まれた長女ユンレンツォー愛美羽ちゃんも自慢し「家族の応援が何よりも支えになる」。相撲同様、柔軟にオンとオフを使い分け、死角は見当たりそうもない。今日13日目に勝ち、2敗力士がすべて敗れれば優勝が決まる。今日決まらなくても、2差のまま明日14日目に持ち込めば自力で優勝を決められる。長い15日間もあと3日。綱とりは秒読みだ。【近間康隆】  



 Zakzak 5月 12日目
<抜粋> 
すき間風が気になる…。北の湖理事長が掲げる“綱取りマジック”の13勝までいよいよあと1。白鵬の綱取りが秒読み態勢に入った。と同時に、週刊現代誌上で、愛人に白鵬の八百長を告白する会話を暴露されて窮地に陥っている師匠の宮城野親方(元十両金親)と白鵬の育ての親の熊ケ谷親方(元前頭竹葉山)との対立の構図も鮮明になってきた。新横綱の誕生は相撲部屋にとって最大の慶事。祝宴の段取りやマスコミとの対応など部屋のトップである師匠が仕切らなければいけない。が、同誌で注目を浴びて以来、宮城野親方の影は薄くなる一方。対照的に部屋付きの熊ケ谷親方が頭角を現し、どっちが師匠かわからない状態。この日も新横綱誕生に備え、マスコミ幹事社との取材打ち合わせに応じたのは熊ケ谷親方だった。場所後の綱打ちの準備も「(宮城野親方は)これまでやったことがないんだから。オレは綱打ちの経験だってある」と熊ケ谷親方がさい配を振るっている。「水曜日の伝達式で白鵬とともに協会の使者を迎える役も熊ケ谷親方にやってもらえばいいじゃないか。宮城野親方は針のむしろにでもいるみたいで、いたたまれないだろうから」と冷ややかに話す一門の親方もいた。部屋の混乱を尻目に、白鵬はこの日も琴欧洲を破って12連勝。朝青龍が千代大海に敗れ後続との差も「2」に広がった。宮城野親方とおかみさんとの不仲も取りざたされている。新横綱誕生の声がだんだん高くなるにつれて、部屋の中の乱れもますます表面化するに違いない。白鵬は無事に横綱になれるのだろうか。  



 時事 5月 13日
<抜粋> 
優勝と横綱昇進。白鵬が最高位にふさわしい新境地を披露して、大きな目標に王手をかけた。胸突き八丁で迎えた相手は琴光喜。昨年秋場所では、綱とりが遠のく3敗目を喫している。難敵だった。相手の腕をはね上げて、まずは右差し。右四つで、ともに左上手をさぐる展開。攻防の中で白鵬は、左から強烈にしぼりながら邪魔な下手を切る。これは「秘密です。(説明は)難しいから。手だけの動きじゃない」とニヤリ。なるほど、腰の入れ方もタイミングも絶妙の技だった。そして得意の左上手を引く。これまた、最も力が入る前まわし。「いい位置。本当にいい位置」(白鵬)だ。右の差し手を肩も使って返したことで、相手の体が傾き、左の前まわしが近くなった。今までできなかったことを、この大詰めでやってみせた。朝青龍がよもやの脱落。ゴールはもう目の前だが、狙うはもちろん全勝制覇。「文句なしで決めたいね」と聞かれて今は言葉がない。しかし、何度も何度もうなずいた。(了)  



 毎日 5月 13日目
<抜粋> 
◇白鵬、優勝に王手…琴光喜降す
結びの一番が終わって東の花道をゆったりと歩を進める白鵬。まげに乱れもなかった。右の相四つ。押し合いになってもやはり最後は組んだ。カギは左上手をどっちが先に取るか。「相手は相撲うまいんで(うまさを)出さす前に攻めた」と白鵬。差した右腕を返して琴光喜の体を起こし、右下手を近くするとひじを押さえつけながら切った。ぶつんと切れた琴光喜の下手。大向こうをうならせる芸。勝負あった、である。この場面を「上手を取らせたくないので腰を引いていたけど、起こされた」と琴光喜。なすすべなしという表情だ。切ったと同時に白鵬は左横みつを取った。あとはつり上げながら一直線に土俵の外に運んだ。この1年間で白鵬が2回以上負けているのは朝青龍、稀勢の里、雅山と琴光喜。相撲巧者・琴光喜の差し身のうまさに屈していたのが敗因といえる。相撲の完成度なら土俵年齢の長い琴光喜のはずだったが、巧者を上回る理詰めの取り口。「あんな相撲見たことがなかったね」と北の湖理事長を感心させた、成長を見せつける中身の濃い白星になった。勝因となった下手の切り方は「秘密です」といたずらっぽく笑った22歳は、「言葉でいうのは難しい。ああいう場面で思い通りの相撲。万全だった」と大一番をものにして珍しく自賛した。「硬さはない。いい緊張感のなかでいい相撲が取れている」という完勝での13連勝。「(横綱昇進の)話題は出てくるでしょう」と北の湖理事長。綱もしっかりと見えた。【武藤久】  



 サンスポ 5月 13日目
<抜粋> 
白鵬、夢の実現待ったなし 観戦した横審委員も絶賛
この日朝の宮城野部屋のけいこ場。付け人1人を除けばだれもいない土俵の周りで目を閉じ、大きく息を吐きながら、ゆっくりと何度もすり足を繰り返す白鵬がいた。静まり返った空間の中で、何を考えていたのか。頭の中には、自らの横綱姿がぼんやりと浮かんでいたのではないだろうか。悲願の横綱昇進に向け、これほど強烈な印象を残す勝ち方はない。「いい相撲だった。思った通りの攻めができて良かった」。突き、押しから取った右下手の引き付けの強さが際立った。これで実力者の琴光喜の動きを封じ、左上手を引いて勝負あり。最後の寄り身は、大きな目標をつかみ取る気迫にあふれていた。堂々たる13連勝。後続に2差をつけ、朝青龍は圏外に消えた。連続優勝と横綱昇進に王手をかけて「明日は明日。思い切っていくしかない」と冷静に話す。観戦に訪れた横綱審議委員会前委員長の石橋義夫委員は「(相撲協会からの)諮問は当然ある。なかったら、みんな辞めるよ。全会一致だと思う」と絶賛した。初日からの安定感を見ると、崩れる気配は全くない。北の湖理事長(元横綱北の湖)も「自分の相撲を取り切る気持ちでいけば、自然と優勝が見えてくる」と断言。残り2日、重圧にも立ち向かう大関は「硬くならず、いい緊張感ですね。体も動いています」と力強く言い切った。夢の実現は、もうすぐだ。  



 読売 5月 13日目
<抜粋> 
大相撲夏場所13日目(25日・両国国技館)――つい最近まで、立ち合いで左まわしを封じられるたびに焦っていた面影はない。今、白鵬は実に幅の広い相撲を取れる。突きの応酬から、共に十分の右四つ。互いに上手が欲しい局面で、琴光喜に力量差を見せつけた。腰を揺さぶる絶妙のタイミングで相手の下手を切り、得意の左前まわしを引いた。白鵬は「説明が難しい。手だけの動きじゃないんだ」とほほ笑む。最後まで相手に上手を許さず、迫力のつり寄りで勝負をつけた。白鵬を育てた宮城野部屋の熊ヶ谷親方(元幕内竹葉山)が「大関より怖い相手」と、警戒していた顔合わせだが、終わってみれば取り越し苦労。文句なく今場所最高の内容だった。綱取り最低ラインとされた13勝目に、無傷で達した。北の湖理事長も「昇進の話題性が出てくると思う」と太鼓判。「大事なところで、自然に『白鵬の相撲』が取れている。上手からも下手からも攻められる」と、取り口の充実も褒めた。「緊張はしているけど、硬さはない」と、本人の言葉も頼もしくなってきた。残り2日間、覇気を失った感じの朝青龍に代わり、この日のような「横綱相撲」を取れれば、地位はおのずと転がり込んでくる。(込山駿)  



 日刊スポーツ 5月 13日目
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<大相撲夏場所>◇13日目◇25日◇東京・両国国技館
大関白鵬(22=宮城野)が横綱昇進への最低条件とされる13勝目を挙げ、2場所連続優勝に王手をかけた。関脇琴光喜(31)を寄り切って全勝をキープ。北の湖理事長(54=元横綱)も絶賛する内容で、綱とりを“内定”させた。今日14日目に千代大海を破るか、2敗で追う平幕朝赤龍(25)と出島(33)がともに敗れれば、通算3度目の優勝が決まる。横綱朝青龍(26)は大関魁皇(34)に敗れ、横綱昇進後初の2場所連続V逸となった。夢だった綱に、手がかかった。今場所最長、21秒8の力相撲を制し“ノルマ”の13勝に届いた。連覇もたぐり寄せ、白鵬は「残り2日間、頑張るだけ。自分の相撲を取るだけです」と、かみしめるように話した。既に横綱相撲だ。「相撲がうまい相手。うまさを出される前に自分の力を出すしかない」と自然体で臨んだ琴光喜戦。下から突き上げられ、まわしが取れないとみるや激しく突き返す。得意の左前まわしを引き、同時に右のかいなを返した。理詰めの後は、力ずくのつり寄り。迷わず最短距離で正面土俵まで走った。充実した内容に北の湖理事長も「これで昇進という話題性も出てくる。13勝と14勝じゃイメージは大きく変わるし、あと2番、最後まで気を引き締めて取ってほしい」と太鼓判。協会トップとしては精いっぱいの表現で、事実上の“内定通知”をくだした。さらに観戦に訪れた横審の石橋委員も「(協会からの)諮問は当然ある。なかったら、みんな辞めるよ。全会一致だと思う」とフライング? でお墨付きを与えた。周囲も昇進への本格準備に入った。「ノルマ達成」を見届けた打ち出し後、横綱が締める綱に使う麻を、発注。昇進した場合は31日に綱打ちを行う。また、伝達式の使者を迎えるため、手狭な部屋を臨時改装するプランもある。けいこ場も特設の上がり座敷仕様に改装しようというもので、うれしい悲鳴の臨時出費も大歓迎だ。過去、13日目終了時点で2差を逆転された例は一度もない。V確率100%。2敗の2人が勝ち自力で決めるのが理想だが「そうなったらいいですね。まあ、明日は明日で」と色気は隠した。今日26日には、モンゴルから両親と姉が来日予定。帰り際「今日も奥さんにいい報告ができますね」の問いかけに「毎日、いい報告してますから」とニッコリした。愛する家族の前で、白鵬が綱とVを同時につかみとる。【近間康隆】  



 スポーツ報知 5月 13日目
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昇進が確実となった白鵬が、早くも横綱土俵入りの準備に入ったことが25日、分かった。初の土俵入りとなる明治神宮奉納土俵入りで、現在の宮城野部屋を創設した横綱・吉葉山の化粧まわしを使用することが判明した。当初は後援者から贈られる三つぞろいの化粧まわしを使う予定だったが、完成が間に合わなかった。そこで両国国技館内の相撲博物館に保管してあった吉葉山の物を借りることになった。白鵬の育ての親・熊ケ谷親方(元幕内・竹葉山)は「部屋を興した人だしそれが一番いい」と話した。吉葉山は、1938年に高島部屋から初土俵。54年3月場所で横綱昇進。現役時代から吉葉山道場を開き、58年1月場所の引退後に宮城野部屋を再興し、それが現在に至っている。土俵入りの型について白鵬は、雲竜型も視野に入れている。立浪一門の横綱は不知火型が通例だが、「不知火型は短命」の説もあり、白鵬が難色を示しているようだ。  














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