テーマ:相撲(1568)
カテゴリ:相撲研究
とくだわら
呼び出し拓郎さんの連載に、「受け身の力士が得をするので「徳俵」と呼ばれる。」と書いてありました。これを読んで私は、「?」となりました。力士が「得」するなら「得俵」ではないのかと…。「徳俵」と「得俵」どちらが正しいのでしょうか? 呼び出しさんの連載ですから、私は早速「徳俵」を辞書登録しておきましたけれど…。今までずっと「得俵」と書いていたので、少々恥ずかしいです。 そして徳俵の由来ですが、二重俵の名残ではなくて、「野天相撲のころ、雨水の排出口としてつくられたもの」なのだそうです。 二字口 二字口ってどの部分を二字口と言うかご存知ですか?私はてっきり「二字口=徳俵」だと思っていたのですが、厳密には違うんです! 「相撲が楽しくなる本」によると…。
「踏み俵」は、東西南に3つずつ。北には中央のみ、合計10あります。その東西の「踏み俵」(図の赤い部分)を「二字口」と言うようです。 徳俵を二字口とは言わないのです! 東西の「踏み俵」と「徳俵」で「二」に見える事から東西の踏み俵を「二字口」と呼ぶということです。南北も「二」に見えますが、力士は上がらないので、二字口とは言わないのだと推測。 つまり…。 「二字口を使って残します!」なんて事は、あり得ないのです! こっそり今までの投稿を編集しておこうと思います。 因みに、広辞苑。
この広辞苑の説明だと、徳俵と踏み俵で二字口とも取れなくも無いです…。 はぁ、岩佐アナの豆知識が欲しい。 ~追加~ 調べれば調べるほどわからなくなってきました。 相撲中継を聞いている限り、東西の力士が上り下りする周辺一帯を「二字口」と言っている様な気がするので、結論保留。ただ絶対に言える事は、二字口が徳俵だけを指しているのではないと言うことです。 「踏み俵は合計10俵あるが、東西中央の踏み俵に限って「二字口」という。」 この文をどう解釈するか…。 踏み俵だけを指しているのか、二字口の一部だと言っているのか…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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