2010/03/01(月)01:27
Under the R-567
明日から3月と言う今日になって、ようやく今シーズン初の雪山へ行きました。
おそらく今シーズンはこれが最初で最後の雪山・・・
悩んだ挙句、いつもの臥龍山へ―――――
去年、非常に気の毒な事件により全国的に有名になってしまったこの山。
ホシを挙げるべく、多くのブタが放牧され自然を破壊したにもかかわらず、
結果を出せないことに相変わらずの役立たずっぷりが見て取れる。
今日は穏やかで暖かい、本当によい天気です。
残念ながら雪はほとんど無く、積んだスキー板の出番はなさそうです。
寒い冬も暑い夏も、数え切れないくらい越してきたブナの大木。
残雪に風格のある濃い影を落とします。
山頂近くなるとさすがに50~100cm位の積雪が残り、私には試練が続きます。
雪に足を取られながらも、広がる美しい風景に疲れも忘れてしまいます。
我に返るとゼェゼェ言ってる自分に情けなくなりますが・・・
ブナの大木にトドメを刺したのは雷か強風か・・・
人間でなければ問題ない。
雪山では、その雪が音を吸収するため非常に静かで、
聞こえるのは耳鳴りと、スキー場のアナウンスが時々。
今日もまた臥龍山に夜が訪れます。
夜が明けると月曜日。
流れるその時間はここ臥龍山とは大きく違います。
物理学的に言うと、時空を歪めることができるのは非常に強い重力ですが、
そういう事ではありません。
あくまで気持ちの上での時間の流れる速さです。
それくらい月曜日はスゴイってこと。