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御挨拶がすっかり遅くなりました。
今日から仕事始めの方も多いことでしょう。 我が家も夫は今日から仕事、娘は昨日から冬期講習、息子もとうに塾に復帰しており、あっという間に日常が戻ってきつつあります。 当分こんな感じで時間の流れについていけてないかもしれませんが(汗)、本年もどうぞよろしくお願いします。 お正月休みに適当にテレビをつけていたら「オペラコンサート」という番組がありました。 色々なオペラの著名なアリアばかり拾って、紹介してくれる番組です。 オペラの曲ってフィギュアスケートによくつかわれたりしますし、お正月ですから多少は芸術に触れておこうかと(笑)、つれづれに眺めていたら途中でびっくり。 「道化師」というオペラの「衣裳をつけよ」という曲です。このオペラは見たことありませんし、この曲み聞いたことないはずですが、とあるフレーズ、これは知ってる。よ~く聞いたことがある! パヴァロッティで同じ曲を見つけてきたのでどうぞ。 この曲の2分10秒のあたりです。 お聞き覚え、ありませんか? 今度はこちらをどうぞ。冒頭部分です。 …これは、確信犯でしょうね(^^; プロモーションビデオの作りからして、あきらかにオペラを意識してますし。 20年間も気が付きませんでした…というか、知らなければ気が付きようがないわけですが(^^; クイーン前半の、いわばわかりやすく華麗な時代が好きだった私はこのあたりのどんどん曲風の変わっていく彼らにちょっととまどってしまって、ファンをお休みしかかっていた時期だったというのもあったかもしれません。 「Break Free」のわかりやすくコミカルなプロモとも違ってこの曲の表現映像は「わけわかんない」でしたし。 …が、このフレーズをきっかけに20年ぶりに同じ動画を見て、今回は同じ動画をかなり楽しみました。 豪華絢爛の中にわざと陳腐を滑り込ませたような違和感ありまくりの風景。中世ヨーロッパの社交会風なのに唐突にプリマが立ってるし、そのプリマがトロカデロかグランディーバの人風味だし。姫君の顔色はホーンテッドマンションの住人みたいだし、貴婦人は裸足だし。 不思議な衣装のフレディはその珍妙な世界のまるで創造主のように堂々と溶け込み、一方らしい衣装をつけていながらあきらかに浮いている二人組(当時この映像を見た私は『長崎カステラの人みたい』と思ったのを覚えています)。対して、なぜか吟遊詩人風味に独自の馴染み方をしているブライアン(^^) この曲の冒頭部分の原曲である「衣裳をつけよ」は私生活で大打撃を受けながら仕事をはたすべく衣裳を身につけようとしている道化師が歌うものです。 道化師はそもそも「顔で笑って心で泣いて…」を複雑に表現している存在ではありますが、これ以降のQUEENの軌跡に主題のように見えてくる「Show must go on」はこのあたりからきているのかもしれないなぁ…なんて思ったりもしました。 年の初めに不思議な温故知新(?)をしてしまいまして(^^; オペラコンサートは最後から二番目くらいでようやく「トスカ」が聴けました。 トリノでプル様がSPに使った曲です。これやってほしいな~と思ってずっと聴いていたので嬉しかったです(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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