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カテゴリ:ちょっと一息Coffee Break
新年の黒豆炊きです。 KAJIの黒豆レシピの巻です。 まずは気持ちから入ります。 肝心なのは隠居したおばあちゃんになること。 豆は地元の豆。出来れば自分で蒔いたものを収穫して、 一粒一粒ていねいに鞘から出して、選別をします。 自然農ではだいたい、20株で2-300g良い粒が採れれば上出来かな。 今回はKAJIハウス引越しがあったので、地元小諸産の柏木さんの黒豆を使います。 上手に炊き上げるには足掛け3日かかります。 材料 : 黒豆200g 三温糖180g 天然塩少々 錆びた釘数本 重曹少々 豆は軽く水洗いしておきます。釘はよく洗って、布で包んでおきます。 鉄のなべでお湯を沸かします。沸いたら鍋を火から下ろし、 そこへ砂糖と塩、釘、重曹を入れます。そして豆を入れてふたをして、 一晩寝かせます。この時に鍋の底に丁度入るお皿を沈ませること。 朝起きたら釘を出してストーブの火にかけます。 ここからが隠居のおばあちゃんのうでの見せ所。 鍋のふたは少し明けておいて、ストーブのそばに日がな一日待ったりと過すのです。 うっかりするとふきこぼれます。またうっかりすると焦がします。 かといってずっと鍋を見ているわけでもなく、本を読んだり、選択したり、 お茶でも入れてみたり、不意の訪問客が会ったり、・・ でも鍋には気をかけておかないとなりません。 ときどき中を覗いて、汁が半分ぐらいになっていたらお水を足します。 2-3回は水を足します。 1回ぐらいはうっかりして吹きこぼします。するとストーブが手におえない状態に汚れます。 でも、1回吹きこぼした方が美味しいようです。 この続きはまたあした。あしたの朝から火にかけます。
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