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2011.02.18
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カテゴリ:Home Grown

かつて3000部のコピー本「天上のシンフォニー」でブレイクした、伯宮幸明氏の次作

百姓レボリューション」を入手した。これもバーコードの入っていない本。 

2011年2月11日発行400冊シリアルナンバー4・・・

revo

バーコードの入っていない本・・・ご本人の考察によると・・・

★本の流通システムの裏側★

少しここで本の流通システムについて説明したいと思います。

あまり出版システムの批判をすると、出版してもらえなくなるから今までは避け
ていたんですが(笑)、ただ、これは他の流通システムにもつながる経済システ
ム全体のことなので、やはり触れておいたほうがいいでしょう。

出版社から正式に出版された本にはバーコードがつき、取次を経由して書店に送
られます。書店は委託販売をしているので、売れない本はどんどん出版社に返品されるのです。

新刊が出ても書店に置かれるのはせいぜい二週間ぐらいでしょうかね。今ものす
ごい数で新刊が出ているので本の入れ替わりは激しいですね。

書店も置くスペースが限られているので、売れない本をいつまでも置いておくことはできません。

つまり、ほとんどの本にとってその二週間が勝負だということです。『天上のシ
ンフォニー』の正式版が出た時に多くの人が書店にいってPOPを置いてくださった
りしましたが、その裏にはこうした事情がありました。

もちろん、今は書店だけでなく、アマゾン等のインターネット書店でも売られて
いますから、その後もまだチャンスはありますが、返品されてその後書店から注
文が入らない本は、出版社も在庫を抱えているスペースがないので断裁されます。

場合によっては大量の紙が無駄になることもあります。

そうなると、当然出版社は売れる本しか出さなくなり、書店も売れる本しか扱わなくなります。

マス・コミュニケーションというのは大衆に向けた情報発信を意味するのですが、
出版を含むマスコミでは、量が重要になってくるということです。

ところが、質というものは必ずしも量に比例せず、中には、
仮に400人にしか評価されないような内容でも、
その400人にとっては非常に価値のあるものだったりすることがあります。

それでも従来のシステムでは400部では採算が取れないので、そうした本は出版されませんでした。

ところが、今印刷会社も小部数印刷をやるようになり、個人で行う場合、それが
可能となったのです。つまり、執筆から営業、発送業務などをすべて自分でやっ
た場合、人件費がかからないので、元が取れるということです。

つまり、これは野菜の直売に似ています。今まではJAを通さなければ売れなかっ
たのが、個人会員向けの宅配を始めたことによって農家は新しい販路を見つけま
した。その場合、規格外の野菜(形が整っていないもの等)など通常の流通シス
テムでは振り落とされていたものも扱えるようになり、有機農業などがよりやりやすくなりました。

・・・

伯宮さんとは確か2008年の松本スピコンでお行き会いしたことがあり、

エコビレッジにまつわる色々やすでに彼はその時、「半農半X」のことも

つぶやかれていたと記憶にあります。

「天・・シン・・」もそうですが精神世界やロハス、エコビレッジなどの分野において

とても、教科書的な初心者にもわかりやすい本だと思います。

「天・・シン・・」はかなり興奮して一気に一晩で読みました。

今回は自分のやっていることの示唆の部分が気になりますので、そこがやはりポイントでしょう。

危惧される問題点はいくつかあります。

ひとつは都会の方のエコや農に対する考え方と田舎の人のそれの温度差です。

現在でもある農家民宿の方が悲鳴を上げています。

都会の方々は美しい田園風景を見て「素敵な自然だー!」なんて感動しますが、

畑や森、山河など美しい、一見手の入っていないような自然も、ちゃんと人間の手入れが

入っているということ。何もしないでいたらこの景観は保てないということ。

都会から農業体験にきた家族に農家民宿の方が「好きなだけ畑のきゅうり、採ってもいいよ。」なんて話すと、

畑で土と太陽、風と水ではぐくまれる自然の恵みの営みのわからない人は、

とんでもない行動に出ることがある。

普通なら熟れたきゅうりを自分の今食べる分だけ、もぎ取るのだが、

まだ熟れてないものや、うっかりすると根っこから引っこ抜いたり、

食べきれない量を収穫したりと、大変なことになる。

指導する側にももちろん問題はあるのですが、何しろ,光と風、土や石、

そして、森や動物からのメッセージを感じ取る能力が消されてしまっていて、

(自然に対する洞察力)

まずその能力を取り戻すことが大事。

それにはちょっとした手引きで思い出すことができる。

日本の遠い昔の兄弟の言葉・・

「じっと座って黙って聴け」・・

「道端の小さな石ころや踏み潰されそうな草や小さな花に、

そっと耳を傾けてみなさい。」

「大宇宙の大いなる力を深呼吸をして体全体で感じ取ってみてください。」

「種を手のひらにのせて、赤子をあやすようにそっと歌いかけてみてください。」 

***

「百姓レボリューション」

KAJI Houseにおいてありますので是非読みにいらしてください。
 






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Last updated  2011.02.18 15:51:43
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