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カテゴリ:Home Grown
かつて3000部のコピー本「天上のシンフォニー」でブレイクした、伯宮幸明氏の次作 「百姓レボリューション」を入手した。これもバーコードの入っていない本。 2011年2月11日発行400冊シリアルナンバー4・・・ バーコードの入っていない本・・・ご本人の考察によると・・・ ★本の流通システムの裏側★ ・・・ 伯宮さんとは確か2008年の松本スピコンでお行き会いしたことがあり、 エコビレッジにまつわる色々やすでに彼はその時、「半農半X」のことも つぶやかれていたと記憶にあります。 「天・・シン・・」もそうですが精神世界やロハス、エコビレッジなどの分野において とても、教科書的な初心者にもわかりやすい本だと思います。 「天・・シン・・」はかなり興奮して一気に一晩で読みました。 今回は自分のやっていることの示唆の部分が気になりますので、そこがやはりポイントでしょう。 危惧される問題点はいくつかあります。 ひとつは都会の方のエコや農に対する考え方と田舎の人のそれの温度差です。 現在でもある農家民宿の方が悲鳴を上げています。 都会の方々は美しい田園風景を見て「素敵な自然だー!」なんて感動しますが、 畑や森、山河など美しい、一見手の入っていないような自然も、ちゃんと人間の手入れが 入っているということ。何もしないでいたらこの景観は保てないということ。 都会から農業体験にきた家族に農家民宿の方が「好きなだけ畑のきゅうり、採ってもいいよ。」なんて話すと、 畑で土と太陽、風と水ではぐくまれる自然の恵みの営みのわからない人は、 とんでもない行動に出ることがある。 普通なら熟れたきゅうりを自分の今食べる分だけ、もぎ取るのだが、 まだ熟れてないものや、うっかりすると根っこから引っこ抜いたり、 食べきれない量を収穫したりと、大変なことになる。 指導する側にももちろん問題はあるのですが、何しろ,光と風、土や石、 そして、森や動物からのメッセージを感じ取る能力が消されてしまっていて、 (自然に対する洞察力) まずその能力を取り戻すことが大事。 それにはちょっとした手引きで思い出すことができる。 日本の遠い昔の兄弟の言葉・・ 「じっと座って黙って聴け」・・ 「道端の小さな石ころや踏み潰されそうな草や小さな花に、 そっと耳を傾けてみなさい。」 「大宇宙の大いなる力を深呼吸をして体全体で感じ取ってみてください。」 「種を手のひらにのせて、赤子をあやすようにそっと歌いかけてみてください。」 *** 「百姓レボリューション」 KAJI Houseにおいてありますので是非読みにいらしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.18 15:51:43
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