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カテゴリ:Eco-Village
MIXIのコミュ「エコビレッジ準備委員会」を立ち上げ早5年・・・ 木の花ファミリーさんも国連プロジェクトになるほど世界有数のポイントになりましたね。 全国のそこかしこにエコビレッジを目指す施設が増えました。とてもうれしい限りです。 いろいろな地球大転換(文明の再編制)が加速度をまし、全ては変容に向かっています。 ここで、5年前のその当時のKAJIが描いたビジュアル的なコンセプトを 過去の日記から再掲載してみます。 ***
ひとつのシナリオを胸に秘めて・・ 浅間山ろくの裾野の西側をのぼりつめるとそこには深い森の高原がある。その中ほどに位置するこのコミュニティー、そこにアクセスするのは比較的楽にできる。東京から150km。まさしくここは地球上のパワースポットのひとつとしてあげらるはずである。 我々を乗せた赤いレクサスGS450hは厳しい浅間の峠道を難なくのぼりきり森の中を涼しげに通り抜け、清涼としたコミュニティーのアクセス路に入っていった。目前には幅の広いゲートが見える。ゲートの両側はそれほど高くない。アースカラーの、土壁の、新しくもなく、朽ちてもいない、自然に溶け込んだその壁には日本の古い、その感覚はまるで大木を抱きしめたときのような、安らぎを覚える光景である。 そのゲートは木製の大きな扉がついている。ポーターがその扉を開き、この車が入っていく。入るとそこはいきなり日本の森。竹や笹が繁り、水楢や栗、胡桃などの広葉樹が繁っている。そこに車の通れる道が一本、それに小道が2本3本とある。車はそこの自然の木々のアーチを通り抜け奥に入っていく。道には浅間の軽石が敷き詰められている。木と石の懐かしい軽井沢の匂いがする。小奇麗な縄文家屋風の屋根が目前に現れた。それがパーキングである。こぢんまりとしているが屋根にはソーラーシステムが設置してある。ポーターが小道を案内し小さな東屋にたどり着いた。お香の香が気持ちよい。東屋から見る景観は、小道の向こうに美しい花が咲き乱れ、潅木の緑が輝き、楽園のたたずまいを感じさせる。まるで巫女のような白い衣をまとった女性スタッフが現れる。ここで受付を済ませ、このコミュニティーの説明を受ける。 copyright by KAJI *** この日記はあくまでもビジュアル的な絵面の世界。 上辺だけ模倣してもエコビレッジの真髄は得られませんが、 ある意味、模倣から入ることも、とても大切とも思います。 この絵面の奥には、とても大事な太古からのメッセージが秘められているのです。 それぞれがそれぞれの出発地から、それぞれのスタンスで ある方向へ向かって進化していく・・これでいいのだと思います。 長野県内でも古いものでは「女神山ライフセンター」とか「安曇野養生園」、 「シャロムヒュッテ」など、また安曇野「地球宿」、北軽井沢「カフェフルール」を取り巻く 一連のグループ活動、「安曇野スタイル」のアート集団、 松本から四賀村に移転した「結び屋」のグループ、 今は閉店にはなりましたが、長野「カフェずくなし」を取り巻くグループ、 そしてKAJIHouse:浅間山ろく(軽井沢・御代田・小諸・上田)の緩やかなネットワーク、 まだまだ、他にも点在していますね。そのそれぞれがまた情報交換など、 緩やかなネットワークとなって繋がっていきます。 とても大事なポイントは、それぞれは縦のつながりではなく、 横のつながり(横のリーダーシップ)であるということ。上から下へではなく、 すべては、横で繋がるということ。これが21世紀を担う、最重要コンセプトなのです。 (行政などが絡むと、なかなかこれができないことがありますが、やがてこれも進化していくでしょう。) 通常のコミュニティーがコアなコミュニティーに牽引されて、両者の距離がどんどん 縮まっていく・・・こんな動きが垣間見えます。たとえば長岡式酵素玄米、 これもとてもコアな健康食ですが、いまや駅前のレストランでも出されるようになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.09 08:08:51
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