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女友達から呼び出される
・・・ 不意に鳴る携帯 やかましい。 オレ「なんや、それ?来いってか?」 「待ってるからぁ~!」 オレ「はぁ?何を言うてんねや、帰るで。」 「新宿にいるからね!適当に先やってるから」 オレ「いやいや、帰るって。」 「私の他に可愛い子いるから、絶対来てよ!じゅんちゃん、可愛いよ!」 オレ「もう、ええって」 30分後 鼻の下を伸ばしたワレ、イコール チンポ猿・・・ オレ「ごめん、ごめん。じゅん、待った?ていうか、誰?お友達?」 元カノ「何、いきなり隣、座ってんの?何で初対面で呼び捨てにしてんのよ!じゅんちゃん。ていうかバカじゃん、呼んでないから!」 オレ「あほ!オマエが呼んだんやろ!」 元カノ「財布だけ置いて帰っていいよ!」 オレ「オマエなぁ~。ええよ、じゅんと消えるから。なぁ、じゅん。」 元カノ「死ね!アホ!帰れ、帰れ、財布だけ残して。」 とまぁ・・じゅんちゃんは、ポカンと・・・お馬鹿な光景、目のあたりにして・・ じゅん「二人とも仲いいんですね!羨ましいなぁ」 また乾いたコメントですか?ここで まぁボキは、ボキでリサーチ開始 オレ「じゅん、彼氏いんの?」 じゅん「いないですよ」(ん?・・・) オレ「じゃいいじゃんオレと付き合えば!」 元カノ「付き合えるわけないだろ!」(張り手一発!) オレ「おまえなぁ、わからんやろ?どこで、どうなるかなんて。」 元カノ「あり得ないから!」 じゅん「あり得ないですね!(ピシャリ!)」 元カノ「ほら、ありえねーんだよ!ジジイ!」 そんなこんなで1時間後・・・ 元カノ「トイレ行って来る。」 かなり飲んだしな、かなりキテるなぁ 単なる酔っ払ったねーちゃんやんか。 ??チャンス!じゅんちゃんと二人きりやないか! じゅん「この後どーするんです?」 「いや、帰るよ。じゅん、頼むな。バカ女、酔っ払ってるから。連れて帰って」 じゅん「はぃ、帰る方向一緒なので・・・」 (元カノ、トイレから戻る) 「何、口説いてんのよ!」 オレ「オマエ、いいとこで帰ってくんなや。これからってときに。帰るぞ。」 会計もままならず またまたトイレに行く元カノ じゅん「このまま帰るんですか」 オレ「帰るよ、悪いなぁ、頼むなぁ。」 ・・・・ん??・・あれれ?・・・そのアナウンス?・・・ここで?・・ じゅん「私、一人で遊びっ行こうかなぁ・・つまんないなぁ」 ・・・え?・・・あれれ?・・・一人で?・・・帰るんじゃないの?・・・ 消えちゃう?たりふで?ごめん、ごめん二人で?え?あり?この展開? オレ「遊び行く?この後。」(触覚ピコピコン!) じゅん「ぅーん、いやぁ、まずいですよ、ね。私。どうしよっかなぁ~」 <行く気満々じゃ~ん!> (元カノ、トイレから戻る・・・) 元カノ「あ”~ジジイ帰るぞぉ」 オレ「お~ぃ、オマエほんと口説いてる途中だったのに、オマエさぁ」 元カノ「知るか!帰るぞ、ジジイ」 じゅん「私、帰っちゃいますよ?」 オレ「いや、ちょっと待って」 じゅん「遊びに行きます?」 オレ「行く、行く。行くからちょっと待って!」 元カノ「何、言ってんの!帰るよ!じゃぁねぇ~じゅんちゃん!」 オレ「ぃやぃや、一人で帰ろうよ、頼むから!」 元カノ「だ~めっ!送れ!お・く・れ!」 オレ「アホ、おまえなこんなチャンスめったにないんやぞ!」 元カノ「ばいば~い」 じゅん「じゃ私、行きますね。二人で仲良く帰って下さいね!私は、この後遊びに行きますから、どこ行こうかなぁ?」 ・・・おいおい・・・それって・・・ 元カノ「さけ~!酒!持ってこい!」 はぁ~ 誰だぁ飲ませたの!? じゅん「それじゃまた、二人仲良く!!(怒)」 イヤミを残し 人ごみに消えて行くじゅんちゃん・・・ オレ「おーぃ。何、酔っ払ってんねや」 ・・・ オレ「なぁ、あの、じゅんって子、イけてたな。あれ落ちたやろ?おまえ何で摘むんや?人の恋路を」 元カノ「無理無理。」 オレ「ばーか。あと少しでな、この後、呑みに行けばな、落ちてるって。」 元カノ「無理。絶対無~理~ぃ!!」 元カノ「しゃきーん!」 つま先の尖った真っ黒の長いブーツが ボキの弁慶の泣き所を直撃し 「かっ!かっ!かっ!かっ!」 水戸黄門のように彼女は笑い オレに 「死ね、バーカ!」 と言った後 「喰えね~女だ」とつぶやいた。 (なんだ・・・このオチ・・・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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