ガイアの風　６月１日パート２　自然に優しい、人に優しい住まいづくり

ガイアの風６月１日パート２ ゲスト：株式会社　サン建築工房　常務取締役　武谷　昌典　（たけや　まさのり）さん テーマ：自然に優しい、人に優しい住まいづくり （写真左　又野　　　右　武谷さん） 自分達の納得する家作りを目指し、前の会社のメンバーと三人でサン建築工房を立ち上げました。 武谷さんたちは健康で心豊かにできる住まいづくりをお客様に提案し、地球上の資源をもったいない精神でとりくむ姿勢で20数年頑張ってきました。 サン建築工房ならではの取り組みをご紹介致します。 ◆OMソーラーハウス◆ 太陽のエネルギーを利用したこのシステムは太陽光発電ではなく、「太陽熱」を利用しています。 そして「自然の風・空気の流れ」を利用しています。 例えば、暑い日の屋外の車に帰ってきたとき、車内の空気は熱くなっているでしょう。 それと同じ原理で「空気が暖められる」のです。 夏は暖かい空気をコイルにあてて、水を40度～60度までに熱し、お風呂のお湯として利用します。また熱い空気は家にこもらないように外へ出します。 冬は暖かい空気を床下に通し、床暖房として家全体を暖めます。 よって、自然のエネルギーを有効に使うことで余分なエネルギーを使わないというとてもエコなシステムです。 ◆湿気をとる壁◆ 珪藻土（けいそうど）やしっくいなど湿気をとる壁を使うことで除湿機を動かさなくてすみます。 また、室内が乾燥したときは湿気をだしてくれます。加湿器がいりません。 ◆木の伐採について◆ 木の伐採は森や自然の破壊につながると思われがちです。 しかし、古い木は月日と共に光合成の働きが弱くなるので、実は使えなくなる前に伐採し、若い木を植林するほうが環境のためにはよいのです。 よって計画的な伐採は自然を守ります。 そして、次の世代へ若い木を残していきましょう。 ◆廃材家具◆ ホームセンターで買った木材ではなく廃材を使うことに意味があります。 毎年、8月の工房祭（小倉南区の工房）や9月のエコフェスタ（西港自動車学校）にて家族参加型の廃材を用いた家具づくりの場を提供しています。 この家具作りを通して、小さなものでもいいから「ものづくり」をしませんか？また、家族のきずなを深めましょうという願いがこめられています。 ◆リフォーム◆ 実は新築よりリフォームのほうが難しいそうです。 今までは壊して新しい家を建て直すといった流れでしたが、今はまだ使える家はリフォームして使おうという風にかわってきています。 いい家を次世代に残したい。 いい家を残していくためにも耐震などのチェックをし、上手にリフォームすることが大切です。 また、ペットに対してのリフォームも行っています。 家の戸を閉めても猫だけが出入りできる戸の設置やどこの部屋からも犬小屋がみえる空間づくりまで幅広く対応しています。 武谷さんたちは長年培われた経験をもとに万人がもとめる規制のものではなく「わたしのライフスタイル」に合わせた住まいづくりを提案し、どんな依頼にもご予算に応じてご相談いただけます。 今回リニューアルしたホームページには武谷さんのブログも公開中。 限りある資源を有効利用しているOMシステムを聞いて、驚きはもちろん感動しました。 できるだけエネルギーは使わない。これはエコロジーですね。 また、ペットも家族の一員、ペットも心地よい生活ができるようにと配慮した家作りを目指すところにスタッフの皆さんの優しさが伺えました。 日々の生活で疲れはてた体や心は、きっと木のぬくもりある空間により癒してくれることでしょう。そしてこころも豊かにしてくれることでしょう。 昔、家は人の出入りがあってこそ家としてなりたち、木は生きつづけると聞いたことがあります。 建築資材として切られた木は、家の一部として私たちのもとで新たな息づかいをしてくれます。 私たちのもとにきてくれた自然からの宝物です。その癒しの空間に感謝しましょう。 武谷さんをはじめスタッフの生の声が聞きたい方は是非下記までお問い合わせください。 エコショップサンは一見、雑貨屋さんかしら？と思うような明るい雰囲気なので誰でも気軽に入ることができますよ。 体にやさしい建築資材や壁紙の見本を「見て、触って、感じて、納得できる」コーナーや 職人が作ったおしゃれな廃材家具や地元作家の作品なども展示販売しています。 工房祭やエコフェスタのイベント、新築完成内覧会などの情報も常時下記のホームページにて更新されます。 サン建築工房リフォーム事業部　エコショップサン （小倉北区役所から道路はさんで並びのマンションの1階テナント） 北九州市小倉北区大手町3-1-1F　TEL093-592-2114 午前10時～午後6時　定休日：毎週水曜日と隔週木曜日 詳しくはホームページをご覧下さい。 www.ecoshop-sun.com （コーディネーター　九州画材　又野） ■株式会社　九州画材■ TEL:093-522-0747 FAX：093-522-1517 http://www18.ocn.ne.jp/~q-gazai/