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2008/09/24(水)16:51

これほど影の薄い首相もめずらしい  そしてNHK

日本の政治外交(2299)

テレビ欄を見ても、大相撲はあっても、首班指名の国会中継は新聞には、すくなくとも出ていなかった。 そして、予定通りの麻生首相誕生。 そして、失言が出る前に解散総選挙、ね。 小渕最年少大臣とかくらいしか目玉はない閣僚人事。 国が主導的に、税金をつかわないと景気はよくならないが、麻生の言う財政出動は、旧態依然のコウキョウジギョウ。 争点は、麻生首相ではなく、小泉政治と、安倍、福田の町村派政治の総決算ということを忘れないようにしておくべきだね。受けねらいの失言に惑わされないようにすることだね。 参考 内野光子さんのブログから NHKはもう見ないようにしよう。 やっぱりおかしい、NHK7時のニュース NHKは自民党の広報か きょう9月10日のNHK7時のニュースは、自民党総裁選挙特集の拡大版で、候補者5人を仮スタジオに並べて局から聞く、というスタイルで、延々と7時45分まで続いた。アナウンサーと政治部記者が、テーマごとに5人の意見の違いをわざと際立たせるかのような形で、質問を繰り返していた。そして、そのあと5分間でほかの政党のコメントが流され、結局50分が総裁選で終始した。あとの10分、事故米、金総書記の病気などのニュースに続きスポーツ、天気予報で終わった。 やっぱり、おかしい。一政党の総裁選になぜこれほどまでにNHKはリキを入れるのか。国民に総裁や首相の選挙権があるわけでもなし、妙なキャラの候補者たちの顔をこの2・3日見続けて、いいかげん食傷気味なうえに、総裁選が何なの?まるで自民党の広報ではないか。候補者の中には、自分の選挙区で次の選挙が危ないという候補者も複数いるではないか。総裁選で名前を売っておくことに尽きるという候補者もいる。 自民党のその手に乗るな、というマスコミ批判もある中で、このニュース番組編成の異常さにあきれて、NHKのコールセンターに、7時30分過ぎから電話をかけ続けるが、つながらない。夕食後ももちろんつながらず、9時過ぎにようやくつながった。 コールセンター、異様な対応がまかり通る  以下が主なやり取りで、「 」の中がコールセンターの対応、最初が女性、代わったのが男性だった。 ・一政党の総裁選に45分間もかける必要があるのか。その意図するところは何か。視聴者は自民党のコマーシャルを見るために受信料を払っているわけではない。 「そういうご意見はたくさん頂戴いたしまして、番組の担当者に伝えます」 ・どういう意見がどのくらい来ていて、担当者はどう考えているのか。  「申し訳ありませんが、担当者に直接おつなぎできないことになっていますが、必ず伝えます」 ・視聴者の意見、担当者の考え方、今後の番組に活かす手立てが視聴者にはまったく知らされないのはおかしい。そういう番組やコーナーがあっていいのではないか。  「コールセンターの責任者につなぎましょうか。しばらくお待ちください」  そこまでは、よくあることで、案外早く責任者につながるらしい、と思っていたら、  「はいはいはい、なんでしょうか」 ・総裁選のニュースをあれほどまでに、長く丁寧に流す目的は何ですか。  「はいはいはい、そんなことはっきりしてますよ、そんなことも分からないですか。わははは・・・。自民党のコマーシャルですよ」  (ここで、これって、NHKのひと?耳を疑ったのだが、) ・はいはいはい、は止めてください。なぜNHKがコマーシャルをするのか。  「必要だからですよ。必要だから」 ・なぜ必要なのか。 「国民の関心が高いから。これはNHKの世論調査でもはっきりしてます。それに」 ・世論調査の人気や関心だけで、番組が決まるのか。NHKの公共放送としての見識はないのか。 「人気でなく、関心ですよ。お客さん間違っては困る。わははは・・・」 ・笑いごとではない。 「世の中明るくいきましょう」 ・ふざけないでください。ほかに理由はあるのか。 「総裁は、国会で首相に決まります。だれが首相になるか、国際的関心も高いですよ」 ・国民にとって重大な別のニュースを犠牲にまでして、時間をとってやらなければならないことではない。 「お客さんの意見でしょ。それは。意見は全部ドキュメントとして、上は会長から担当者まで読めるようになってますから」 ・視聴者の意見はどう反映されるのか。  「放送で応えてますからね。番組を見てください」 ・24時間見ているわけにはいかないでしょう。どういう意見があって、どう応えるのかを伝える番組があってもいいではないか。 「そりゃそうだ、24時間見てたら死んでしまいますな。ほかに質問あるの?」 ・・・・・  といった具合。名前を尋ねると、「バカ!」「バカですよ!」という罵声が耳をつく。「ハッ?」とさすがに驚いた。すると「バカ!のカですよ、四足のシカ、角のあるシカと書きまして、カと読みます・・・」と叫んでいる。どうも「鹿」がつく姓らしいのだ。あきれてもう話す気がなくなった。というオマケまでつく。身分を聞いてみると、「対応の責任者」ということだった。しゃべり方といい、人を小馬鹿にした態度といい、異常にも思える、もっとも不適切な人物を、受信料で雇っているかと思うとやり切れず、落ち込んでしまった。そういえば、前にも少々突っかかる担当者がいた。処分者の再雇用がまかり通るような体質なのだろう。

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