2008/11/04(火)16:56
「貧しい人、困っている人に出す。豊かな人に出す必要はない」
定額給付金についての麻生首相の言葉だけど、
なにをもって、豊か、なにをもって 貧しいと判断するんだろう?
年収ベースなら、わざわざ費用を積み増しして赤字にしている事業主とか、中小企業のオーナーだっているかもしれない。サラリーマンだって、どこをもって線引きとするかは、見えにくい。
平均年収500万円をもって、貧しい、富むのラインとするのか?以下でも、困ってない、満足してるって人もいるかもしれない。一方、年収1000万の人だって、バブルのとき買った不動産の借金返済で資金繰りのに困ってるかもしれない。
こういう抽象的な言い方は、たしかに、一見 すっと目にはとびこみ、もっともらしく聞こえるけれど、よく考えると、さっぱりわからない。
耳障りのいい言葉は要注意だね。