洋上風力発電が唐津市・馬渡島周辺に 県環境影響評価審 大阪ガスなど計画
2020/10/20(火) 7:46配信 佐賀新聞唐津市馬渡島海域に設置計画がある洋上風力発電で、知事意見案を審議した佐賀県環境影響評価審査会=県庁 東京と大阪の民間企業2社が唐津市沖で計画している洋上風力発電について、設置場所が同市の馬渡島海域で計画されていることが19日、分かった。この計画に関する県環境影響評価審査会が佐賀県庁で開かれ、環境影響評価(アセスメント)の配慮書に対する知事意見案が、ほぼ原案通り承認された。 計画しているのは、大阪ガスと再生可能エネルギーの事業開発などを行うアカシア・リニューアブルズ(東京)。想定海域は馬渡島を取り囲むように計画し、1万3千ヘクタールになる。最大75基の風力発電を設け、出力は最大60万キロワットとしている。 知事意見では、絶景で知られる東松浦郡玄海町の「浜野浦の棚田」からの景観に配慮するよう求めた。稼働によって生じる水中音が、海洋生物へ与える影響を調査することなども盛り込んだ。 県は29日までに事業者と経産省に知事意見を通知。事業者はこれを踏まえ、必要な調査項目などを定めた「方法書」を作成する。 馬渡島海域では、既に再エネ主力発電化推進機構洋上平戸発電合同会社(東京)が、1万9546ヘクタールの海域で洋上風力発電を計画していて、計画区域が一部重複することになる。(岩本大志)馬渡島