新型コロナ ワクチン接種 「離島」の接種は課題山積
2021/2/9(火) 9:48配信 KKB鹿児島放送 新型コロナのワクチン接種について、離島を多く抱える鹿児島県内では全国一律の日程で接種を進める国の方針への不安が聞かれます。 十島村は南北160キロに渡り、7つの人が住む島を抱えています。島ごとの人口も60数人から150人程度と小規模で、厳重な温度管理が必要なワクチンを各島で一斉に接種するのは困難です。 このため、村ではワクチン保管の冷凍庫を村営船に積み、医師らが各島を回って接種する流れを想定していますが、医療従事者・高齢者・一般と、国の計画通りに2回ずつ島を巡回するのは医療従事者の確保も困難です。 肥後正司村長によりますと「接種による副反応の対応など医療従事者の確保も含めて島ならではの課題は多い」といいます。また県の関係者も「十島村に限らず、県内複数の自治体が不安を抱えている」といいます。 塩田知事は「高齢者を優先してその他の人を次の機会にというより島まるごとと言いますか、優先順位をつけることなく、その時にしっかり接種することが必要になってくるのではないか」と述べていました。 6日、全国知事会がとりまとめた緊急提言でも「自治体の接種計画の尊重」や「柔軟な対応」が要望に盛り込まれていて、国の判断が注目されます。中之島(日本の島へ行こう)