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Feb 9, 2008
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カテゴリ:時事・世相

IT化、なかなか進みません。文部科学省のページもごたごたと推進をうたっているものの、結局はどれも尻切れトンボになってしまっているような気がします。http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/main18_a2.htm
「eJAPAN戦略」とか何とか言っていたのも、いつの間にやらフェードアウト?


教室にPC(ネット利用可なもの)とスキャナとプロジェクター(天井から固定)、スクリーンがあれば、ずいぶん授業革命ができると思います。32型の液晶テレビでもいいかと思っています。そういった機器が入るのがまだまだ先の話であるならば、自腹でやっちゃおうかなと作戦を考えています。

これから地上波対応のために予算を使うのであれば、ついでに教室にプロジェクターとスクリーンだけでも導入して欲しいです。

今はまだ、教室にそんなシステムがないので、よくPC室を独占して使っています。

教科書をポンとスキャナに挟んでボタンを押せば、30秒でみんなの前に大きく提示できるのですから。(ついでにPC室に40台のPCがある学校なら、そのままひとりひとりの児童に簡単なドリル学習も組込めます)

勿論、そんなものなくても子供たちが十分に話を聞き、想像力を働かせ、集中力を持続させることができるのは大事なのですけれどね。黒板とチョークで勝負ができる授業を組み立てることは、私たち教師になくてはならない能力なのだと思います。

それとは別問題で、密度の高い授業を効率的に提供するという、私達の使命はあると思うのです。分かりやすくて、何が悪い?話を聞くのが苦手で、興味や集中力が続きにくい子どもには、視覚情報は有効だと思うのです。

NHKもやっと、教育番組の大部分をウェブ上に流せるようにしてくれました。

http://www.nhk.or.jp/school/

時間割にTV視聴時間を容易に組み込めない最近の学校にとって、すごく便利です。これも、上記のシステムがあれば、PC室まで行かずに好きなときに教室で見られるようになります。

それなのに、なかなか教室のIT化は進みません。

全国展開をするには、確かに予算がかかってすぐにはできないと思います。どこか意欲的にIT化を推進する意志がある学校を指定校として予算をかけ、集中的に導入して、妥当なシステムの構成を研究し、その成果を図るとよいと思います。できるだけ予算がかからないシステム・どこの学校でも運用できる形を考案し、一般化という流れが欲しいです。

※ 現状の指定校ではあまりにも予算をかけ過ぎた素人には難しいシステムを考案してしまう事が多く、指定校での成果の一般化は難しいです。

 






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Last updated  Feb 9, 2008 09:49:45 PM
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