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テーマ:ヨーロッパ旅行(4168)
カテゴリ:旅
09年9月11日、ようやく最終回。
トロルのすみかDimmuborgir、秘湯中の秘湯、洞窟風呂、ミーバトンスパの紹介。 kikuさん、お待ちかねの温泉情報。 北欧には古くから山々や草原、自然の中に隠れてトロル族がすんでいると語り継がれてきた。自然の精霊に近いかもしれない。トロル達は岩や野花、草木に化けて、自然にとけ込むようにひっそりと暮らしている。 ここDimmuborgirディムボルイルには特にたくさんのトロル達が隠れているらしい。 Dimmuborgir駐車場からミーバトン湖を望む。灌木が色づく秋。 駐車場の裏手にはこんな光景が広がる。 真っ先に思い出したのは浅間山の鬼押出し。眼下に広がる、溶岩でできた奇妙な巨大彫像群。 岩山にまぎれてトロルが見えるでしょ? 親子のトロル?一人っ子かな? 家族で散策しながら、ゴジラ岩、教会岩、恐竜岩、親子岩、藻岩。。。いろいろ名前をつけて笑い転げた。 さて、トロルのすみかを後にして、ミーバトンの秘湯に行ってみる。地図にはのっていない。ほとんどのガイドブックにも載っていない。ホテルの人がこっそり教えてくれたのだ。 溶岩原を突っ切る脇道をいくと、あるドーム型をした溶岩の丘がでてくる。そこに小さな洞穴が開いているところが見つかる。 溶岩ドームの中は洞穴になっており、真っ暗。目が慣れてくると底に水がたまっているように見える。ここだ、ここだ、教えてくれた所は。 ほとんど光が届かない。人の手が全く入っていないので、薄暗い中を恐る恐る岩を伝って降りる。ホテルのひとによると1985年のViti噴火以降、温泉の温度が上がり、一時、入れなくなったが、今はだいぶ温度が下がったらしいとのこと。入れることは入れるが、管理している人がいる訳でもなく、気をつけてください、との注意もされた。 表面を触ってみるとだいたい50~55度くらいかな。下北の薬研温泉と同じくらいけっこう熱い。入れなくはないと感じたが、なんせ、深さが見えないし、温泉源も見えない。へたに入って足がつかなかったり、温泉源にはまって大やけどという危険性だってあるだろう。残念だけど足湯で我慢した。 どこから湧いてどこに流れて行くのだろう?そんなことも不思議な洞窟温泉。 その後は溶岩原を突っ走ってミーバトンスパへ行った。 地熱発電所からくみ出した温泉を利用して大きな露店スパがあるのだ。 色は乳白色。自己分析では微塩、アルカリ泉。浸かっていると表皮が少し溶けてぬるぬるしてくる。白いのは炭酸カルシウムが多いのじゃないかな。アトピーの肌にとてもしっくりくる肌にやさしい温泉。 西洋人向けに少し温め。表面に漂うお湯は40度近く日本人向け。だからプールの縁につかまってずーっと浮きながらはいっていた。 命名、浮き湯 のちにアイスランドいち名高いブルーラグーン温泉にも入るのだが、ブルラーグーンは塩がきつい。私はミーバトンネイチャースパの方が断然おすすめ。レイキャビクから遠いけどね。。。。 ちなみにホテルのお湯も温泉だった。湯をひねると硫黄の臭いが漂うのだ。 温泉天国、アイスランド。 スパの入り口付近にソフトクリームのような岩が。とろけて流れてきた溶岩がとぐろを巻いて固まったのだろうな。 明日は晴れてくれるかなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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