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テーマ:★留学生活★(629)
カテゴリ:旅
前日、カッパドキアまでの往復700kmほどの旅の疲れをいやすべく、終日、チェスメの海を楽しんだ。
ケラススホテルビーチ全景。エーゲ海だす。 砂の遠浅で波がほとんど立たない快適なビーチなのだけど、見て楽しい魚はいなかったのが残念。どんな魚でも見てると楽しいのだけど、色のついた魚がいなかったのは残念。 午前中はビーチでのんびり、シュノーケリングをしたり、浮いて日焼けをしたり。 午後から風が吹き始めるので、Alakati湾にある、トルコ最大のウインドサーフィンクラブへ行った。 チェスメ市街。モスクのミナレットが見える。 チェスメからドルムシュでAlacatiへ。ビーチへはAlacatiで乗り換えてたどり着いた。ドルムシュはミニバス。安くて助かる。しかし、英語は全く通じない。場所を指さし、行くしかない。行きは子ども無料だったのに、帰りは取られたりもした。不思議だ。まぁ、仕方ない。トルコは不思議があふれた国なのだから。 大きなクラブ。たくさんのマイボード、セールが置いてある。シーズンはヨーロッパ中からサーファーが訪れ、長期楽しんでいくようだ。ドイツとオーストリア人が多かったな。息子が習ったインストラクターもドイツ人だった。 クラブにはバーやレストラン、ショップも併設されている。まったく、ウインドサーファー天国。ウインドをしない人も無料で利用できて、ビーチで日焼けしながら、眺めていられる。 良い風が吹いた。中風。7.0のセイルでプレーニングができた。多くの初心者の間を大きな帆をつけた上級者がプレーニングで疾走していく。うらやましい。。。 プレーニング、いいなぁ、かっこいいなぁ。憧れのプレーニング。できる日が来るのだろうか。 この日は挑戦にうってつけの程よい風だったので、ストラップに足を通してみた。 まず片方。お、意外にうまくいった。今回は急に風上に曲がってしまうこともない。 調子に乗って、後ろのストラップにも足を通す。 お、両足も成功。あとは、セイルを大きくすればプレーニングできたのだろうか? その前に、乗り越えねばならないトレーニングがある。私はまだ、ハーネスをうまく使えない。ハーネスワークはまとまった日数を乗らないとマスターは無理だな。 今回は両足ストラップに通して滑走できただけでいいや。チョピッとずつ進歩しているようだ。 ウインドはいいよね。風に任せて、するするって、気づかぬうちに海の上を滑っていくのが気持ちいい。わずらわしいエンジン音もなく、自然の音に囲まれ、ひとり孤独にプカーッと浮いているのも好き。 自然に遊んでもらっている感じが好き。 風に負けて、海に落ちて、沈して、火照ったからだから頭がヒヤッ!となる感じも好き。 ボードにのぼって、放心しながらにぎわう海辺、行き交う船をしばし眺めるのも好き。 そして、力が湧いたら浜へ戻るのだ。 銭函で海に乗ると紅葉で色づいた山が見える季節だな。賑わい過ぎた浜辺で、ひとり浮かんで、眺める紅葉。きれいだったな。 たっぷり風とたわむれた後、ドルムシュで帰る。チェスメのドルムシュバス停からタクシー乗り場まで、歩行者天国のインキラップ通りを歩いていく。 スパイス屋さん。トルコらしいでしょ。 通りの終わりにゆでとうきび屋さんを発見。 これは食べていかなくては!私は幼少時に”とうきび坊や”と言われたほど、とうきびに目がない。トルコのとうきびはどんな味がするのだろう?ちょうど腹も減ったし、ぜひ食べようと小銭を妻にせびったら、なんと、「今日、ウインドでどの位お金使ってると思ってるの?もうすぐお夕飯なんだから、がまんしなさい!」 えぇ~!たった3トルコユーロ、約200円だよ?と粘る私に、妻はなんと北海道名物「ジャガポックル」を出してきて、これで我慢しなさい、とのたもうた。 なんで、トルコでジャガポックルなんだよ! 俺はトルコのとうきびが食べたいんだ。現地の物を食べるのが旅の楽しみじゃないか。いくらヨーロッパで貴重なジャガポックルだって、目の前のとうきびの価値にかなうはずじゃないか。ジャガポックルは北海道に帰れば食べれるけど、今、この目の前のじいさんのゆでとうきびは、これを逃したら一生食べれないんだよ!甘いミルクとうきびって書いてるじゃないか。ねぇ~食べさせてよ! と言う、私の言い分は全く相手にされず、とうきびにありつけなかった。ち、財布預けとくんじゃなかった。 まぁ、ただのゆできびにロマンや旅情を感じる私も大げさだが、300TL近く散財した後に3TLをけちる妻もせこい。やはりこれが女性の思考回路なのだろうか。 ま、彼女の経済感覚のおかげで、旅行ができているのだから、あまり文句もいえないが。 ホテルのビーチから。ギリシャ領、キオス島に沈む夕日。 キオス島の灯り。どんな人達が暮らしているのだろう。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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いやぁー!この僕もとうきびにはうるさくて、このトルコとうきびは是非、食して欲しかったです。でも、奥様には逆らえません。
P.S エーゲ海と聞いただけでわくわくします。 (October 22, 2010 09:26:58 AM)
こんにちは、kikuさん
妻がね、Oさんも実はきび好きで、3人で大通りの、あの辺りのきびが絶品とか、その内やり出すのじゃないかと、心配しております(笑)。 (October 27, 2010 05:13:12 AM) |