岳南メンネルコールblog

2019/08/01(木)21:37

伊藤整 『詩集 雪明りの詩』

静岡男声合唱団(155)

図書館で借りてきた「詩集 雪明りの路」を読んでいます。 合唱をやっていると詩集は良く読むんですが、この詩集は良く読んでいます。 意外と詩の書いた時期とか、他の詩の関係とか、歌詞として読んでいるだけでは 解らない部分が、ちょっとだけ解るような気がするのです。 「梅ちやん」と「夜まはり」は続いて書いているんです。 タダタケさんも組曲の第2曲と第5曲で対になっています。 (タダタケの組曲「雪明りの路」は6曲が真ん中を対称軸に対に作曲されています) それと旧仮名遣いですね。 「梅ちゃん」と「夜まわり」ではないのです。 もちろんタダダケの作品集には「歌詞は現代仮名つかい」と註が書かれているものもあります。 楽譜だけ見ていては気づかない、詩人の息づかいが感じられる気がします。

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