2007/02/12(月)20:06
大歓喜天 ~存在する歓び~
夢は夢。単なる夢でしかないんだけど、夢を見ました・・・。
気が付いたらお寺の本堂に居ました。
そして、その本堂のふすまには、
昔、鞍馬山の金堂でもらった紙のように、
こんなことが書いてありました。
「すべては、尊天にてまします」
また夢を見ました・・・。
96年2月20日に亡くなられた、日本のみならず世界からも
常に注目を集めていた著名な作曲家 武満 徹さん。
その武満さんが、小さなホ-ルでピアノを一人で弾かれていた。
その曲は、聴いた事がない曲だったんですが、
宇宙的というか、凄く雄大な曲で、
とてもピアノ1台で弾いているとは思えない曲で、
凄く感動してしまいました。
そして、またまた夢を見ました・・・。
ふと気が付くと、変なおじさんに絡まれていました。
止めて欲しいと言うものの、いつまでも絡んで来るので、
頭に来て、おじさんに殴って行きました。
ボコボコにして、挙句の果てに、そのおじさんの首まで絞めたり。
でも、そのおじさんは、痛いとも止めてくれとも言わずに、
ただ穏かにニコニコとしていました。
そこで、またまた執拗に殴ったり首を絞めたりしていたんですが、
いつまでもそのおじさんは、ただニコニコとしているだけでした。
僕はとうとう、力が尽き始め、それまでの怒りも消え始め、
反って畏れのようなものさえ感じ始めました。
それでも、必死に殴り、首を絞めてを繰り返していましたが、
それでも穏かに、いつまでもニコニコしているそのおじさんに、
どうして何も言わないんだ!なぜ抵抗しないんだ!
と内心思いながら、ついに、
どうこうしようという気力も無くしてしまいました。
そして最後には、僕もとても穏かな気持ちになり、
そのおじさんに対して、また良かったら
遊びに来て下さいねと言っていたのでした・・・(*^o^*)
そして、そのおじさんは、相変わらず
ニコニコと微笑んでいたのでした(*^_^*)
夢から覚めて今日が始まり、母親を送る車の中で、
近所の人がメジロを山に採りに行って飼っているとか、
メジロとウグイスの違いは、
目の回りの白いわっかだけじゃないかとか、
そんなほのぼのとした話をしてました。
そしてまた、あのおじさんのことを思い出していたら、
何がなんだか分からないけど?、大歓喜天という神様というか、
仏様がいたような気もしたけど?ふと、そんな言葉が湧いて来て、
自分が存在することの歓び、
至福のようなものに包まれて行きました。
人って、自分が存在することだけで、
ほんとはとても幸せなことなんじゃないかなって想ったり。
この大宇宙の中に、自分というものが今ここに、こうして存在し、
それを自覚することが出来るって、
ほんとに素晴らしいことのように想ったのでした(*^_^*)
また、今は縁があって物が自分の周りに集まっているけど、
ほんとは何も所有してはいないんじゃないかと想ったり・・・。
自分自身の命さえも・・・・。
そう想うと、自然に心が軽くなって行ったのでした。
そして、与えられて歓ぶ人から、
与える事で歓ぶ人になりたいとも想ったのでした(*^_^*)
そんな、軽やかで幸せな気持ちでいたせいか?
車の中から見るいつもの風景は、
とにかくとても美しく見えて、気付きさえすれば?
私達はこんなに美しい世界の中に生きている・・・☆
そんな気持ちに包まれ、涙が出そうなほど感動しました(*^_^*)
今日は風が強く、少しは冷えましたが、
でもやはり、2月ではないような感じの暖かな1日でした。
通りかかった近所の畑に菜の花が美しく咲いていました。
廻りて巡る、廻りて巡るは天の道・・・♪
(小嶋さちほさんの歌)
久々に、高校の頃から20代前半まではまっていた、
バグワン(和尚)の「存在の詩」を
また読んでみたくなりました♪ (*^_^*)