医療的ケア、喀痰吸引を教わりました。
秋山巌の小さな美術館 ギャラリーMami の町田珠実です。 9月の「奄美・九州の旅」から早二ヶ月。訪問記も、もろもろご提案してきた件も、一旦脇に置いて、夫の実家の事を優先してやっております。 先週末は、10月の記事「近況など。。。」 に書いた、筋ジストロフィーの義妹の所に行ってきました。義妹は気管切開し人工呼吸器を使っているので、痰の吸引はかかせません。万が一の事を考えて、私も吸引を教えてもらう事にしました。土曜日に、義父が吸引の流れを教えてくれて、月曜日に、訪問看護の看護師さんに指導してもらい、その後、ベテランヘルパーさんが吸引するのを勉強させてもらいました。夫には見慣れた光景だし、吸引も出来るのですが、私は人工呼吸器を見るだけでも緊張しちゃいます。これが義妹の呼吸器。 まだまだ、実際に吸引は出来ないので、ペットボトルの気管で教わっている所。 人工呼吸器を外して、吸引のチューブを準備するまでの手順も大変に感じました。 これから読んで、基本的な事を理解して行こうと思いますが、気になる事はネットで調べながら読んでいるので、なかなか進みません。厚労省の「障害者福祉」のページだとか、内閣府の「障害者施策」のページだとか、とても興味深く読んでいます。もちろん、吸引関連の具体的な例だとかも、家事の合間にちょこちょこ調べているのです。3年前、仙台から避難移住してきた時には、想像もしていなかった事ですが、実父、秋山巌は直腸癌でオストメイトだったし、夫は左大腿切断の義足ですから、障がい者は身近な存在です。最初にいろいろ調べるのも、当たり前の事ですよね。今、一番困っているのは、夜間の介護者が見つからないことです。高齢の義父が、いつまでもつか・・・と心配なので、私も一通り教わっておこうとなったわけですが、この週末はものすごく疲れました。ベテランヘルパーさんのお仕事を見て、まったく、尊敬と感謝でした。匠の技とも言えるような吸引♪NHK首都圏で放送された『たん吸引”ヘルパー 法改正で深まる患者の苦悩』・・・夫の実家は、まさにこの状態です。そんなわけで、命に関わることから優先しておりますので、不義理をお許し下さい。★HPからのご注文は、滞りなく承っておりますが、HPの更新作業は遅れていて申し訳ございません。