テーマ:山頭火の句が好きな方(116)
カテゴリ:山頭火 みちのくまで
秋山巌の小さな美術館 ギャラリー馬美の町田珠実です。 山頭火は、昭和11年、54歳の時に「みちのく」を旅しています。 その前年、昭和10年の8月に、カルモチン(睡眠薬)で、自殺未遂をしているのですが、その時の日記には、 『八月十日 第二誕生日、回光返照。 とあり、その後は「身辺整理」が数日続きます。そして、12月6日の日記は 『十二月六日 みちのくへの旅は、死に場所を求めた逃避行だったはずですが、昭和11年4月、東京。5月、甲州路、信濃路を歩き、6月には新潟、そして山形へ。 昭和11年、6月11日から、山頭火のみちのく日記をご紹介します。 六月十一日 十二日 六月十三日日 六月十四日 六月十五日 六月十六日~廿二日 ~~~日記ここまで~~~ 秋兎死(あきとし)、秋くんというのは、本名:和田光利(あきとし)さんの事。山形県鶴岡の「層雲」同人。 何を謝っているのかというと、山頭火は湯田川温泉で、はめを外して大散財をして、秋兎死さんに支払いを押しつけて、逃げ出してしまったんです。 後に、和田光利さんが「みちのく行状記」として書いたものがありますので、またご紹介いたしますね。山頭火のとても有名な逸話ですから。 続く。 ◆~俳人・種田山頭火 70回忌によせて~◆ 平成21年10月9日(金)~13日(火)10時~18時 会場:秋山巌の小さな美術館 ギャラリー馬美 秋山巌の山頭火の世界を、お楽しみに!
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最終更新日
2009.10.03 17:01:54
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