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秋山巌の小さな美術館 ギャラリーMami の「まみだより」

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秋山巌・肉筆画作品

2016.10.15
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相馬時代のギャラリー馬美に描いてもらったふすま絵を、秋山巌のふるさと竹田に寄贈する予定です。

久しぶりにふすま絵と対面し、その色褪せない躍動感に、感動しました。

描いてもらったのは、平成6年です。


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最終更新日  2016.10.15 18:58:23
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2016.05.16
デパートのテッペンの憂鬱から下りる 秋山巌
 
秋山巌の小さな美術館 ギャラリーMami の町田珠実です。

デパートのテッペンの憂鬱から下りる 山頭火
 
はじめて見た句だったので、ちょっと調べました。

行乞記 三八九日記に出て来ます。昭和6年、熊本での発句か。

以下一部転載。

 一月十六日 曇、やがて晴、あたゝかだつた。

朝、時雨亭さん桂子さんから、三八九会加入のハガキが来た、うれしかつた、一杯やりたいのをこらへて、ゆつくり食べる。……
午後散歩、途中で春菊を買つて帰る、夜も散歩、とう/\誘惑にまけて、ひつかけること濁酒一杯、焼酎一杯(それは二十銭だけれど、現今の財政では大支出だ!)。
唐人街、新市街、どこを歩いても、見切品ばかりが眼について嫌になつちまう、人間がそも/\見切だから詮方もないが、実は旧臘以来、安物ばかり買はされてきたせいだ。
・あたゝかく人を葬る仕度してゐる
 晴れて遠く阿蘇がまともにまつしろ(こゝから)
・凩に焼かれる魚がうごいてゐる
 捨てられた梅も咲いてゐる
 枯れきつてでかい樹だ
・デパートのてつぺんの憂欝から下りる
・星晴れてのんびりと尿する
 尿してゐるあちらはヂヤズか
こゝに重大問題、いや/\重大記録が 残つてゐた、――それはかうである、――十三日は午後、三八九の趣意書を、どうしても刷りあげるつもりで出て、蔚山町の黎明社へいつた、そこは謄写刷の専 門店だ、主人が留守で弟子が一人、その弟子を説きつけて刷りあげた、それを持つて、元寛君へ駈けつけて、そこで四方八方、といつても、面識のある、好意を 持つてくれさうな俳友へ配つた、実は手帖を忘れて行つたので、そんな事柄をこま/″\と書きつけておいたのだが、……ともかく、私の生活の第一歩だけは、 これできまつた訳だ、それを書き忘れてゐたのだから、私もだいぶ修行が積んだやうだ、三八九最初の、そして最大のナンセンスとでもいひたいもの如件。

転載ここまで。

どこのデパートでしょうね。ご存じの方いたらコメント下さい。

追記:千徳百貨店・銀丁百貨店・いずみや百貨店
    昭和初期の熊本では、この3店か。。。
 
大洋デパートの火災も思い出されますね。(火災は昭和48年)






最終更新日  2016.05.19 22:49:50
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2016.01.30
能なしの寝たし我をぎゃうぎゃうし
 
秋山巌の小さな美術館 ギャラリーMami の町田珠実です。
 
 能なしの寝(ねむ)たし我をぎゃうぎゃうし(行行子)  芭蕉
 
芭蕉の句はめずらしいです。
2013年、秋山巌92歳で療養中の作品。
 
行行子というのは、ヨシキリという鳥の事だそうで、動画で鳴き声を聞いてみましたら、たしかに賑やかでした。(姿はかわいくって愛嬌がありますね)
 
寝ている時間が長くなった先生に、何か賑やかな音が聞こえたのか、芭蕉と同じような心境だったのでしょうか?
 
晩年はカラスを沢山描いていた先生。
そのせいか、私もカラスが大好きになってしまいました。
 
 
お客様にお勧めする肉筆画を選んでいるのですが、ついつい寄り道してしまいました。
 
 
 
 
 






最終更新日  2016.01.30 13:16:58
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2015.03.17

 

垂れ髪に

 

 

垂れ髪に雪をちりばめ卒業す    西東三鬼

 

秋山巌の小さな美術館 ギャラリーMami の町田珠実です。



卒業式のシーズンですね。
親御さん達の嬉しさもひとしおだと思います。
秋山巌が描く「西東三鬼」

小説家 五木寛之先生が、新興俳句弾圧事件を題材にした著作に、「さかしまに」があります。

表紙に、秋山巌の木版画が使われているのですが、そうしたご縁で、新興俳句の俳人、三鬼らの俳句をモチーフにした作品も少なくありません。

当時の治安維持法の下に行われた新興俳句弾圧で、三鬼自身も検挙され執筆禁止となります。


新興俳句誌「天香」昭和15年6・7月合併号より


<五月の河>

半身に五月激しく河臭ふ

河暑し油と友の顔流る

河黒し暑き群集に友を見ず

暑き河に憤怒の唾を吐き又吐く

唾涸れ怒れる汗は黒き河に

西東三鬼

 

五月とは、京大俳句事件で一斉検挙された昭和15年の五月のこと。

友は、先に検挙された俳句仲間を指しているそうです。


今は、もっと『憤怒』しなければいけない時代ではないかと思うのですが。。。

 

 







最終更新日  2015.03.17 16:57:22
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2014.07.22
秋山巌暑中お見舞い
 
秋山巌の小さな美術館 ギャラリーMami の町田珠実です。
 
今日は関東地方も梅雨明けしましたね。
 
私は 「夏」 大好きです!!
 
秋山先生より 「暑中お見舞い申しあげ候」 です。
 
HPのお買い物コーナーでもアップしています。
 
ポストカード<暑中御見舞い
 
さらに、メッセージがたくさん書けるミニサイズはこちら。

秋山巌の暑中御見舞いミニ
 
 
ポストカード<暑中御見舞ミニ
 
 
暑中お見舞いは立秋まで。その後は、残暑見舞いとなります。
 
今年、2014年の立秋は8月7日です。
 
7月31~8月3日は、ギャラリーお休みになりますので、ご注文はお早めに。
 
かもめーるでの印刷は、10枚セットから。HPでご確認を。

では、熱中症に気をつけてお過ごし下さいませ♪

 
 
 
 






最終更新日  2014.07.23 01:13:20
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2014.05.15
山時鳥

秋山巌の小さな美術館 ギャラリーMami の町田珠実です。


     谺して山時鳥 ほしいまま」   杉田久女
 

谺・・・こだまと読むのは、この作品から知りました。
 
こだま:木霊・木魂・谺 〔室町時代までは「こたま」〕
 
1 樹木に宿っている霊。木精。
2 〔古くは木の霊の仕業と考えていたことから〕 山・谷などで起こる音の反響。また,音・声が山・壁などに当たってはね返って来ること。やまびこ。 「靴音がビルに-する」
3 歌舞伎の下座音楽の一。山や谷の場で,小鼓二丁を舞台の上手と下手で打ち合い音の反響を表す。
 

また、時鳥(ほととぎす)は、あの世とこの世をいききする鳥、冥土の使いとも言われているそうです。
 
 
神話のような句ですね。
ほしいままに飛んでいるのが伝わる作品。
 
 
 
 






最終更新日  2014.05.15 14:12:39
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2014.03.07
三帰礼文と懺悔文
 
 秋山巌の小さな美術館 ギャラリーMami の町田珠実です。
 
 
秋山巌の肉筆画「三歸禮文(三帰礼文)・懺悔文」をご紹介します。
 
 
三帰礼文(さんきらいもん)

自帰依仏(じーきえぶつ)  
当願衆生(とうがんしゅじょう) 
体解大道(たいげだいどう) 
発無上意(ほつむじょうい)

自帰依法(じーきえほう)
当願衆生(とうがんしゅじょう)
深入経蔵(じんにゅうきょうぞう)
智慧如海(ちえによーかい)

自帰依僧(じーきえそう)
当願衆生(とうがんしゅじょう)
統理大衆(とうりだいしゅ)
一切無礙(いっさいむーげー)
 
 
自ら仏に帰依したてまつる。
当に願わくは衆生とともに、大道を体解して、無上意を発さん。

自ら法に帰依したてまつる。
当に願わくは衆生とともに、深く経蔵に入りて、智慧海の如くならん。

自ら僧に帰依したてまつる。
当に願わくは衆生とともに、大衆を統理して、一切無礙ならん。


みずから仏に帰依いたします。人びとが大いなる仏道を体得し、
無上の悟りに向かうこころをおこしますように。

みすから法に帰依したします。人びとが深く経典を学んで、
海のような大いなる智慧を得られますように。

みずから仏教徒の集い(僧)に帰依いたします。
人びとが和合のつどいをもち、なにものにも妨げられない
自由な境地を得られますように。


※「三帰」とは、仏教で仏・法・僧の三宝に帰依すること。

 

 

懴悔文(さんげもん)

我昔所造諸悪業(がしゃくしょぞうしょあくごう)
皆由無始貪瞋痴(かいゆうむしとんじんち)
従身口意之所生(じゅうしんくいししょうしょう)
一切我今皆懴悔(いっさいがこんかいさんげ)

我れ昔より造る所の諸(もろもろ)の悪業(あくごう)は、
皆な無始(むし)の貪(とん)瞋(じん)痴(ち)に由り、
身(しん)語(ご)意(い)従(よ)り生ずる所なり。
一切を我れ今(いま)皆な懺悔(さんげ)す。

私が昔からなしてきた様々な悪しき行いは、
すべて始まりもない太古からの貪りと怒りと愚かさを原因として、
身体と言葉と心によってなされたものである。
それら全てを私は今みな懺悔する。


※懺悔は、「さんげ」と読むのだそうです。

 

懺悔文は、日々、唱えなたほうが良さそうですが、
先生の絵を飾っておいたほうが伝わりそうな気がします。。。
(こんなだから、懺悔ですね・笑)

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 






最終更新日  2014.03.07 15:12:58
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2014.03.05
露人ワシコフ
 
 秋山巌の小さな美術館 ギャラリーMami の町田珠実です。


露人ワシコフ 叫びて石榴 打ち落とす    三鬼
 
 
 岡山県津山の生んだ新興俳句の鬼才<西東三鬼>の句。


秋山巌は、代表作である山頭火以外にも、放裁・一茶・芭蕉など、響いた句があれば描いてきましたが、西東三鬼の句も手がけています。
 
 
この露人ワシコフとは、三鬼が戦時中、神戸山手の洋館(三鬼館)に住んでいた折の、隣人だそうで、白系ロシア人の彼には、若い日本人の妻がいたが、結核にかかって亡くなったという背景。


 「ある朝、隣人は長いサオを持ち出し異様な叫びと共に手当り次第にザクロをたたき落していた。隣人のこの仕業は、死んだ女の思い出のザクロがいまいましいからか、肺病の女から解放された歓喜か、単に食いたいからか、私には判断がつきかねたのである。」・・・現代俳句データベースより引用。
 
 
 
秋山作品のワシコフさんの眼は、石榴を見ていたんですね。
背景をしらなくても、伝わる表現力がさすがだなぁ~と思います。
 
 
京大俳句事件で、特高に検挙された三鬼、クリミアを実効支配してしまったロシアのプーチン大統領・・・最近、今は何時代なのかわからなくなるような感覚です。
 
 
 
 
 
 






最終更新日  2014.03.05 12:13:51
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2014.02.15
ふくろうどの
 

 秋山巌の小さな美術館 ギャラリーMami の町田珠実です。


  どちらから 寒くなるぞな ふくろうどの   南斉
 
 
雪で、各地大変なことになてますね。
 
どうぞ気をつけて、不要不急の外出はさけて下さいませ。

ノーマルタイヤで雪道なんて、論外ですよ。。。
 
 






最終更新日  2014.02.15 19:42:23
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2012.12.15
ふすま絵裏4連


秋山巌の小さな美術館 ギャラリーMami の町田珠実です。

山頭火のお墓がある防府市の「護国寺」ふすま絵、裏側4点をご紹介します。



                   ふるっく

ふるっく


青嵐

青嵐


うしろ姿

うしろ


南無観世音

南無観世音



「護国寺」さんの資料室には、山頭火の短冊など貴重な直筆が保管・展示されています。私も、山頭火の直筆を間近に見るのは初めてで、ご住職様はじめ檀家の皆様にも感謝です。

 







最終更新日  2012.12.15 20:32:52
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