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ごきげん読書生活

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2006/01/13
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風邪ひきのがまです。縮めていうと,ヒキガマです。
ををっ!(クレヨンしんちゃん風)

意味が二重になってるぞ!今気づきました。

ヒキは,であり,当然ヒキガエルのことでございます。
ヒキガエルは,漢字で書くと,蟇蛙ともかきます。

広辞苑で調べてみた。

「カエルの一種。体は肥大し,四肢は短い。背面は,黄褐色または黒褐色,腹面は灰白色で,黒色の雲状紋が多い。大きな耳腺を持ち,また皮膚,特に背面には多数の疣(いぼ)があり,白い有毒の粘液を分泌。動作は鈍く,夜出て,舌で昆虫を補食。冬は土中で冬眠し,早春現れて,池や溝に寒天質紐状の卵塊を産み,再び土中に入って春眠する。日本各地に分布。ヒキ。ガマ。ガマガエル。イボガエル。」(広辞苑 第三版 岩波書店)
なんだかよくわからんとです。
こういう風に書くと,全然かわいくありません。(泣)

わたしのイメージするガマくんは,

ふたりはともだち

これです。「ふたりはともだち」シリーズにでてくるがまくんが,わたしのハンドルネームの由来。

色の濃い方が,がまくん。のんびりやで,ちょっとわがままなとこもあるけど,にくめないいんだな,これが。明るい色の方がかえるくん。パペマペのかえるくんとは,性格がまったく別人のこころのやさしいこです。
かえるくんのほうがどちらかといえばお気に入りだけど,わたしの性格的にはがまくんのほうが近いかもと思って,HNはこっちにしました。


シリーズには,「ふたりはいつも」など何冊もあるんですけど。
わたしは,小学校2年生の国語の教科書でも,とりあげられている「お手紙」というエピソードが大好きなのです。(光村図書2年国語「お手紙」)

「お手紙」のあらすじ;
お手紙を一度ももらったことがないというがまくんのためにかえるくんはお手紙を書いてあげます。自分でとどけるわけにいかないので,あるお友達に頼むのですが…。頼んだ相手が○○くんだったので,なかなか届きません。

手紙がこないと落ち込んでついにはベッドに寝込んでしまうがまくん。(おいおい)かえるくんは,一生懸命なぐさめます。

「お手紙はきっとくるよ,ぼく,そんな気がするんだ。」

ふたりで並んで,お手紙が来るのを待っているイラストが,とっても味があるし,いい感じなんですよ。

「だれもぼくになんかお手紙をくれやしないんだ」と落ち込むがまくんを一生懸命なぐさめようとする,かえるくんのやさしさに心を打たれます。

なかなか届かないことにいらだつがまくんに,かえるくんは,自分がお手紙を書いてあげたことを言いたいのですが,言えません。だって,言ってしまうと,サプライズプレゼントにならないんですもの。

お手紙をもらった時のがまくんのようすを思い,かえるくんは言うのを思いとどまるんです。だけど,読んでると「おいおい,それじゃあ,ほとんど言っちゃってるよ」とつっこみたくなる。
ホント,かえるくんはいいこなの。いじらしい。



そして,やっとお手紙は届きます。
いったいなんて書いてあったのでしょう。

わたしは,最後の場面にくると,いつもちょっとだけがでちゃうのです。

自分の大切な人への思いを,かえるくんみたいに伝えられたらいいなあ。

ふたりはともだち」シリーズは,心があったか~くなる,そんな本です。











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Last updated  2006/01/13 04:12:26 PM
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