カテゴリ:スポーツ
「天覧」とは,「天皇陛下がご覧になる」ということです。野球でも「天覧試合」などがあり,かつて現役時代に長嶋茂雄氏がホームランを打ったという逸話が有名ですよね。
天覧相撲では,いつもとは違った情景をみることができるので,興味深いです。 まず,中入り前に,お二方が国技館に到着すると,理事や横綱,三役力士がそろってお出迎えをします。 貴賓席に両陛下をお迎えしたときには,国歌が流れ,全員起立でお迎えをします。国歌は,優勝力士の表彰の時は,生演奏だけど,きょうはどうだったんだろう。 入場された際に,天皇陛下に手を振っている方も多いので,やはり「国家の象徴」であり,人気と尊敬を集めているんだなと思います。 特に,思想的にどうこうということはありませんが,わたしは,個人的に,上品かつ品格のある,穏やかなお人柄の天皇・皇后両陛下が好きなので,そのことがうれしかったりします。 ただただ,素敵な老夫婦である,仲睦まじいお二人のお姿を見ていると,なんだか心がほわ~んとしてくるのです。それに,貴賓席から身を乗り出すようにしてご覧になっているお姿がなんとも,ほほえましくて,それが好きなんですよ 力士の土俵入りの所作も変わってきます。「御前掛」といって,正面に礼をし,土俵上に上った力士全員でそろってしこを踏みます。ふだんは,土俵周りに輪になった中で行う所作は,簡略化したものなのです。 それから,行司から一人一人紹介を受け,土俵を降ります。 だから,一人一人の力士がよく見えてうれしいです。 いま,時津海が垣添を下しました。11勝2敗です。 優勝も狙えるので,がんばってほしいな~と思ってたら(両方ご贔屓なので,二人とも勝たせたいんだけど,そうはいかんから),すごい取り口で勝ちました。 いつもひょうひょうとして,淡々と渋い相撲をとるんだけど,今日は仕切りから気合いが感じられました。肌がいつもより赤みがあり,昂揚してる感じがしてたから。 いやあ,いい相撲でしたよ。 垣添もいい攻めだったんだけど,厳しい攻めで時津海が右を指し,怒濤の寄りでしたあんなすごい形相は,初めて見た~ 。花道を下がってからは,表情もひょうひょうとした時津海に戻って,「らしくない」自分に照れたような顔をしてましたが。 実は,かなり優勝意識してるな~,言葉とはうらはらに。 でも,勝負師としては当然ですよね!ぜひ,がんばってほしいです。 前は,取り組みが上位陣にあわされちゃって,優勝争いから脱落しちゃったけど,今回はいけそうな気がする。 ひゃっほ~~~い\(^O^)/楽しみ~久々の平幕優勝,期待しちゃいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/01/20 05:17:13 PM
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