カテゴリ:本
久々本の話題です。
最近,書店でやたらとおもしろそうな新書がめだち,ついついタイトルに惹かれて買っちゃいます。 最近買ったのは,「効果10倍の<教える>技術」 「上機嫌の作法」「感じない子ども こころを扱えない大人」です。 周りを見ても,老若男女問わず新書コーナーは立ち読みしてる人が多い。 いま,テレビで「ベストセラーはこうして作れ」と称して,国営放送が「クローズアップ現代」で特集組んでます。 おとといは,読売新聞でとりあげてました。 やっぱり乗ってたんだ~ブームに 「国家の品格」は新潮社の大ベストセラーになりました。 品格ということばは伝統的で今はあまり使われない言葉だけれど,かえって新鮮な響きがある。講演を聴いた編集者がその言葉を大事に一気に仕上げたこの本は,すっごく売れてます。 (わたしはまだ読んでないけど,よみますよ~) 新書は,時流に乗ったタイムリーさがいのち。 人目を引くタイトルと,手軽で安価な新書は,若者や女性に大ブーム。 最近起こったできごとに対応しているものも多く,タイムリーな話題が多いため,月に2,3冊ニュースへの興味も増したとある女子大生がインタビューに答えていました。 いま,解説してる人,松田哲夫さんは『ブックコメンテーター』ですって (@@) いいなあ,なんだかよくわからないけど,その響きがぐ~,わたしもなってみた~い 閑話休題 新書の1~2割はよく売れるけど,残りはいいものでも沈んでしまうそうな。 新書ブームのウラには,総合雑誌の不振と,コンパクトかつネットなどの情報よりももっと踏み込んだ情報がのっていることが要因でもあるらしいです。 老舗の新書,岩波は,続々たちあげられる新興の新書に対し,新たな戦略を求められているとか。 読者アンケートでは,時代に媚びず教養路線を貫いて欲しい派と,もっと読みやすい柔らかいものにしてほしい派に二分されている。 そこで,「変わりますが,変わりません」 岩波のしっかりした教養路線を守りながら,新しいものをとりいれるバランスを目指すことにしたそうです。表紙の赤は変えずにデザインを一新,若い人に手にとってもらうことをねらったそうな。 出版社側からいえば,さまざまな考えを伝える場として,多様な表現方法で,スピーディにだしやすい。 読者からいえば,ハンディで,手軽,安価な新書は,総合雑誌の代わりに,自分でテーマを持って組み合わせて読むことで,自分だけの総合雑誌として読むことができる。 ブック・コメンテーターの松田さんは,こうまとめました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/03/23 08:46:04 PM
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