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さっきの続き~
って,なんなんだよって人は,まず, 「見て聞いて活性化,前頭前野の話~脳を鍛える!川島隆太教授の話その1」へどぞ! 「見て聞いて活性化,前頭前野の話~脳を鍛える!川島隆太教授の話その2 リズムが大事よ!」 さらに 前頭前野って何という人は, 「考える・つくる・表現する その2 前頭前野の働き」へどぞ さらに,つづき。 ○脳と食事の関係 最近の研究でわかってきたこと。 神経細胞は,ブドウ糖しか栄養にできない。 脳を充分に働かせるためには,ブドウ糖を供給し続けなければならない。 甘いものや,アメなどを食べるというのも,そう長続きできないですよね。となると,デンプン質をとるのが一番ということになります。つまり,パンやご飯を食べる。パンよりもご飯の方が消化に時間がかかり,腹持ちがいのでごはんのほうをおすすめするそうです。 川島隆太教授の朝ご飯を食べない人たちへの懸念。 朝ご飯を食べないということは,エンジンを動かすべきガソリンを補給せずに車を走らせる,つまりガス欠状態で車を走らせることと同じなわけです。 教育現場では,朝ご飯を食べてこない児童が,きちんと学習ができないということが問題となっています。 前の日の晩ご飯から12時間あいている状態では,脳にはブドウ糖という栄養が全く行かない状態な訳です。体は,糖を補給するために体の脂肪を分解するが,安定供給はできません。つまり,ガス欠の状態での授業ですから,集中力も,やる気もできない。学習効率も悪い。これでは,充実した学習活動はとてものぞめません。 3度のご飯をきちんと食べることがとても大切なことだといえるでしょう。 脳に安定供給するには,消化がゆっくりのご飯,きちんと食べよう朝ご飯! 「早寝 早起き 朝ご飯」これは,100ます計算の実践で有名な蔭山英之校長先生の指導方針です。 今まで見てきたような脳科学的な理由からも,さらに成長段階にある児童の発達への影響からも,規則正しく生活し,バランスよい食事できちんと栄養をとる必要が強調されているのです。 さらに,このことは大人にも言えるのです。 最近の研究で,大人になっても脳は発達することができるということがわかってきました。つまり,神経ネットワークが,大人になっても形成されるのです。 刺激を受けると,神経細胞は樹状突起を伸ばして,新たなネットワークをつくります。 その神経ネットワークをくり返し使うことで,その神経回路は太くなり情報が伝達されやすくなるのです。 また,くり返し電気信号を送ることで,それをつたえる,神経と神経のつなぎ目であるシナプスがふえていきます。また,神経繊維や神経細胞の数も増えていくのです。 つまり,ある一定以上の年齢になっても,脳を発達させることができるのです。その神経繊維や細胞の材料となるタンパク質その他の栄養を充分に,かつバランスよくとることが,子どもはもちろんのこと,大人であっても必要となってくるのです。 脳を鍛えるにはバランスのとれた食事が必要!! 最近,わたしはこの「脳を鍛える」に触発されて,「忘れる脳覚える脳」を引っ張り出してきて読みました。それから,「40歳をすぎても記憶力は伸ばせる」も。いずれも,記憶力の衰えを気にしすぎることなく前向きな考え方で,脳を鍛える努力を続ける生活の大切さについて書いてありました。 最近めっきりとアタマの方がやばっと思ってたわたしには,改めて心強さを感じることができました。記憶力については,日を改めまして… ○脳とお酒 嗜好品としてのお酒と脳の関係はどうなのでしょうか。 酩酊状態になると,ふらふらしたり,ろれつがまわらなくなったり,身体的な症状や精神的な症状がでてきます。これは,脳の一部が動かなくなってしまうことによるそうです。 さらに,飲み続けてしまうと,脳幹部の動きがとまる,つまり体の中枢をつかさどる機能がストップしてしまうので,アルコールの大量摂取は死に至ることがあるのです。 なんにしても,ほどほどがよいようですね。 しかし,実験によればちょっとだけお酒を飲んだ時の方が,脳の活動範囲がひろがっている現象が見られるそうです。 ほろ酔いした方が脳の活性化が見られるのは,なぜなのか? 考え方は2つに別れます。 お酒が好きな人の場合は,血の巡りがよくなったことと,リラックスできていることによると考えられます。 嫌いな人の場合には,脳の働きが下がったことで,脳をより使わなくてはならないことから,より活性化するのではないかと考えられています。 しかし,現段階では,未解明だそうです。 わたしとしては,軽く飲みながらだと明るい気分で仕事できるけど,注意力不足になるから,作業の内容によりますね。お酒好きだから~ それにもっと飲みたくなっちゃうし~ 大人のためのIQティーチャー 頭脳活性編 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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