カテゴリ:本
えっと,つづきです。
この間の日記 で,「素朴な疑問を解消しようよコーナー」???で,以下のような素朴な疑問を列挙致しました。 付箋はなぜ,くり返し貼ってはがせるのか? 紙でできたナベが燃えてしまわないのはなぜか? この2つは,答えはこちら。。。 さらに,水だったらダメでもどうしてビールだと大量に飲むことができるのか? ここまでは,クリア~ きょうは,この3問です。 ひっぱりすぎたので,きょうこそさくっとです。。 なぜDVDにはCDよりたくさん記憶させることができるのか? 雹は氷なのに,なぜ,気温の高い夏にも降るのか? 海に住むほ乳類は寝ている間に溺れないのか?←これは,マチガイ この2つは,答えはこちら。。。ソース本はこれです。「大人の科学の大疑問」 なぜDVDにはCDよりたくさん記憶させることができるのか? そおなんですよ。形も似ていてサイズも同じなのに,DVDはCDに比べて膨大な量のデータを入れることができるのか。。。 確か,開発されたときのニュースで見た覚えがあるのですが。。。。。。ナサケナス。。。 CDには,ピットというくぼみが刻まれています。その刻みの有無が2進法によってデータを示しており,そのピットにレーザー光を当て,その反射光の変化から内容を読むという仕組みなんだそうです。 ピットがある場所では,光が拡散するので反射する量が少なくなり,ない場所では,反射がよく,光が多く戻る。CDは,内側から外側に向かってデータを読んでいきます。 こうした仕組みは,DVDでもほぼ同じだそうな。 DVDは,片面に2層を形成して,記録容量を増やしたのです。また,ピットを高い密度で敷き詰めたことで,多くの容量のデータの記録が可能になったのです。 片面1層であれば,4.7GB,2層であれば8.5GB記録できます。 容量0.7GBのCDに比べて,DVDは映画一本分まるまる記録できますよね。すっげ~と思いましたもん。出たとき。。 また,DVDは0.6mm,CDの1.2mmの約半分という薄さです。 ピットを高い密度で敷き詰めたことで,この薄さが可能になったとか。 しかし,データを読むためのレーザー光は波長が短いものを必要とし,さらに,2層目にデータを書き込むためにはもっとパワーの強いレーザーが必要です。 だから,CD,DVDの種類によって対応機器が異なってくるのだそうです。 ふう~ん。すごいねえ~技術の力ですねえ~ 。。。で,ピットを見たいなあと思って眺めましたが,見えません。キラキラの虹だけです。 ピットの幅は,CDの場合で0.5マイクロメートルと非常に小さいのです。DVDはさらに細いわけですからね。ひゃあ~ 規則正しく螺旋状にピットが刻まれているため,光が分散され,キラキラした虹のように見えるんですって。。 へえへえへえ~普段,なにげなく使ってるんですけどね,この中には,様々な技術と工夫が,努力と汗の結晶が含まれているんですね~ プロジェクトX関係本はこちら。 さらに, 雹は氷なのに,なぜ,気温の高い夏にも降るのか? 雹とは,直径5mm以上の氷の固まりが降る現象です。それ以下の大きさのものは,霰と呼ばれます。 雹は積乱雲の中で作られます。 空気が上昇気流で上空へ運ばれ,冷やされた水蒸気がさらに上空で冷やされて氷の粒になります。 これが雹の核となります。氷の粒は重いので積乱雲の中を落下し,その途中で表面が溶解しはじめます。 それが,降下途中で再び上昇気流に吹き上げられ,上空に運ばれた氷の粒が再氷結するときに,外側に氷の粒を取り込んでさらに大きくなるのです。 この上昇,降下を繰り返すうちに,氷の粒は成長していくのです。 雹の断面は,年輪のように見えるそうです。 積乱雲は冬には発生しにくい。それは,上昇気流は陸や海上での湿度の高い空気が暖められて起こるため,空気の乾燥している冬には発生しにくいのだそうな。 真夏には,上昇気流は発生するが気温が高いため,氷の粒は地上に行くまでに溶けて雨になってしまうことが多いのです。 だから,例外はあるものの,雹ができやすいのは,晩春から初夏なのだそうです。 とはいえ,時ならぬ雹に,ビニールハウスを破ったり,農作物に被害を及ぼしたり,車のボンネットをへこませたり。。。という被害を与えます。 たかが氷の粒,されど氷の粒ですね。おそるべし。。。 長くなったから,やっぱり続きます。。。へへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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