大食い、早食いの世界で戦うフードファイター達の漫画『喰いしん坊!』のゲーム化であります。漫画ゴラク初のゲーム化かも知れませんとか書いて製作したことのあるシステムの第四版が誕生いたしました(…2版と3版と3.5は?)。
まず、今回は大食い人生を共にするキャラクターの作成方法の大枠から。
・キャラクター名
舞台は現代日本です。主に大食い料理を出す料理店辺りが舞台となります。ですから、そこに登場するなら日本人名がふさわしいでしょう。
良い例としては『鰻重平羅下駄(うなじゅうたいらげた)』
悪い例としては『ウラシマ・タノキ』…こんなサンプルキャラがいる海外ゲームがあります。
・クラス
キャラクターの作成上、職業は非常に重要な要素です。で、貴方のキャラクターが大食いをする際の信条がキャラクタークラスになります。所謂、『正道食い』『邪道食い』『中立食い』です。以下簡単に説明しましょう。
正道食い
食べ物を粗末にすることは許さず、マナーを守った食事方法を信条としています。決してケーキを丸めて食べたりしません。
正道食いの人たちは、沢山食べる練習をしてきました。耐量セーヴに+1できます。
中立食い
食べ物は食べ物に過ぎず、その都度に応じた食べ方をすればよいという身上です。時にはどら焼きに大根をかけたりしますが、ラーメンにサイダーを入れることはありません。
中立食いの人たちは、臨機応変な食べ方をしてきました。早食いに+1、耐熱セーヴに+1で来ます。
邪道食い
貴方はフードバトルのためなら何でもします。食べ物なんて早く沢山食べられれば過程なんか関係ない派です。あっ、ミキサーを取り出したぞ!?
邪道食いの人たちは、気持ち悪い食べ方に慣れています。激食いに+1、ACに+1できます。
・攻撃値
フードファイトで戦う際に使用する能力値です。三つあり、5ポイントをそれぞれ分けてください。尚、どの能力値にも最低1点は分けなければなりません。
早食い 早く食べる際に使用します。
大食い 沢山食べようとする際に使用します。
激食い 相手を威圧するような食べ方をする際に使用します。
・防御値
フードファイトのさまざまな苦難に耐える防御能力です。それぞれ10で開始しますが、クラスや特技(後述)により数値が上昇します。
AC 甘すぎるカレーの略で、フードバトルで不味い食事を摂取する際に耐える能力です。
耐熱セーヴ 熱い食材に耐える能力です。ただし、高いからと言って煮立ったお湯は飲めません。
耐量セーヴ 大量の食材に耐える能力です。これは食べる苦しさに耐える能力でしかありません。
耐辛セーヴ 辛い食べ物を頑張ることができるかを表しています。ハバネロ平気?
・胃袋
貴方の胃袋がどの位強く健康かは、運次第です。サイコロ一個ふり5加えたものが胃袋の力となります。古代中国に伝わる食伝説では、この胃袋の力を『筆吐歩穂飲吐』と読んでいたそうです。それにちなんで、このゲームでも『ヒット・ポイント』と以降書かせていただきます。
・レベルと所持金
全てのキャラクターは1レベルからスタートします。所持金は0です。
ですが、大食いすれば賞金を手にすることが出来るので問題ないでしょう。
賞金の一円につき、一経験点を貰えます。1000点集まるごとに1レベル上昇します。