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カテゴリ:映画
原作 : 加藤哲太郎 脚本 : 橋本忍 出演 : 中居正広 、 仲間由紀恵 、 笑福亭鶴瓶 、 草なぎ剛 、 上川隆也 、 石坂浩二 高知の港町で細々と理髪店を営む清水豊松(中居)は昭和19年に招集されるが、終戦後、無事に家族のもとへ帰ってくる。 しかし、平和な暮らしを取り戻したかに見えた矢先、MPに戦犯として逮捕される。従軍中、上官に捕虜処刑を命ぜられたのだった。 拒めば自分の命がないことを占領軍による裁判でどれだけ訴えようと聞き入れられることはなく、重い判決が言い渡される。妻の房江(仲間)は減刑の嘆願書に署名を集めるため奔走する。 黒澤明監督作品『羅生門』『七人の侍』などのベテラン脚本家・橋本忍が、1958年に放送された名作ドラマを、50年がかりで改訂を重ね完成させた本作。橋本自らがメガホンをとった1959年の映画版、所ジョージを主演に迎えた1994年の再ドラマ版を経て、まさにライフワークと呼ぶべき熱意で取り組んできた一大プロジェクトだ。これまでの脚本では描ききれなかった夫婦愛と悲劇性を盛り込んだ決定稿による完全版である。BC級戦犯として裁かれる主人公を演じる中居正広、その妻役の仲間由紀恵をはじめ豪華なキャストを揃え、中居とTBSドラマ「白い影」「砂の器」で組んだ福澤克雄が映画監督デビューを果たしている。 重いテーマを夫婦愛の温かみで救っています。 俳優陣がみな良い味を出していて凄く良い。今年の日本アカデミー賞、最大手かと思います。 面白いのはあの音痴の中居が石坂に「よさこい節」を歌って教えるところ。 98点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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