page.3クリア後も物語は続く。[page.2] [#16] 7/22 それからしばらくの時が過ぎた頃、テリーは再びタイジュの国に行く。 星降りの大会で優勝したテリーのために、国王が新たに6つの扉を用意していた。 城の外にある3つと合わせ、合計9つの新たなダンジョンに挑める。 これら9つの扉には、クリア前の扉にはない特徴が2つある。 ひとつは、出現モンスターがひとつの系統に統一されている。 スライム系だけの扉や、ドラゴン系だけの扉と決められているのだ。 ボスを務めた種族や、上級クラスのモンスター以外は出るので 配合素材を集めたい時に便利だ。 なお、どの扉でも6F、11F、21Fでモンスターの顔ぶれが変わる。 もうひとつは、歴代の魔王がボスを務める。 ????系という、どの系統にも属さないモンスターだ。 これまでのボスより格段に強い上、仲間にならない。 配合Memoにて後述するが、もちろん魔王も配合で生み出すことができる。 しかしいずれも上級モンスター同士の組み合わせを要求する上、中には魔王同士の配合も必要となる。 さらにレベルも上がりにくいため、クリア前は作らなかった。 最も簡単に配合できるりゅうおうなら、すでに親は揃っていたのだが。 魔王の配合といえば、他系統を血統に、魔王を相手にする組み合わせもある。 ただし魔王は1体生み出すのも大変なので、他の組み合わせがあるならそちらを選ぶべき。 特に、野生で出るアークデーモンに使ったりしないように。 その一方、ダークホーン、ローズバトラー、ダンジョンえびはそれぞれの系統×魔王でしか生まれない。 他2種はボスとして仲間にできるが、ローズバトラーを作るためなら魔王を使っても仕方ない。 魔王以外にも、配合でしか入手できないモンスターもいる。 塾長の話によると、ゴールデンスライム、コアトル、しんりゅう、キングレオ、にじくじゃく、 マンドラゴラ、ローズバトラー、さそりアーマー、ワイトキング、ゴールデンゴーレムが該当する。 実際はもっといるような気もするが。 振り返れば、Cクラスあたりから不動のメンバーで戦い抜いてきた。 ここで心機一転、パーティを総替えする。 ホークをひくいどりと、シーザーをまおうのつかいと配合。 グレイは配合相手がまだ育ち切っていないので、新たに作ったゴールデンゴーレムと交代する。 というわけで、新メンバーは以下の通り。 ・ゴルゴン(ゴールデンゴーレム) ・レイン(にじくじゃく) ・ウィザー(りゅうおう) 全員Lv1とかなり無茶なスタートになるが、ここまで結構すんなり来たので ここらでちょっとハードルを上げてみる。 控えには、これまで活躍したグレイ(スライムボーグ)の他に しんりゅう、キングレオ、アクバー、ワイトキングがいる。 状況次第では交代も考える。 次は、タイジュの国を一巡り。 王妃の間にミレーユが招かれている。写真の通り、ぬいぐるみもある。 ここでは、がいこつけんしとのお見合いが可能だ。 こちらも同じがいこつけんしを出せば、まおうのつかいが生まれる。せひ活用したい。 さらに格闘場では、酒場近くにいるライバル達も注目の会話をする。 この2人は、酒場の入り口にいる戦士がその近くにいる荒くれを上回る関係が続いているが 前者が育てていたスライムが、とんでもない特技を手に入れた。 スライムを育てに育てると、確かにすごい特技を習得するのだが―― 対策とばかりに、ライバルの荒くれはサンダーバードを育てるつもりだ。こちらも最上級特技を覚える。 さて、新たな旅の扉に挑もう。 一番手は、やぼうの扉。全29階層と非常に長い。 最大の特徴は、虫系のモンスターしか出ないこと。 キリキリバッタやおおなめくじから始まり、はさみくわがたやとうちゅうかそうなども出る。 どうやらレベルも本編同様らしく、序盤では1体で10~20程度の経験値しかもらえない。 21階以降なら、1体で500ほどまで増える。これでかがみの扉と同じくらいだ。 それと、ここでは敵は常に3体組で現れる。 パーティを総入れ替えしたので、3体ともLv1スタートだ。 その上、レインとウィザーはLv2に上がるだけでも100の経験値を要求される。 今作では、どうやら2、5、10、100の4種類らしい。さらにその中で細分化されるようだが、詳細は不明。 経験値10に属するゴルゴンには本当に助けられた。 もちろん、3体ともステータスの伸びは良好。 ゴルゴンは防御力が、レインとウィザーはMPがよく上がる。1回で15~20の上昇も珍しくない。 今回のボスは、りゅうおう。 言わずと知れた初代魔王である。 りゅうおうの特技は、ベギラゴン、めいそう、ドラゴラム。 ベギラゴンは全体40と大したことはない。 しかし、守備力が300以上もある上に500回復のめいそうを持つ。 これでは火力不足で勝てそうにないと思ったところだが・・・。 途中、ドラゴラムで変身。おかげでめいそうを使わなくなった。 しかも守備力も低下している。300から180まで下がっただろう。 はげしいほのお、こごえるふぶきを使うが、こちらの耐性のおかげで全体20~40程度。 ベホイミでも余裕で回復が間に合う。 むしろこっちの方が相手しやすいくらいだ。 この調子で、クリア後の扉を攻略しよう。 全ての扉を制覇するのが、次の目標だ。 [配合Memo] ホークブリザード×ひくいどり⇒にじくじゃく まおうのつかい×グレイトドラゴン(orアンドレアル)⇒りゅうおう スカイドラゴン×やまたのおろち⇒しんりゅう ひょうがまじん×ようがんまじん⇒ゴールデンゴーレム バトルレックス×オーガー⇒アンドレアル しにがみきぞく×リザードマン【ドラゴン系】⇒スカルゴン これに加え、りゅうおう×しんりゅう⇒りゅうおう(変身)が生まれる。 どちらもレベルが上がりにくいので、配合前に育てるのが大変だけれど。 26:22 ゴルゴン:Lv25 レイン:Lv15 ウィザー:Lv15 [#17] 7/23 次に挑むのは、はかいの扉。植物系のみが出現する。 ここも全28階層と長い。 前半にもトラマナ使いのふゆうじゅ、配合に使えるガップリンが出る。必要に応じてスカウトを。 植物系は炎に弱いのだが、例外もいる。11Fから出現するかりゅうそうがその1体だ。 火吹き植物という変わり種で、メラミとやけつくいきを持つ。 デイン系にも強いので、全体攻撃で一掃しようとすると邪魔になりがち。 しかし最大の要注意は、21F以降に出るダンスキャロット。 格闘場Sランクで戦った個体と同様、しのおどりを使う。 ザキ耐性の低いパーティで行くと、ボスにたどり着く前に全滅しかねない。 レインにはたまに当たるが、ゴルゴンとウィザーは完全耐性を持つ。結構いい感じに防げる。 他には、ひとくいそうも強い。攻撃力240でさみだれぎりを使ってくる。 守備力が低いと地味にダメージがかさむところだ。 やぼうの扉と違い、この辺は今まで野生で出なかったモンスターが出る。 経験値も1体あたり700~800と、かがみの扉を上回る。 ボスはハーゴン。クリア前は井戸の扉でしか聴けない「遥かなる旅路」が使われる。 DQ2と同様の質問が飛んでくる。 ハーゴン自体はそこまで強くない。ベギラゴンやイオナズン程度なら余裕で回復が間に合う。 守備力が400ほどあって長期戦は避けられないが、回復手段は無いので倒せる。 ところが、特技の3枠目が大問題。バズウ召喚である。 DQ6と同様、大地の精霊を召喚して味方につける特技だ。 召喚できる4種類の精霊の中でも、バズウは最上位にあたる。 2体で来るだけでも相当難易度が上がるのだが、バズウはなんとジゴスパークを持つ。 レインは2桁に軽減できるが、ゴルゴンには120、ウィザーには180ダメージが入る。これはきつい。 さらにこれがハーゴンの攻撃と同時に来るのだから、MHP250~300程度でしのぐのは無理がある。 格闘場以外では、初の全滅となった。 他の魔王も、ジゴスパークやビッグバンといった最上級特技を持つ者が多い。 相当のレベル上げをするか、耐性の高いモンスターで挑まないと、同じ失敗を繰り返すだろう。 現有戦力でも勝てそうな魔王に、狙いを移す。 それから配合やメンバー交代を考えよう。 そこで選んだ行き先は、格闘場右の扉。 クリア後に出現した、3体目のマドハンドにじゃんけんで勝つと出現する。 全26階層と、クリア後の扉の中では短い。僅差だけど。 出現モンスターは獣系ばかり。 アタッカーからヒーラーまで幅広く揃う種族だ。攻撃呪文・特技に総じて弱いので、これで一掃を狙う。 はかいの扉で猛威を振るったしのおどりだが、今回は11Fで早くも使い手が出現。スーパーテンツクである。 1度か2度ばかりレインが引っかかる。ゴルゴンがザオリクを使えるので、MPがあれば無問題だが。 この区間には怪力自慢のグリズリーも出るため、HPの減りも早い。 21Fに入るとスーパーテンツクはいなくなるが、今度は別ベクトルで強敵が現れ始める。 ストロングアニマル、パオーム、イエティ、ユニコーンなど、クリア前は野生で見かけなかった顔ぶれだ。 特に前者2種類は攻撃力が恐ろしく高く、すてみで150~200ダメージを与えてくる。 バトル中も誰か1体は回復に専念させたい。 今回登場する魔王は、ムドーだ。 DQ6では複数回の直接対決があるが、今作での元ネタは初回の地底魔城のようだ。 選択肢が2回出るが、どちらも「いいえ」は無限ループ。 ムドーの特技は、しゃくねつ、かがやくいきの2つ。 もう1つはもうどくのきりだが、使ってこなかった。 攻撃系のブレスとしては最上位にあたる特技だが、今の自軍なら50ダメージ程度に軽減できる。 レインに至っては、吹雪系は無効だ。 だが念には念を入れて、きょうふうで反射する。 ムドーは炎・吹雪ともに無効なので、ダメージは通らないが。 それ以上に、エフェクトが3回続いて地味にだるい。 注意すべきは、通常攻撃。 計算上では攻撃力が500前後もある。守備力240の上から190ダメージを与える計算だ。 グレイを留守番させているので、今のパーティはスクルトが使えない。 これさえあれば、ほとんど完封に近いのだが。 守備力も440と高く、ゴルゴン以外の攻撃は通らない。 召喚で出したサムシンすら歯が立たない有様だ。 まじんぎりで強引にダメージを通すことはできるが。 攻撃500/守備440という数値は、DQ6までの基準ではとてつもない強さだ。 闇ゾーマでもなければ、ここまでには達しない。 ちなみに今作のステータス上限は、HP、MP、攻撃力、守備力は999、素早さは511、賢さは255だ。 もちろん敵側にはHP4桁もいるが、それ以外は同様。 かなり長期戦になったが、勝利を収める。 28:34 ゴルゴン:Lv32 レイン:Lv21 ウィザー:Lv21 [#18] 7/25 再びはかいの扉に挑むが、メンバーを交代する。 ウィザーを外し、代わりにリザーブからしんりゅうを起用。名前は「ホワイト」だ。 総じて高い耐性を買って選ぶ。 トラマナ役がいなくなるので、Lv32と少し早いがゴルゴンを代替わりさせる。 自前でトラマナを習得できる、ミミックと配合だ。 さらにここで、牧場で育てていたアンドレアルと かがみの扉でスカウトした、まおうのつかいを配合。2体目のりゅうおうが生まれる。 こちらはローズバトラーにしようと思っている。 配合相手は植物系なら何でもいい。こちらに有用な特技をいろいろ仕込んでおこう。 差し当たっては、ヘルボックル×ふゆうじゅでスタート。ホイミとトラマナを覚える。 加えて、2体目のゴールデンゴーレムも作った。 以前に他国マスターから引き抜いた、ずしおうまるがいる。配合すればデュランになる。 これはどちらが系統でもいいので、他ロムとお見合いすればデュランが2体生まれる。 ただ、Switch版は通信ができない。よってこの手は使えない。 前置きはこれくらいにして、はかいの扉に再挑戦。 やはり21F以降に出るダンスキャロットが要警戒だ。 さそうおどりも地味に厄介で、ゴルゴンとホワイトは強耐性止まり。たまに引っかかる。 ニンジンのくせに、炎や吹雪に多少の耐性を持っている。全体攻撃でも倒しにくい。 今回も3度のミミック部屋を乗り越えたおかげで、入手経験値はボス戦込みで139,741。 ゴルゴンはボス戦前にLv27まで上がり、すでにLv32で配合した初代を上回るステータスに成長した。 終盤はMPがかなり厳しく、レインとホワイトの2体が残りMP1桁に。 しかし、26Fで神父に会って全回復。ありがたい。 そして、ハーゴンとの再戦だ。 課題となるジゴスパーク対策だが、しんりゅうのデイン系耐性は高い。2桁まで軽減できる。 しかも、ベギラゴンとイオナズンは無効化できる。 だが、攻守ともにホワイトはほとんど役に立たない。 攻撃力180では、推定守備力400のハーゴンに攻撃が通らない。 ベギラマとこおりのいきで、地道に削るのがやっとだ。 せめてベホマがあれば、回復を担えたのだが。 攻撃はゴルゴンに頼りっきり。バイキルト込みなら150ダメージが入る。 バズウがいてつくはどうを持つが、必要無いなら使わないっぽいので 消されてもかけ直しておくと、バズウの攻撃頻度を下げられる。 こちらの単体攻撃でバズウを狙うことはできず、全体攻撃に巻き込むしかない。 いろいろ試してみたが、持っている限りだとがんせきおとしがベスト。ハーゴン共々80ダメージは入る。 それで何とか仕留めたはいいが、なんとハーゴンはバズウを再召喚。 1戦闘で1回だけではなかったのか? 方針変更し、バイキルト込みの通常攻撃でハーゴンを狙う。 今回も長引いたが、ジゴスパーク強耐性が2体以上いれば回復はなんとか間に合う。 しかし、わたぼうによるとまだ魔物の気配がするらしい。 実はこのはかいの扉、まだクリアしたことになっていない。 再度突入して最下層に降りると・・・ 今度はシドーが出現。 ハーゴンいわく「お前でもかなわぬ者がこの世には存在する」とのことだが それがこの破壊神、シドーというわけだ。 DQ2では一言もしゃべらなかったので、台詞は今作オリジナル。 こちらはメンバーを変更。ホワイトに代わって、キングスライムのクイーンを投入する。 メダルの扉のボスではなく、ぶちキングとサンダーバードを配合して作った。 ジゴスパークを覚えたら、グレイと配合する。 ここまで育てるのに時間がかかったというわけだ。 シドーの攻撃力は460、守備力は350。 バイキルト込みなら、ゴルゴンの攻撃で200ダメージが入る。 今回は全員がベホマを持つので、状況次第でレインとクイーンが回復を担当する。 ただ、シドーの素早さはそれなりに高く先手後手が安定しない。不安な時は防御も必要だ。 特技に目を向けると、しゃくねつ、かがやくいき、ジゴスパークを持つ。 ブレス2種はムドーと同様。クイーンが炎に少し弱いが、それでも50ダメージ程度だ。 そして、クイーンもデイン耐性が高い。レイン同様に70程度まで軽減できる。 あとは通常攻撃に注意して、HPが200を切ったらすぐ回復する。 なぜかAIのクイーンが回復をサボるので、AI後出し回復は諦めたが。 残る扉は6つとなる。 31:41 ゴルゴンⅡ:Lv31 レイン:Lv26 クイーン:Lv34 グレイ:Lv46 ウィザー:Lv21 ホワイト:Lv16 [#19] 7/27 次の目的地に選ぶは、バザー端の扉。 バザーの南東にいるバーベキュー兄弟のもとに、もうひとつ旅の扉があったのだが クリア前は離れ小島になっており、入ることができなかった。 前回と同様、兄弟からの要求に応じなければならない。 今回は、余興が見たい――ということで、召喚を持つモンスターが必要になる。 上級モンスターでなければ覚えられない貴重な特技だが、今回は見せるだけでよい。 ゴールデンゴーレムやロックちょうなどが習得できる。 この扉は全29階層で、物質系のモンスターのみが出現する。 攻守ともに優秀な系統だ。 21F以降に出るモンスターは、クリア後の扉でも指折りの強敵が揃う。 キラーマシンは攻撃力300からさみだれぎり連打、メタルドラゴンは硬い上にがんせきおとし連打、 そしてバルザックはイオナズンとライデインを持つ。 1戦ごとに回復しないと事故が起きる。 メタルドラゴンは配合にも便利。 キングスライムorぶちキングと配合してメタルキングになる他、ひょうがまじん、ようがんまじんを作るにも必要だ。 かなり仲間になりにくく、2体目以降は霜降り肉2個でも足りない。 本気で狙うなら、アストロン使いを連れてきてでも霜降り肉3~4個を投入したい。 ボスは、DQ5のミルドラース。 メラゾーマ、イオナズン、ギガデインを持つ。攻撃力は440、守備力は480といったところ。 かなり硬いので長期戦になるが、向こうの攻撃呪文は問題なく回復が間に合う程度の威力だ。 ここも堅実に勝利。 続いては、ねむりの扉に挑む。 こちらはゾンビ系だけが出現する。階層数は29だ。 状態異常には強い反面、攻撃呪文・特技は軒並み有効なので 11~20Fのモンスターも1ターンで一掃できる。 しかも、この辺でゴルゴンがビッグバンを、クイーンがジゴスパークを習得。 どちらもギガデインを上回る威力を持つ、最上級の攻撃特技だ。 これがあればザコ戦が早く終わる。 MP消費が気になるが、エルフの飲み薬なら余るほどあるので使いまくって問題ない。 要注意モンスターは、21Fから出るしにがみきぞく。ザラキを持つ。 今回もレインが何度か引っかかった。 ベホマズンも持っているので、必要ならスカウトして配合に用いよう。 ボスはエスターク。 BGMはDQ4「勇者の故郷」だが、このボス部屋はDQ5の再現だ。 攻撃力520、守備力490。予想通り一段高いステータスを持っている。 ゴルゴンの攻撃で90ダメージ前後なので、バイキルトがかかっていない時はビッグバンを使う。 クイーンはジゴスパーク一本で攻撃だ。 魔王は攻撃呪文や特技にもある程度の耐性を持つが、この2つなら意外に通ることも多い。 エスタークの攻撃手段は、さみだれぎりがメイン。 全体に100ダメージ前後とそれなりに強いが、まだ回復は間に合う。 スクルトを重ね掛けして防ぐ手もあり。 しかし、魔王のAIの賢さを考えると、守備力を上げ過ぎたらギガスラッシュに切り替えてくる可能性がある。 いてつくはどうもあるので、スクルトは1回だけにしておく。 次は、あやつりの扉に行く。 この部屋は扉の入り口が左右ではなく上下に配置されているが、これは他にはまちびと&まもりの部屋のみだ。 全26階層で、鳥系だけが出現する。 ドラキーやピッキーをはじめとした、今やなつかしい顔ぶれに始まり 終盤ではロックちょう、サンダーバード、ヘルコンドルと、ここにしか出ないモンスターもいる。 ベホマラー使いのヘルコンドルをスカウトした。 11~20Fには、あの悪名高きダックカイトが出る。 どんなに強くなっても、のろいのことば持ちの敵には注意しなければならない。 例え1ターンで倒しきれる火力を持っていても、不意打ちで使われることがある。というか実際あった。 ただまあ、今はひかりのはどうを持っているので呪いもすぐ消せるが。 不利な状態異常を全て解除する特技だ。 キアリー、キアリク、キアラル、シャナクを揃えることで、思いつくこともできる。 鳥系は炎系や吹雪系の全体攻撃で相手するといい。バギ系とデイン系は通りにくい。 攻撃面で強力なモンスターはおらず、HPの高いロックちょうさえ注意しておけば終盤も問題なく進める。 ボスは、DQ3のバラモスだ。 自パーティとの相対的な強さでは、上官であるゾーマをしのぐという魔王である。 攻撃力は390と低めだが、代わりに守備力が540もある。 イオナズン、がんせきおとし、ジゴスパークを持つ。 だがこちらもかなりHPが上がり、向こうの攻撃にも対処できるくらいの強さがついてきた。 防御面さえ見通しが立てば、攻撃はバイキルト込みの通常攻撃連打でなんとでも。 魔王が相手でも、堅実に戦って勝てる戦力が整ってきた。 この調子で、残り3つの扉も攻略しよう。 36:07 ゴルゴンⅡ:Lv41 レイン:Lv35 クイーン:Lv40 [#20] 7/31 次に挑むのは、スライム系が集まるしはいの扉だ。 全29階層と、最も長い扉のひとつ。 見ての通り、いつもいつでも何があっても笑っているスライムがいっぱいだ。 ここに関しては、ぜひともシンボルエンカウントで訪れたかったと思う。 あっちもこっちもスライムばかり、癒し空間に違いない。 今作に登場するスライムは20種類だが、メタル系を除き色違いは重複しない。 登場しなかったスライムを含めると、今作までの時点でも総勢40種類ほどのスライムが存在した。 もはやスライムだけで一大勢力ができる。 もちろん、2020年現在はさらに多くのスライムがいる。 今作初登場のスライムは・・・ ドラゴスライム、はねスライム、スライムツリー、ボックススライム、スライムファング、 ストーンスライム、スライムボーグ、スラッピー、ぶちキング、ゴールデンスライム。 ちょうど半数にあたる、10種類が新顔だ。 サイボーグっぽいスライムボーグや、ころころ転がるボックススライムが特に好きなスライムである。 他のクリア後の扉に比べ、出現モンスターの種類は少ない。 経験値も少なめで、11~20Fでも1戦で4桁に達しないことが多い。 今回ミミック部屋が1度しか出なかったが、滑る床が3度も出た。しかも全部別マップだ。 3通りのうちいずれかがランダムに出るため、それぞれ正解ルートを覚えておけば問題ない。これは迷路も同様。 この扉にしか出ないスライムは1種だけだが、その1種が重要だ。 ここには、はぐれメタルが出現する。 3体パーティで来ても、2万の経験値をくれる。本編作品と同様、レベル上げの強い味方だ。 最上級モンスターは非常にレベルが上がりにくく、実際にレインは100万経験値でもまだLv40に達しない。 メタル狩りでもないと、ここから先のレベル上げは正直やってられない。 今作のメタルは、常軌を逸した守備力は持っていない。 攻撃力400~450もあれば、普通に殴っても倒せる。 足りない場合は「さそうおどり+まじんぎり」で。 だが、今作のはぐれメタルはベギラゴンとイオナズンを持つ。下手なパーティでは逆に狩られる。 ベホマやザオリク要員を忘れずに連れていこう。 攻撃力の高いモンスターに、しっぷうづきを使わせるのがベスト。 これなら逃げられることもない。 仲間にすることも一応可能だが、当然すぐ逃げるのでかなり難しい。 2体目以降の場合、霜降り肉1個では足りないが アストロンを使って時間稼ぎをすると、その間に逃げられる可能性が高い。 預け組にはぐれメタルが1体いるので、もう1体スカウトしてきて配合するつもりだったが・・・難しそうだ。 メタルキングを作るなら、ぶちキング×メタルドラゴンの方が簡単だろう。 しはいの扉のボスを務めるのは、ゾーマだ。 この有名な台詞とともに、戦闘を仕掛けてくる。 攻撃力500、守備力480と、高めのステータスを持つ上に かがやくいき、ビッグバン、いてつくはどうと、手持ち特技も強力だ。 特にビッグバンは威力が高い上に幅も広いようで、クイーンに最大324ダメージが入る。 しかし、クイーンのMHPは500。回復の手を抜かなければ、なんとか戦線を維持できる。 攻撃はいつも通りバイキルトからの通常攻撃でいいが、もっと強力な攻撃手段もできれば欲しい。 ばくれつけんを習得したくなってきたところだ。クイーンが上限Lvに達したら仕込もうか。 37:32 ゴルゴンⅡ:Lv47 レイン:Lv41 クイーン:Lv49 [#21] 8/01 続いて挑むは、ねだやしの扉。 全29階層で、悪魔系だけが出現する。 途中に出現したコロシアムで、アンクルホーンとストロングアニマルをスカウトした。 前者は21F以降にもいる。 他に21F以降の顔ぶれは、ライオネック、グレンデル、オーガーだ。 悪魔系の上級種族からはボスを多く出したため、この扉での出現モンスターは少なくなっている。 中でも、DQ6の五大魔王のうち3体――ジャミラス、デュラン、アクバーが揃って悪魔系に属する。 ムドーは今作でも魔王系、グラコスは欠席だ。 難敵と言えばライオネック。攻撃呪文・特技に総じて強く、バギクロスを連打してくる。 1ターンで仕留め切るのは、今のパーティでも簡単ではない。 さらに、こちらのレベルが上がったため 他国マスターの連れているモンスターも、最強ランクに達する。 Lv50前後のグレイトドラゴン、まおうのつかい、メタルキングなどが出る。 経験値も1戦で13000前後と多くもらえるので、見かけたら遠慮なく勝負しよう。 しはいの扉でレベルが上がったことにより、レインがついにマダンテを習得。 残りMPを全て使ってダメージに変換する、禁断の呪文だ。初登場はDQ6となる。 今作では、スライムとにじくじゃくの2種しか習得できない。 しかし他のモンスターでも、メラゾーマ、ベギラゴン、イオナズン、マヒャド、バギクロスを全て揃えれば思いつくことができる。 この条件は、ロトの紋章に由来する。 そちらでのマダンテは、上記5種の合体呪文という設定だった。 かつてマチコのライバーンとのお見合いで生まれたロックちょうは、ヒャド以外の4つを習得していた。 確かデッドペッカーを出したような覚えがある。 鳥系×イエティで生み出したホークブリザードと配合すれば、マダンテを思いつく。 レベルも上がりやすいので、マダンテ継承用としてキープするのに適している。 威力は「(レベル+残りMP)×2」。最高で2196ダメージとなる。 呪文でありながらメタルにも有効で、他のモンスターも完全耐性を得ることはできない。 連発されれば、だいぼうぎょでもない限り受け切るのは不可能だ。 そのため、公式の対戦ルールでは「1戦に1度だけ使用可能」という制限が課せられている。 BGM「勇者の故郷」をバックに、ボスはデスピサロ。 攻撃力500/守備力400で、しゃくねつ、ばくれつけん、ジゴスパークを持つ。 もう何体目かと思いたくなるジゴスパーク持ちの魔王だが、デスピサロの場合使用頻度は高くない。 あえてスクルトを使わず、いつも通り物理攻撃を誘う。 ついに、残る扉はひとつとなった。 タイジュの国2階の、ある家に旅の扉がある。これはFクラス制覇後と、早い段階で見ることはできていた。 しかし、目の前のがんこじいさんが道を開けてくれない。 クリア後でイベントを起こすと、じいさんに話をつけることができる。 ゴールデンスライムを連れてくれば、旅の扉を使わせてくれる。 今作のスライム系最強モンスターで、メタル系と同等以上の耐性と守備力を持つ。 HPの低さと、1回休みに弱いことを除いては、守備面では完璧と言っていい。 配合で作るしかないが、組み合わせは2通り。 メタルキングを2体か、キングスライムorぶちキング×ゴールデンゴーレム。 作るだけならどちらでもいいが、もし戦力として使うのであれば後者が強く推奨される。 両親のHPを限界まで上げれば、ある程度の初期値を遺伝させることができる。 あとは命の木の実や、他国マスターの詩人が持つ秘伝の薬で補強を重ねていく。 さて、この旅の扉にはドラゴン系のみが生息する。 特に21F以降は、ライバーン、ドラゴンマッド、デンタザウルス、アンドレアル、グレイトドラゴンと 他の扉にいない強力なドラゴンばかりが出現。 特にアンドレアルは配合に便利なので、何体もスカウトしたいかもしれない。 それぞれ攻撃特技を持つが、バギクロス、こごえるふぶき、がんせきおとし程度は今さらどうということはない。 だが、ドラゴンマッドのまじんぎりとみなごろしは耐性で防げない。これだけは要注意だ。 どちらも被ダメージは320前後。 HPも総じて高く、1ターンで仕留め切れないことも多い。 その分、1戦あたりの経験値は3000を超えることもある。 どちらの面も、クリア後の扉でも上位に入る。 ここにいなくて配合素材に欲しいドラゴンといえば、スカイドラゴンが挙げられる。 ドラゴン系×ひくいどりで作ろう。 今回のボス部屋は、2画面の特別仕様。 当時最新の魔王、デスタムーアが相手を務める。 守備力は500、攻撃力は通常攻撃をしてこなかったので不明。 というのも、ビッグバンとジゴスパークの両刀使いなのだ。 毎ターンどちらかが飛んでくると言ってもいい。 耐性にもよるがMHPは400~500以上が目標、ベホマズン使いが1体欲しいところ。 クイーンに仕込んでおいた。最初のボスだった、ホイミンから継承させている。 もう1つの特技はサムシン召喚だが、ここまで来れば大したことはない。 まじんぎりにだけ注意すれば、いないも同然だ。 前述の最上級特技をしのげるなら、攻撃面は今まで通りで問題ない。 HPは9000と非常に多いが、こちらの攻撃力も以前より格段に上がった。 思ったより長期戦にはならない。 わたぼういわく、デスタムーアは本当はさらに強いという。 確かにDQ6では第3段階まで変身する上、その実力も相当なもの。 自パーティとの相対的な強さでは、歴代最強ともいわれる魔王だ。 当時の最新作の特権か、国王の台詞がいつもと異なる。 珍しくピエロのツッコミが入らない。 次の星降りの夜はずっと先だが、次もよろしく頼むと言われる。気が早い。 [配合Memo] ずしおうまる×ゴールデンゴーレム⇒デュラン ぶちキング×メタルドラゴン⇒メタルキング メタルキング×メタルキング⇒ゴールデンスライム 40:46 ゴルゴンⅡ:Lv54 レイン:Lv47 クイーン:Lv57 [#22] 8/03 これにて、全ての旅の扉をクリアした。 モンスター牧舎に行くと、わたぼうが仲間に加わる。 昔プレイした時も育てたことはないのだが、ステータスにも耐性にも優れ、さらにレベルが非常に上がりやすいらしい。 ローズバトラーと並ぶ、植物系の最強種族だろう。 久しぶりに格闘場に足を運ぶと、受付から挑戦者が現れたとの話を聞く。 クリア後になればいつでも挑戦を受けられるが、全ての扉を制覇してからが妥当だろう。 挑戦者は、モンスターじいさん。 かつてテリーと同じように、わたぼうに導かれタイジュの国に来たモンスターマスターにして 星降りの大会でも優勝経験者である。 連れているモンスターは、ゴールデンスライム、しんりゅう、ローズバトラー。 いずれも系統内では最高ランクの強豪だ。 HPはそれぞれ、900、6500、1800。2体が4桁に達している。 合計すれば9200と、デスタムーアよりも高い。 特技は以下の通り。 ゴールデンスライム・・・ベホマラー、ザオリク、ひかりのはどう しんりゅう・・・まじんぎり、ジゴスパーク、せいしんとういつ ローズバトラー・・・まねまね、きょうふう、いてつくはどう わかりやすく回復・攻撃・補助と役割が分かれている。 しんりゅうはジゴスパーク2連発をメインに、攻撃力700からのまじんぎりも放つ。 ローズバトラーの攻撃力は600といったところだ。 もちろん先に狙うべきはゴールデンスライム。 守備力999なので、攻撃力600でも50ダメージしか入らない。「さそうおどり+まじんぎり」を狙おう。 次にローズバトラーを集中攻撃で倒し、最後にしんりゅうを相手する。 その間、しんりゅうの「せいしんとういつ+ジゴスパーク」が絶え間なく飛んでくる。 デイン系耐性が高く、MHPも400~500以上ある3体が必須だ。もちろんベホマズン役が必要となる。 まじんぎりラッシュにも備え、ザオリク持ちも2体以上欲しい。 昔は何度も負け続けたものだが、今回は1度で勝利した。 今日この時をもって、テリーは真にタイジュの国最強のマスターとなった。 他にやることといえば、まずモンスター図鑑をコンプリートすること。 今作に登場するモンスターは、全部で215種類。 全種類を揃えるのは、モンスターじいさんにもできなかったという。 もうひとつは、対戦。 DQモンスターズ1をプレイしたモンスターマスターは、日本中にいるということを忘れてはならない。 真の最強を目指すマスター達の戦いが、そこにあった。 ・・・のだが、Switch版では通信(対戦・お見合い)ができない。 というわけで、今回のプレイ記録はここで区切りにしよう。 2020.8.03 17:38 プレイ時間 40:47 全滅 2回 図鑑 156種類 改めて、クリア後の激闘を戦い抜いたメンバーを紹介する。 ゴルゴン(ゴールデンゴーレム) 今回初めて連れ歩いたモンスターだが、見事に大活躍してくれた。 守備力を中心に高いステータスを持ち、物質系最強でありながら成長が遅くない。 作れるならクリア前から育ててもいいくらいだ。 耐性もかなり高いが、1回休みが無効ではない点だけ注意が必要となる。 特技も、ビッグバンを自力で習得できる。 消費こそ重いが、習得すれば通常戦が一気に楽になる。 配合前の控え組牽引役もしてくれた。トラマナもあるので適任だ。 レイン(にじくじゃく) こちらは初回プレイ時も作った常連だ。 ヒャド・バギ無効でデインにも強く、さらに1回休み無効という耐性の高さが目を引く。 ただ、ザキと麻痺が当たるので油断はできない。 レベルが上がりにくいので、昔と異なり今回はクリア後から育て始めた。 代替わりを行わず、かつボス攻略狙いの時は毎回連れ歩いたが、それでもLv47までしか上がらなかった。 やはり、このクラスのモンスターを育てるならメタル狩りが必須だ。 クイーン(キングスライム) やっぱりスライム系を連れ歩きたかったので、メタル以外では最強候補であろうキングスライムを起用。 中レベル帯までステータスの伸びが期待を下回り、スライムボーグに戻そうかと思ったこともあったが Lv35あたりから急成長が始まり、立派に主力の一角を担ってくれた。 親であるサンダーバードから継承した、ジゴスパークが終盤大いに役立った。 さらにホイミンから覚えたベホマズンなど、引き継いだ特技が大活躍。 Lv上限が近づいていたので、ばくれつけんを覚えたスライムボーグを配合相手として育てていたが その前にオールクリアを達成することとなった。 本編もクリア後も、強力なパーティに恵まれ 合計で全滅はわずか2回、ほとんど苦戦することなくオールクリアを達成した。 小学時代に流行した作品ということで、思い出話を交えながら書いてみたが 今との実力差を大いに感じる次第となった。 また、原作も当時はほとんどプレイしておらず 今回のように元ネタを意識することも無かった。 いろいろ昔とは異なった、今回のプレイングである。 短いが、これをもって今回の後書きとしよう。 ジャンル別一覧
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