GAME FIELD

2016/08/21(日)11:36

62nd day

70日間ヨーロッパ一周(85)

旅62日目、ここらでパリの近郊にも足を延ばしてみる。 フランスではパリから遠くへは行かない旅程にしたが、近くで行ってみたい場所はいくつかある。 その1つ、トゥールへ行った。 列車が7:37と早いため、宿出発は7:01。これでもなんとか間に合うくらいだった。 やはり7時台の移動はギャンブル要素あるな・・・。 幸いにして、ここまで失敗は1度もしていない。 9:51にトゥール駅到着。古城が多く残る、ロワール地方の中心だ。 今回行き先として選んだのは、ヴィランドリー城。 幾何学模様の庭園があるというので、見てみたくなった。 さほど広くはないが、規則正しく区画された庭園を楽しめる。 特に、4つの「愛の庭園」はそれぞれ「情熱的な愛」「移り気な愛」などをイメージして作られているとか。 城内部も見学できる。城の所有者についての話や、当時の生活の様子など見ることができる。 といっても、この城のメインは庭園の方だが。 城内ではガイドツアーと重なり、見学が思うように進まない。 後述の出費問題もあって、ストレスがたまる一方だ。 その分、庭園はゆっくり休憩しながら歩いてみた。 やっぱこういう庭園は見てて楽しいね・w・b 問題があるとすれば、アクセスか。 この季節でもトゥール駅からのバスは1日2本しかない。 しかも帰りが13時と18時というタイミングだ。 トゥールからパリへ行く列車を17:31に取っていたのがミスだった。非常にタイミングが悪い。 事前に調べようにも、トゥールのスペルはTours。 ツアー情報やら何やら出てくるせいで探しづらいorz 行きはタクシー利用。バスだと2時間待ちで、他に手が無かった。 20ユーロ前後と推測するが実際は32ユーロかかった。 これ、往復タクシーにするなら帰りの列車チケットを買い直す方がいいってことか。 とはいえ帰りは電話で呼ぶ必要があるっぽい。 余計に出費がかさむ一方orz これ以上は金払えないので、帰りは歩くことにした。 トゥールまで15km、歩けない距離ではない。 3時間半以内にたどり着ければOKだ。町に入ればバスやトラムで駅まで行ける。 予想はしていたが、暑い中10km以上も歩くというのは疲れたorz しかし節約のためなら仕方ない。 休憩している時間もないので、ただひたすら歩くのみ。 ほとんど一本道だったのが救いか。ここで道に迷ったら大問題だった。 10kmほど歩いた頃か、1軒の民家の前を通る。 そこに住むおじいさんと数分だけ話す。ヴィランドリー城からトゥールへ歩く途中だと。 さらに数分歩くと、後ろから車が。さっきの人だ。 なんと、トゥールまで乗せてくれた。これは思いがけない助け船だった。 15:30、トゥールに帰ってきた。 町の南端のトラム乗り場で車を降りて、そこからは簡単に移動できる。 あとは1時間ほどトゥールの町を歩いてきた。 本屋をいくつか見かけた他、ゲームショップも1軒あった。 FF10&10-2、FF13-2、ToS-Uを発見。もちろんフランス語で。 本屋ではHarry Potter続編の張り紙があった。 フランス語版の発売日は10/14。英語版から2か月半遅れとなる。 日本語版もそのうち発売されるだろうけど、来年になりそうだ。 帰りの列車はTGV。フランスで最も早い列車で、日本の新幹線と世界最速を争っているという。 チケットの売れ行きの都合か、1等の方が2等より安い逆転現象が起きていた。 ということで、パリのモンパルナス駅に到着。 今日の行程で、度が過ぎた空腹は楽しみに悪影響を与えるとわかった。 どうもストレス耐性が下がっている。 2日前はソフトクリーム2個、昨日はケーキ1個しか食べていなかったのだ。 この日も、トゥール到着時に買ったパン2個のみ。 さすがにそろそろ何か食べようと思い、モンパルナスでカフェとレストランを探す。 結局のところ選んだのは宿から最寄り駅のカフェだが。7~26時という、とても長い営業時間が特徴だ。 食べたのはクロックムッシュ。ハムとチーズのトーストサンドに、溶けるチーズを重ねたものだ。 8.5ユーロとかなり高め。おいしかったが。 これなら自力でも作れそうだ。朝食の選択肢にいいか。 飲み物はシトロンプレッセ。絞りたてレモン果汁の水割りだ。砂糖も加える。 割ってもかなり酸っぱかった。 20:31、宿に帰ってきた。 日記を書く以外もタスクはあるのだが、あまり時間が無い。 仕方ない、明日早起きするか。 First updated 2016.07.26 01:10:49

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