2022/10/21(金)13:02
Opening Night 2022
今年も、NBAのシーズンが始まる。
開幕戦はじっくり観ようと、ポップコーンとホットチョコレートを買ってきた。
今季は1度くらいはスポーツバーで観たい。
現地ファンの楽しみのひとつなんだが、2020年以降行っていない。
NBAでは、開幕日には2試合が行われる。どちらかに昨季の優勝チームが登場するのが慣例だ。
残る26チームは、翌日以降からの開幕となる。
今年はバックスとクリッパーズのみが3日目スタート、あとの24チームが2日目に開幕戦を迎える。
そういえば、ラプターズが開幕日に試合をしたのはこれまでに何回あるのだろうか?
少なくとも1回はある。王者として迎えた2019は、もちろん開幕戦に出た(⇒2019/10/22)。
聞いた話では、NBAの前身にあたるBAAの初年度は、トロント・ハスキーズが開幕戦を行ったらしい。
これは、バスケットボールというスポーツを考案した体育教師のジェームズ・ネイスミスがカナダ人だからだろう。
さて、今季の開幕戦は――
トロント・ラプターズ
RS: イースタン・5位 48勝34敗 勝率.585
PO: 1回戦敗退
VS
クリーブランド・キャバリアーズ
RS: イースタン・8位 44勝38敗 勝率.537
PO: 不出場
2018年にレブロンが移籍して以降、3年ほど低迷期を過ごしていたキャバリアーズだが
昨季は戦力を整え、躍進チームのひとつとなった。
8位に入るもプレーインに敗れ、プレーオフ進出は逃したが。
レブロンのいないキャバリアーズが勝ち越したのは、1997-98以来24年ぶりらしい。
注目の若手選手が2人いる。
まずは、4年目を迎えるダリアス・ガーランド。昨季はオールスター初選出を勝ち取った。
もう1人は、バーンズと新人王を争った2年目のエバン・モブリーだ。
モブリーを含め、センターを3人並べるビッグラインナップが昨季のキャバリアーズの特徴だった。
近年のNBAではあまり見かけないシフトだ。
さらに、ジャズからドノバン・ミッチェルがトレードで加入。
オールスターに3回選ばれた、エース級の新戦力は相手としては警戒必須だ。
一方、ラプターズは昨季の先発が全員残っている。
ベンチも、FAだったブーシェとヤングがともに残留した。
しかし、渡邊は退団。ネッツに移った。
おそらく、これで日本でのラプターズの注目度は急低下だろうorz
昨季の戦績はプレーオフ1回戦までだった。
これ以上を目指すなら、選手層をもっと補強したい。
特に控えガードは補強必須。現有戦力の底上げで足りないなら、シーズン中でもトレードを狙いたいところだ。
そんな中でミハイリュクを切ったのだが・・・それは構わんか。
ドラフトで指名したルーキーは、33位のクリスチャン・コロコ1人だけ。
チーム唯一の7フッター(身長213cm以上の選手)で、将来のセンター候補として選んだ。
シアカムと同じく、カメルーンのドゥアラ出身だ。
さらに、もうひとつホットな話題。
2004年のシャーロット・ホーネッツ以来となる、新チームの設立が計画されている。
本拠地はシアトルとラスベガスになるようだ。
いずれも、近年アイスホッケーのチームができた。ベガス・ゴールデンナイツとシアトル・クラーケンだ。
前者は設立1年目にしてプレーオフを決勝戦まで勝ち進んだ。
シアトルには、以前にもシアトル・スーパーソニックスがあった。
(現在のオクラホマシティ・サンダー、2008年に移転)
1979年に一度優勝した、歴史あるチームだ。
このチーム名を復活させるのか、それとも?
ホームでの開幕戦は、選手全員を紹介する。
ラプターズが初めてドラフトで指名したカナダ人選手、バントンの時に歓声の音量が上がった気がする。
1年前のデビュー戦では、3Q終わりにハーフコートスリーを決めた。
先発の登場順は、アヌノビー⇒バーンズ⇒シアカム⇒ゲイリー⇒ヴァンブリート。
昨季と同じ顔ぶれの主力だ。
先攻はキャバリアーズ、ミッチェルが仕掛けるがミス。
直後にアヌノビーがスリーを外すが、これを拾ったシアカムが初得点を決める。
1Qの最後にヴァンブリートとバーンズの連続スリーで引き離し、28-22でまずはリード。
しかし、モブリーがスリーを打つのには驚いた。
今はビッグマンでもスリーが必要な時代だが、若いセンターの場合は他に学ぶことがあるので優先はされない。
2Qは相手のターンオーバー連発でチャンスをもらうが、決められない。
そのうちに11点リードをあっさり逆転された。
オスマンに2Qだけで13点も入れられたのは誤算だった。
ハーフタイム前に引き離され、51-57で前半終了。
開幕戦ということもあって、ラプターズからは10人が出場。
コロコも1Qから出番あり。ダンクを2回ミスしたが、守備では早速存在感を発揮していた。
相手の方を見ると、ミッチェルは早速の31得点、やはり前評判通りの好選手だ。
一方、今日のガーランドはちょっと暴走気味か?
2Qの途中で目に指が入って交代、そのまま戻ってこなかった。
3Qは6点差前後のまま平行展開だった。
一瞬だけ逆転したのだが、そこから2-11で再びのビハインド。76-84で3Qを終える。
昨季もそうだったが、フリースローの成功率がよくない(この試合全体で23/32の71.9%)。接戦では立派な敗因になりかねない。
特にシアカムにはもっと高い確率で決めてもらいたい。
と思ったら4Q開始から3分余りでスリー4本、一気に90-90の同点。
キャバリアーズは残り5:38のオスマンの2点以降、試合終了までフィールドからは1本しか決められず。
一方、これまで止められていたラプターズの近距離ショットが入り始める。
残り3分半で逆転、残り1分の時点では4点のリード。
ラスト16秒でシアカムがファウルアウトするが、なんとか逃げ切った。
108-105、キャバリアーズに勝ちました。
開幕戦から激戦だった。最後の一瞬まで油断できない試合に。
もう少しフリースロー入れていれば、もっと余裕あったのだが。
今日はトップの写真1枚しか掲載できなかったが、今季からTSNはスクリーンショットが撮れなくなった。
SN1の方は未確認。次の試合で試してみる。
今季は毎試合は観ないが、英語を聴く量を増やすため観ない試合もラジオモードで実況は聴くつもり。
勉強も兼ねて、PodCastがあれば聴きたいのだが……いいのないかな、探してみよう。
2戦目はネッツ、早くも渡邊と会うチャンスだ。
その次はヒート、シクサーズと2連戦。今季は移動を減らすために、同一カード2連戦がいくつかある。
しかし、最初からクライマックスだなこの日程・w・;
First updated 2022.10.20 08:08:26