GAME FIELD

2024/08/20(火)12:23

レベル上げしたくありません

Games(122)

RPGを中心に、長年ゲーマーをやっているBlackだが……最近、思うんだよね。 僕のレベル上げ嫌いも我ながら大したものだ。 ストーリー上で自然に上がるのはいいが、作業的に経験値を稼ぎたくない。 道中では不必要な戦闘を避けている。 特にシンボルエンカウントの作品になると、戦闘を回避しまくって突き進み ボス戦で大幅な戦力差に直面すること数限りない。それでも勝つんだけど。 実は、昔は逆にレベル上げ作業が好きだった。 データ消滅地獄と名高いSFC版のDQ3で、何度も最初からやり直しになりながらも 何十回も何百回も同じ場所で延々と戦い続けていた。 一体、いつの頃からプレイスタイルが反転したのか……それも思い出してみよう。 以下に挙げるのは、特にレベル上げ嫌いプレイを極めた作品の数々だ。 |・w)っ[DQ10] まずは、記憶に新しいDQ10オフライン。 オンラインRPGをオフラインに仕立て直した作品とあって、レベル上げ作業を前提にしているところがある。 さらに寄り道の幅が広く、序盤から場違いな強敵に出くわすのも。 オープニングこそ必要に迫られLv10まで上げたが、旅が軌道に乗ってからはいつも通りの方針に。 敵シンボルを極力回避し、平均Lv37でver.1をクリアした。 これほど低レベルでネルゲルを破った冒険者は、そうはいないだろう。 ……ええ、これで勝てるんですよ。通常攻撃ひとつで一撃KOされてもね。 ver.2でも作業を避け続け、終わってみればLv70、それも基本職の魔法使いで バトルファンタズムの500手制覇までやり遂げた。 これほどレベル上げをしたくない冒険者、アストルティア中を探しても他にいるだろうか? キーポイントは呪文だ。戦力差を覆すには、武器よりも呪文で戦うべし。 DQ10では、鍛冶で強い武器を作るにはレベルが要求される(DQ11ではレシピさえあればOK)。 低レベルで進むと武器を強化できず、ステータスの低さも相まって敵の守備力に太刀打ちできない。 そこで、攻撃力や守備力に左右されない呪文で戦うというわけだ。 超暴走魔法陣や神秘の風で魔法の威力を上げ、アンルシアがライデインを主軸に攻める。 武器を重視しない分、盾装備で守備を強化できる。 アンルシアとラグアスがアイギスの守りを使い、さらにフウラの聖女の風で強力な一発もしのぐ。 まずは防御を万全に。攻撃力の不利は呪文で補う。それで大幅な戦力差も覆せる。 |・w)っ[DQ11] DQで最も充実した冒険を味わえる、DQ11。 この旅はBlackのゲーマーとしての格を何段階も引き上げた。 一言でいえば、この言葉に集約される。 「強敵と戦う時ほど守備が重要」 手強いボスを相手に戦力差を覆すには、まず戦線を維持するための守備が第一だ。 操作テクニックで敵の攻撃をかわすという芸当ができないDQでは特に、守備を重視した戦術が輝きを見せる。 そうした戦術を最初に学んだのが、このDQ11だ。 DQにおいて、防御の戦いをさせたら自信あり。 前述のDQ10も含め、主力を担うのは耐久力の高い魔法使いキャラだ。 重装備と盾で防御を固め、呪文で攻める――という仲間を主力に立てたい。 DQ11では、主人公がこの役をできる。 両手武器や二刀流アタッカーは仲間にもできるが、耐久力の高い呪文役は主人公にしかできない。だからこそ重要だ。 レベルの目安としては、以下の通り。 まずは第1部を終えて主人公がLv23以下、これを目標にするべし。 モンスター乗り物に乗る時以外のザコ戦をほぼ全部回避すれば、これくらいで行けるだろう。 もちろん、道中のボスには全て勝てる。 まあ全部初見でとは言えず、時には負けながら対策を考えての戦いになるが。 第2部の魔王で平均Lv45、第3部の邪神はLv50が目安になる。 そして時の破壊者はLv60で勝利を狙える。 ただし、主人公Lv54以下では鍛冶で装備を強化しづらい。 時の破壊者にこの条件で勝つには、明らかに難度が跳ね上がる。3DS版で達成したが大変だった。 怨念&災厄は、全員Lv70以下で勝てれば低レベル攻略達成だろう。 アイテムをフル活用して、見事勝利を収めた。 |・w)っ[FF9] こちらも昨年やった作品だ。 記憶の場所まで来ておいて、ジタンとダガー以外はLv30にも達していない。 Switch版ではPS1やVita版よりもエンカウント率が下がったようだが、それにしても低すぎる。 ランダムエンカウントの作品ながら、ずいぶん戦闘を避けまくってきた気がする。 さらに、この作品ではボスが経験値を持っていない。 そうすることでやり込みの幅が広がるという、FF5や8でも採用された方針だ。 レベルアップというサポートアビリティがあり、装備すると入手経験値が1.5倍になる。 前回あたりから、これを封印してレベル上げを抑えるようになった。 ただし、全員が揃うまでのスタイナーとフライヤのみ解禁してもいい。 彼らは早期にレベルアップを習得できるが、それは中盤の長期離脱の救済としてだ。 この作品は2008年にノーセーブに挑戦し、成功させた。 レベルアップ封印の条件をつけて、もう一度やってみようか? |・w)っ[ポケモンXY] ポケモンでは、道中のトレーナーとは全員と戦っていく。それでちょうどいい難易度になる。 なので普段はそんなに激しい低レベル進行にはならないのだが……これは別。 ポケモンで最もえげつないレベル差がつきやすいのは、おそらくXYだろう。 この作品から新型の学習装置が導入された。 あえてOFFにすることで、ハードモードを味わえるのだが 導入初回ということもあり、きつい戦力差を背負ってのバトルが続くことになる。 前回プレイ時のチャンピオン戦で、これほどの差がついた。 ひとつでも対応を誤れば全抜きを許す、綱渡りの戦いだった。 |・w)っ[テイルズオブグレイセスF] 気づけば低レベルで突き進んでいるのが、この作品だ。 大体Lv80くらいで、ゾーオンケイジの最終ボス・ソロモスに勝利できる。 テイルズではグレイセスに限らないが、オールディバイドを使うことで強敵にも勝てる。 敵味方ともに与ダメージを半減するアイテムだ。 しかし、それは長期戦を受け入れるということでもある。 グレイセスF1周目のソロモス戦では、46分もかかった。 ただあの時は今ほどシステムを理解していなかったので、今ならもっと短縮できるだろう。 アタッカーの武器に竜族特攻を付けるだけでも、目に見えて変わるはず。 |・w)っ[SO3] これこそ、レベル上げ嫌いBlackの原点といえる作品だ。 シンボルエンカウントをいいことに、序盤からザコ戦を回避しまくり。 今作は「MPが0になっても戦闘不能になる」ため、MP狙いの戦術が成立する。 特に前半はMPの低い敵が多く、ボス戦でもこれを狙えば楽勝と化す。 ブレイズソードで狙おう。 目安として、ムーンベースの時点でLv23が適正だろう。 その後はLv40前後で本編クリアを目指すといい。 もちろん、隠しダンジョンも制覇した。 無印版ならば、黒鷹旋ひとつでフレイを孤独ノーダメージ撃破できる。 実際のプレイではLv97で勝利したが、Lv30以上なら同じ方法が通じるだろう。 こんなことができる理由、そしてスターオーシャンにおける戦闘の極意をここで語ろう。 当たらなければどうってことはないのだよ。 本稿ではSO2は扱わなかったが、あちらでLv60台でGalaxyの本編をクリアした時、そう結論付けた。 全体攻撃で9500ダメージの神曲も、使わせなければ何の問題も無い。 DC版のフレイ戦では、DEF5000作戦を採用。Lv80~90もあれば十分だ。 スフィア211の181階、ご立腹のアザゼル&憤怒のベルゼブル戦にて ある攻略本で、Lv200近くても装備が貧弱ならば苦戦は必至と書いてあった。 ところが、Lv80でも戦術がよければ勝てる。 SO2とは異なり、SO3ではGalaxyが標準の難易度にあたる。 UniverseがHard、FDがVery Hardを意味する。 Universeには挑んだ。 確かにいろいろと難しくなってはいるが、まだ許容範囲。 ガブリエには勝利できた。記録によるとLv66~68だった。 とはいえ、四天王に勝つのは並大抵の戦術では難しそうだ。 そこまで行ったらさすがにレベル上げしないと勝てないかもしれない。 最高ランクのFDは、まず挑戦権が得られていない。 バトルコレクションを55%集めなければならない。 以上の6本――DQ10、DQ11、FF9、ToGf、ポケモンXY、そしてSO3が レベル上げしたくないを極めた作品に挙げられる。 こう振り返って日記に起こすと、本当にレベル上げしなさすぎである。 けど、極限低レベルプレイのやり込みはしていない。 何十回も何百回もやり直しを要求され、ゲームでストレスをためることになるのは避けたい。 それに、まぐれ当たりで勝ちを狙うのもつまらん。 戦力差を覆しつつ、勝率も求めるのがBlack流だ。 それができるやり込みは、リアルタイムアタックかノーセーブだろう。 実際にBlackはノーセーブを専攻しており、いくつかの作品で成功させている。 さて、次に出会う「レベル上げしたくないプレイ」を極められるのはどの作品だろうか?

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