「この人からのメッセージ2008」を見て
今年は自分が影響を受けた人が次々と亡くなった年でもありました。このブログでも何度か取り上げましたが、市川崑さん、土本典昭さん、加藤周一さん、などなど。赤塚不二夫さんも亡くなりましたね。市川さんは言う。「映画はデフォルメとリアルのせめぎあい」「映画は永遠。私はその永遠に追いつくよう、がんばるだけ」加藤さんは言う。「孔子に対し、目の前の1匹の牛だけ救ってどうなる、と弟子は言う。 孔子は、でもその1匹は私の目の前を通ったから、と答える。 大事なのは、行動すること。行動に結びつく感情。1匹はその一歩。 目の前の一匹を救いたいと思えなければ、 何百万の命を語っても、それは単に言葉にしか過ぎない」土本さんは言う。「一人の人間の瞳を映すだけでも、 その瞳の中にある社会を伝えることができるかもしれない」3人に共通しているのは、亡くなる直前まで、現役だったこと。自分の理想と使命を追求して前へ、前へと進んだこと。自分のやってきたことに責任を持ち続けたこと。彼らのようにはなれないけれど、彼らのようになりたいと思う。まだ一生をささげるライフワークははっきりとは決まっていないけれど、もしかしたらすでに出会っているのかもしれない。今やっていることを大切にして、今までの自分の思いを大事にして、これからも一歩ずつ前に進んでいきたい。今年も、あとちょっと。みなさん、1年間ありがとうございました。来年も書きまくりますので、どうぞ気軽にお立ち寄りくださいませ。よいお正月をお迎えください。