ガムザッティの感動おすそわけブログ

2007/01/20(土)21:27

ローレンス・オリヴィエの「ハムレット」

シェイクスピア(36)

ハムレットといえば、ローレンス・オリヴィエ。 ここまでハムレットのこと書いたんだから、やっぱ見なくちゃと思い、 1948年公開の映画「ハムレット」のDVDを500円で買いました。 名画DVD ハムレット VCDD-15 (著作権の年限が50年から70年になって、いろいろ問題になった、あの廉価DVD) 市村さんと同じで、もうかなりお年になっての撮影ですから、 フリフリの襟のブラウスとか、ちょっと違和感あるんですけど、 でも、セリフを聞いていると、その迫力にのけぞってしまいます。 特に、父王の亡霊と出会うまで。まだ狂人のふりをしてない時のハムレットがすごい。 ケネスと違って、後半からはわりとカットしてある部分が多いので、 ちょっともったいない感じさえします。 オリヴィエで、ハムレットをすべて見たい!  その絶頂期に舞台で観られた人は、幸せでしょうね。 この映画は、セリフのないところを、目と目の演技とか、椅子の大写しとか、 そういうので意味をもたせていて、すごく話の流れがわかりやすくできてます。 機会があれば、見てください。 イギリス人のハムレット観がよくわかります。 また、劇中劇として出てくる黙劇では、バレエのマイムと動きの意味が同じでした。 やっぱり、文化ってつながっているんですね。 *2006年5月29日のMixi日記をもとに書き直しました。 これで、ハムレットはおしまい。 長々つきあってくれた皆さま、ありがとうございました。

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