2290537 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ガムザッティの感動おすそわけブログ

PR

X

Calendar

Freepage List

Category

Favorite Blog

8月になりました New! yuki アイドル 俳優 映画 演劇 ドラマなどさん

簡単思い出し日記メ… New! YYCafeさん

フラッシュ シーズ… 王道名なしさん

リニューアル 猫山文楽軒さん

   元局アナがス… ころりん0924さん
ライターかあさんと… プチプチゆっきーさん
ぺ天使のつぶやき kamadoyamadocaさん
もっとハッピー happy-gaiさん
こちら25643 ヒロランさん
観劇日記~夢のあと… みおと5747さん

Free Space

設定されていません。

Comments

LimeGreen@ Re:gamzatti.comへの移行(06/20) HPはもう大分前にRSSリーダー登録して読ん…
エトワール@ Re:Kバレエ「第九」(02/04) ベートーヴェン「第九」 熊川さんが大怪我…

Headline News

Profile


gamzatti

2007.08.20
XML
カテゴリ:美術
東京藝術大学大学美術館でやっている「金刀比羅宮 書院の美」。
丸山応挙や若冲の襖絵が、
「絵」ではなく「部屋の襖」として見られるというふれこみで、
新聞などに早くから大きく取り上げられていました。
行こう行こうと思っていたのですが、
昨日ようやく観ることができました。

結論。
1.混み過ぎ。日にちを選べる人、平日にいたしましょう。

2.たしかに「この襖は、この部屋で、こんなふうに配置されているんですよ」というふうに
  襖に囲われた空間が作られていて、
  襖として観られるようになっているんだけど、
  ちょっと中途半端かなー。
  やっぱり、下が畳になっていて、そこに正座して鑑賞したいですねー。
  そんなことしたら、今よりもっと人が滞ってしまって、タイヘンだから、
  仕方がないんですが。
  それに、畳に座ったときと同じ目線で立って鑑賞できるように
  少し高めに展示してあるとか、いろいろ考えての展示方法だとは感じました。  

3.応挙の虎はすごかった。
  耳をピッタリとつけて、相手を威嚇する虎、虎、虎。
  逆立つ毛の一本一本まで描かれている。
  これは、一見の価値あり。
  この「虎の間」に一人残されたら、かなりコワイ。
  見張られている感じもします。
  他が「鶴」とか「花」、「賢人」「山水」「富士」と、
  和み、癒しの図柄なのに対し、ここだけ妙に趣が違いましたね。

  応挙は、「鶴」もよかった。
  左から順に襖に目を移すと、鶴が飛んできて降り立った、みたいにも見える。
  鶴って、まず、自然の造形が美しいんだな。

4.襖によってはいたみがひどく、一部しか展示されていないものがある。
  そういう場合、他はプリンターで実物大に印刷したものを張ってあるんだけど、
  中にはボロボロの本物より、プリンターで出した「複製」に感動したものもあった。
  これって、かなりカナシー。
  ホンモノのよさがわからないってこと??
  でも、色やコントラストが鮮明で、目に入ったとたん、
  「うわ、すごいー!」って思うんですよ、ほんとに。
  
  絵のオリジナリティというのは、結局のところ、「図案」なんだなー、と
  マジ、デザイナーって天才、と思った。

5.丹陵の「富士巻狩図」は、ラスコーの洞窟画。
  出品されているのは応挙、応挙の弟子の岸岱、若冲、そして丹陵。  
  邨田丹陵は、明治の人だけど、この人の狩の絵には見入ってしまった。
  絵巻物さながら、流鏑馬チックな衣裳で騎乗し弓矢の狩に興じる人々の絵が、
  背景ほとんどなしの襖に描いてある。
  馬、人、鹿、矢、みな躍動していて。
  パラパラ漫画を次々と襖に描いた、みたいな感じ。
  眼を移すと、そこに「次のカット」が描かれている。
  部屋の真ん中に座して、360度ちょっとずつ、ちょっとずつ
  体を回していったら、それはそれは楽しいのでは??
  応挙の鶴や虎と比べると、ちょうどダヴィンチと鳥獣戯画といった違いがあります。
  とはいえ、その写実性、緻密さ。「狩」の楽しさが伝わってきます。
  「う~ん、ラスコーだー」
  と、一人でうなってしまいました。

このごろはどこの美術館も「ミュージアムショップ」が充実していますが、
この藝大大学美術館もそうでしたねー。
携帯ストラップやクリアファイルは定番ですが、
襖絵のTシャツまで売ってました。
私は「鶴」や「狩」の絵ハガキを買いました。

9月9日までなので、興味のある方は見逃さないでね。
くれぐれも、お時間が選べる人は、平日とか午前中に。

(金刀比羅宮の展示のチケットで、歌川広重の浮世絵展も見られます。
 また、敷地内の陳列館で開催している「自画像の証言」がとてもいいので、
 そちらも行かれることを強くオススメします。
 この自画像展については、明日、書く予定です)






Last updated  2007.08.20 08:18:42
コメント(4) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.