ガムザッティの感動おすそわけブログ

2007/12/12(水)00:12

「韓国映画ショーケース2007」

韓国映画・アジア映画(19)

もう始まってしまいましたが、 12月8日(土)~12月14日(金)、 東京・有楽町駅前ビッグカメラのビルの7階で、 「韓国映画ショーケース2007」をやっています。 「なんでビッグカメラのビルで??」 …とフシギに思っているアナタに一応説明しよう! ここはビッグカメラになる前はデパートでした。 そして、その上には「読売会館」なるものが! 「よみうりホール」ではお芝居もやるし、コンサートもやる。 (三越の上に三越劇場、みたいな) 最近、長谷川きよしのコンサートにも行ってきました。 ビッグカメラになっちゃうと聞いたとき、 ここはどうなるのかなー、と思いましたが、 ホールはホールとして残ったみたいで、ホッとしたものです。 そして、ここの7階8階に、「シネカノン有楽町1丁目」があります。 最近再開発されたJR有楽町の駅前(ビッグカメラの反対側)には、 「イトシア」という建物ができて、その中には新しく「シネカノン有楽町2丁目」が出来ました。 こちらと間違えないでね~! さて韓国映画の方ですが、 「韓流ブーム」のその先の、「掛け値なしの魅力と実力に再び出会う」というスローガンの下、 バラエティに富んだ9本が紹介されています。 パンフレットを見ると、 「観てみたいな~」と思うものばかり。 短い上映期間ですので、どれも3回ずつくらいしかかかりません。 以下、パンフレットを参考に紹介します。 巨匠イム・グォンテク監督の映画「千年鶴」は、 日本でもヒットした「風の丘を越えて~西便制」をほうふつとさせるパンソリの物語。 オ・ジョンヘも出ます。 「マイ・ファーザー」は、 アメリカの養父母のもと立派に成長した青年が、実の両親を探しに駐韓米軍に志願する話。 どこかで聞いたような??・・・そう、これ、実話ベースです。 私もニュースで見ました。 「バント(仮)」は、 知的障害をもつ小学生・ドングを育てるシングル・ファーザーの話。 地元の小学校がとっても好きで、彼なりの居場所をもって楽しく通っているのに、 学校側は「IQ60」を理由にドングを特殊学校に転向させようとする。 父子の明るい笑顔が印象的。 「王の男」のチョン・ジニョンが父親役を熱く演じてくれそう。 日本でも、よくあるシチュエーションなので、 韓国とどこが同じでどこが違うか、見てみたくなります。 「横綱マドンナ(仮)」の紹介文の冒頭を引用すると ―歌手のマドンナが大好きな男子高校生は、完璧な女性になるための手術に必要な資金を稼ぐため、(中略)「シルム(韓国相撲)大会の優勝者には奨学金500万ウォン」という朗報を聞いた彼は、シルム部へ入部する。― どういう話? マドンナに憧れる、というのは、どうやらマドンナみたいな女性になりたいってことみたい。 性同一性障害のことや、 韓国では「当たり前」になっているという美容整形の話などにも関連するのでは? 「マドンナ」「シルム(相撲)」「性転換手術」 ギャップたるやものすごい三題話ですが、興味そそられます。 体重を増やして撮影に臨んだリュ・ドックファンの演技がすばらしいらしい。 (追加情報) SMAPのクサナギくんが、出演しているそうです! 「飛翔」 元韓国代表選手で鳥栖、コンサドーレ、ヴェルディなどJリーグチームの監督経験もある チャン・ウェリョン(張外龍)氏が、 Kリーグの「お荷物」チーム・仁川(インチョン)ユナイテッドFC監督になり、 プレーオフまで進出した躍進のシーズンを記録したドキュメンタリー映画。 選手層の薄さや練習環境の悪さをどう克服したか、 「嘘のような実話」と銘打ってあるこの映画、サッカーファンは見逃せない!? 「ウリ・ハッキョ~われらの学校」 小学校1年生から高校3年生までの12年間を共に学ぶ、北海道朝鮮初中高級学校。 監督のキム・ミョンジュン氏は、3年をかけてこの学校の生徒や先生と交流を深め、 在日の人たちが作り上げてきた朝鮮学校の歴史と今を映し出す。 釜山国際映画祭「ドキュメンタリー」部門最優秀賞受賞。 韓国で7万人以上の観客を動員したとのことです。 他に「家族の誕生」「極楽島殺人事件」 「極楽島・・・」は、ミステリーで、何となく横溝正史や「TRICK」のニオイが…。 以上、まだ全部見られますので、 時間の合う人はぜひ足を運んでみてください。 「韓国映画ショーケース2007」の公式サイトでは、 「飛翔」と「ウリ・ハッキョ」の予告編が見られますよ!

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