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ガムザッティの感動おすそわけブログ

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gamzatti@ Re[1]:「ムー」「ムー一族」(05/28) ひよこさんへ 訂正ありがとうございました…
ひよこ@ Re:「ムー」「ムー一族」(05/28) ジュリーのポスターに向かってジュリーっ…

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gamzatti

gamzatti

2012.11.15
XML
カテゴリ:バレエ・ダンス
私のハンドルネーム「ガムザッティ」の由来は、
この「ラ・バヤデール」にあります。
(詳しくはこちら
でも、
私、全幕でこの作品を生で観たことはないの。
昨年、チケットをとったのに観られなかったので、
今回はとても楽しみでした。
それも、大好きなロパートキナがニキヤだし。

私が最初に見た「ラ・バヤデール」は英国ロイヤルバレエのものだったので、
ロシアのマリインスキーバレエのものは、それと演出がかなり違うのは知っていました。

昔は、それがちょっと気になっていた部分もあったのだけれど、
(私はロシアのバレエになじめなかった時期が長かった)
数年前、ボリショイとマリインスキーの合同ガラコンサートを見たときから、
その実力と魅力にぐぐっと惹きつけられて、
今やロシアンバレエも大好きになりました!

ということで、観てまいりましたが、もう、「すごい」としかいいようがない!
ロパートキナのニキヤは、もう、この世のものとは思えない!
ニキヤは寺院の踊り子なのだけれど、
出てきたときは「巫女」。
大きく手を高く広く上げて静かに波立つように動かすと、
もう人間の動きじゃないの。
ゆっくりとした動きは「踊り」でなくて「必然的な動作」として美しい。
一つも無駄なものがない。
ただただ、見とれる。目が離せない。
そして、
邪恋でからみつく大僧正を巫女として拒否します。
でも、
恋人ソロルが出てきた途端に「女」になる。
恋する女になるんです。
同じように完璧な踊りだけれど、醸し出されるのは「人間」としての幸せです。
恋人がほかの女(=ガムザッティ)と結婚するその披露の場で踊らなければならないとき、
その哀しみの舞いに、ひとつの重力も感じられない。
つま先から足首、ひざ、腰まで、見事に一直線。
そのままたゆたう!
上から吊られているくらい、1グラムもつまさきにかかっていないように見える。
もう、すごすぎて、言葉にならない!

もちろん、ガムザッティもよかったし、ソロルもよかったし、
太鼓の踊りもよかったし、壺の踊りもよかったし、
まあ二幕はコールドから何から、エキゾチシズム全開の王朝絵巻を堪能。
蛇にかまれて大僧正からの解毒剤を拒否して、ニキヤは死んじゃうけれど、
ここでまさかのカーテンコールです。
たしかに二幕しか出ないソロの人たちも多いし、
ガムザッティとソロルのパ・ド・ドゥがあってガムザッティはここが見せ場だし、
そういう意味で三幕に出ない人たちのためのカーテンコールだと思っていたら・・・。
なーんと、ニキヤも出てくるじゃないですか!
笑顔でも全然OK。
このまま舞台が終わっても、十分モトがとれた感ありました。

ところがところが!

もう、三幕のいわゆる「影の王国」が、その上をゆく美しさで。
有名な、白いチュチュのコールドたちがゆっくりと一人ずつ現れて、
列をなし坂をジグザグに降りてくるところは、
紗幕がかかっていて、降りるごとに少しずつ足元にライトがあたって道が示される。
そのライティングのすてきなこと!
そして、
ここは英国ロイヤルだろうがロシアのマリインスキーだろうが、
音楽も振付もほぼ同じです。
ミンクスの音楽、プティパの振付、極めつけの決定版の古典ってことですね。
聴かせどころのヴァイオリンソロが、またまた豊かな音で堪能。
そしてクライマックスに向けての耳慣れたフレーズが聞こえてきたときは、
「ああ、もう終わっちゃう! 終わらないで! もっと続けて~!」と
心の中で叫んでしまいました。

でも、終わっちゃうんだよね。
そして大拍手とカーテンコール。

ロイヤルのバージョンと違って、結婚式の場というのはないんです。
筋より見せ場っていうバレエの本質を貫いて、潔いっていうか、
とにかくそんなことはどうでもいいくらい、素晴らしい舞台でした。

それにしても、ロパートキナって、いったいどういう人?
白鳥を見たときと、全然違う印象なんですが。
こんな消えゆくようなキャラクターだったっけ?
万華鏡です。無敵です。

気になっている人は、絶対見たほうがいいと思う。
バレエってこういうものなんだ、ってつくづく思った。

た・だ・し。
ブロンズ・アイドルは、やっぱり熊川哲也が一番ですね。
私は脳内変換していましたよ。
なんであんなことできちゃったんだろう、と思いながら見ていました。
やっぱりすごいダンサーだな~。






Last updated  2012.11.19 19:02:18
コメント(6) | コメントを書く


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Re:マリインスキーバレエ「ラ・バヤデール」@文京区シビックホール (11/15)   LimeGreen さん
言葉のはしはしから感動が伝わってきます。私も見たくなっちゃいます。
(2012.11.19 20:33:53)

Re[1]:マリインスキーバレエ「ラ・バヤデール」@文京区シビックホール (11/15)   gamzatti さん
LimeGreenさん
ネットサーフィンであちこちのブログを読ませていただいたのですが、あの日「感動」した人、すごく多かったみたい。
いい舞台だったんだな、と改めて思いました。 (2012.11.21 10:21:22)

感動が伝わります♪   エトワール さん
ガムザッティ様の感動が胸に響きます。
ご覧になったのですねェ? 羨ましい限りです。
文章の中から全てが伝わって参りました。

その昔(1980年代)キーロフの頃に舞台を観たことがありますが、最近はロシア系のバレエの生の舞台を観に行っていません。
ゲルギエフ氏指揮の二枚組CD(白鳥湖)を聴いているくらいです。
27日の文化会館ではロバートキナが観られるのですねェ。

バヤデールをご覧になった感想を読ませて頂いてから自分の中で勝手にマリインスキーの舞台を想像しています。

正直、ロシア系の構成・振り付けなどは、あまり好みではなかったのですが、ガムザッティさんの感想を伺ってから、
「観に行けば良かった・・・」と後悔しています。

先日、Kバレエを退団した浅田良和さんの舞台を観てきました。
シンデレラ以来の王子様の姿を観て、惚れ惚れ?しました。
「見た目」も大事なんだなァ・・・とつくづく感じました。

来月は、山本隆之さんと神戸里奈さんのクルミ・・・を観ますが、その後には やはり浅田さんのアルブレヒトを見ることにしています。

現役を昨年退きまして、なかなか海外のバレエ団のチケットを購入するには厳しくなっていますので、国内の公演を観ています。

また、ガムザッティさんに素晴らしい舞台を観て頂いて、素敵な感想文を読ませて頂く事を楽しみに致しております。

自分が観て来たくらいの感動を与えてくださるので感謝しています。 (2012.11.25 11:34:49)

Re[3]:マリインスキーバレエ「ラ・バヤデール」@文京区シビックホール (11/15)   gamzatti さん
エトワールさん
コメントありがとうございます!
最近、レビューを書く頻度が減りぎみですが、
そう言ってくださると、頑張ってまた書かなくては、と
大いに反省。
お互いに、いい舞台に出会えますように!
(2012.11.27 11:38:38)

Re:マリインスキーバレエ「ラ・バヤデール」@文京区シビックホール (11/15)   マーシー さん
初めまして。

15年ほど前の来日公演で、ロパートキナ、ゼレンスキーの「ラ・バヤ」を見て感動しました。ペレストロイカ直後はガタガタしたらしいバレエ団が、きっちり立て直したこともうれしい驚きでした。
今回は、スタンダードに「白鳥」(ロパさま主演)をみました。
若手の男性ダンサーが育っていますね。
カンパニーとしてはいろいろ思うこともありますが、バレエは総合芸術ですから、いま、このレベルで「白鳥」を演じることができるのは、やっぱりマリインカだなと。

キーロフ当時の、コムリョワ主演のビデオはご覧になったことありますか?
テレホワのガムザッテイ、最高です。踊りも素晴らしいけど、演技が繊細で、引き込まれました。ボリショイのグラチョーワ版のガムザッテイも素敵です。

全体の構成としては、現代人にはロイヤルのマカロワ版が受けるんだろうなと思います。


次回の来日は2015年で、ボリショイとマリインカ、重なるんですよね。
今から貯金しとかないと・・・・。

私が子供のころはまだ旧ソビエトで、キーロフとボリショイが毎年交代に来日するような時代でした。亡命前のバリシュニコフの「青い鳥」も見ています。
世界バレエフェステイバルが開催されるようになってから、一気にベジャール、プテイ、シュツットガルトなど、さまざまな一流のバレエ団が来日するようになり、お財布も忙しくなりました。

Kの感想は、そちらに書きます。
よろしくお願いいたします。 (2012.12.03 08:37:43)

Re[1]:マリインスキーバレエ「ラ・バヤデール」@文京区シビックホール (11/15)   gamzatti さん
マーシーさん

お返事がとても遅くなってしまい、失礼いたしました。
いい舞台をたくさんご覧になっているんですね。
私はバレエを見始めたのが遅く、そうした名舞台をほとんど見ておりません。
でも、そのころ見ても、きっと私にはその良さがわからなかったのではないかと思います。
最近、ようやくです。ロシアのバレエの真髄を感じられるようになったのは。 (2013.06.01 20:01:45)


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