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ガムザッティの感動おすそわけブログ

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歌舞伎・伝統芸能

2015.02.23
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カテゴリ:歌舞伎・伝統芸能
昨日、
十代目坂東三津五郎さんが亡くなったというニュースが飛び込んできました。
あまりのことに、言葉もありません。
膵臓がんで闘病されていたことはもちろん知っていましたが、
それほど悪くなっていたとはまったく思っておりませんでした。

事実、テレビなどで拝見する限り、
多少お顔の色が優れないくらいで、非常に活発でいらっしゃる。
今年に入ってからのインフルエンザが肺炎を併発させ、
がんが肺に転移していたためそこからが早かったようです。
とはいえ、
おそらく人前では弱音を吐かず、
淡々と過ごされる方だったとご推察します。
そういう美学の持ち主だったのではないでしょうか。

本日の昼に、長男の巳之助さんが会見に応じていました。
巳之助さんも
非常にしっかりとした受け答えで、
なんのゆかりもない私などがうろたえていてはいけないと思いつつ、
まだ気持ちの整理ができておりません。

インタビューをさせていただくため、
青山のお宅にうかがったのは、2011年のことでした。
2011年は、御園座で團十郎さんのインタビューもさせていただいています。
あのとき、お元気だったお二人はもういない・・・。
この世の中は、なんてむごく、理不尽なんでしょう。

勘三郎さんが「何で来るんだよ!」って怒ってますよ。
怒りながら、泣きながら、2人で抱き合っているのではないでしょうか。

衝撃からまる一日、
ようやくご冥福を祈るところまで気持ちが落ち着いてきました。
どうぞ安らかに。
これからの歌舞伎界に、天上から力をお貸しください。






Last updated  2015.02.23 19:31:59
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2015.02.03
カテゴリ:歌舞伎・伝統芸能
まだ先月のまとめ書いてませんが、
先に今月の歌舞伎について紹介を書いています。

(1)松竹座
(2)歌舞伎座

よろしければ観劇の参考にしてください。







Last updated  2015.02.03 12:43:28
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2015.01.21
カテゴリ:歌舞伎・伝統芸能
幕見で見てきました!

素晴らしかった!

以下、観劇直後の雄叫び。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

猿之助の黒塚がっ!!!!!
あまりに異次元すぎる〜!
特に前半は、2012年の100倍進化。
薄野原での舞はこの世のものではないわいな。
なんでここまで緻密かつ優雅?
なんでここまで緩急、静動突き詰められる?
勘九郎が凡人に見えてしまう不可思議。
毎日でも見たいー、が、今日しか見られないー。
幕見できてよかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして、
少し落ち着いてからのものがこちら
短感ですが、よろしければお立ち寄りください。






Last updated  2015.01.21 11:34:17
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2015.01.16
カテゴリ:歌舞伎・伝統芸能
圧倒的に夜の部が良い!
詳しくは「歌舞伎ビギナーズガイド」をどうぞ。レビューを書きました。

(1)「猩々」http://kabukilecture.blog.jp/archives/2015-01-15.html

(2)「仮名手本忠臣蔵」http://kabukilecture.blog.jp/archives/2015-01-16.html






Last updated  2015.01.18 19:01:51
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2015.01.08
カテゴリ:歌舞伎・伝統芸能
昨年11月、初の弁慶に挑んだ染五郎の弁慶が、
1/25、Eテレの「古典芸能への招待」に登場します。
わくわく。

詳しくはブログ「仲野マリの歌舞伎ビギナーズガイド」に書きました。







Last updated  2015.01.08 08:06:11
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2015.01.03
カテゴリ:歌舞伎・伝統芸能
1/17から全国で公開されるシネマ歌舞伎「二人藤娘/日本振袖始」
東京・東銀座の東劇で1/3より先行上映されます。

「二人藤娘」はお正月気分にひたれる華やかな舞踊。
1日に何回も上映していますので、
お時間がうまくあえばぜひいらしてください。

「日本振袖始」は私の講座の前にご覧になるのもよいかと。
もちろん、講座の後に改めて観るのもいいですよー!

公開情報などはこちらからどうぞ。






Last updated  2015.01.04 12:22:54
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2015.01.02
カテゴリ:歌舞伎・伝統芸能
歌舞伎座、新橋演舞場、国立劇場、浅草公会堂、そして大阪松竹座!
いったいどれを観たらいいの~??
・・・という方、
参考にしてくださいね。

ブログ「仲野マリの歌舞伎ビギナーズガイド」
それぞれの見どころを書きました。

それと
今夜19:00からNHKのEテレで、
松竹座の「封印切」を生中継するらしいです。
新橋演舞場の「石川五右衛門」も、21:00くらいからダイジェストで数分流れるようですよ。







Last updated  2015.01.02 18:21:39
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2014.12.22
カテゴリ:歌舞伎・伝統芸能
今、京都南座でかかっている舞台の録画です。
とても評判のよい2作品なので、どうぞ!

1つは、
『恋飛脚大和往来』から「新口村」。
もう一つが
『仮名手本忠臣蔵』「七段目 祇園一力茶屋」。

くわしくは、
「仲野マリの歌舞伎ビギナーズガイド」をごらんください。







Last updated  2014.12.22 12:55:53
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2014.12.21
カテゴリ:歌舞伎・伝統芸能
2014年最後の舞台鑑賞は、能楽でした。
その中で、「安宅」と「橋弁慶」について書きます。

今年は
歌舞伎で「勧進帳」三様(吉右衛門、海老蔵、染五郎)、
文楽で「橋弁慶」「弁慶上使」「鳴響安宅新関」、
能で「安宅」と「橋弁慶」と
さまざまな弁慶話を観ることができました。

歌舞伎の「勧進帳」を観てから能の「安宅」を知ると、
おお、あの場面、この場面の元がこれだな、とわかってうれしい。
また逆に、
「あれは歌舞伎ならではの入れ事だろう」と思っていた場面まで
けっこう能の中にあったりして、びっくり。
ものすごく変化に富んだ大曲で、
初代市川團十郎が歌舞伎にしたい!と思った気持ちがわかる気がしました。

そして本歌取りではないけれど、
歌舞伎の「勧進帳」は本当によくできていると思った。
能の魅力をそのままに、プラスアルファで魅力満載!
特に長唄は絶品です!
三味線という楽器が日本文化と感性に与えた影響の大きさを感じました。

また、
富樫がなぜ義経を逃がす決断をしたのかを
深く考える年でもありました。

富樫が一体どこで義経を逃がす決断をしたのか、
もっといえば、どこであれは義経だと気づいたかというのは、
富樫を演ずる役者がその時々に考えるほど深い問題です。

これまで、
私はそのへんを納得させてくれる舞台にあまり出会っていませんでした。
山伏問答など前半は魅力的でも
途中から「さ、それは」と口ごもったり、「従者が…」など人のせいにしたりで
富樫はいつも腰折れになってしまいます。
すごく偉い人のはずなのに。
義経をわざと逃がすほどの、「考え深い」人のはずなのに…。

染五郎の弁慶・幸四郎の富樫を観たとき、
私はようやく「なるほど」と膝を打ちました。
(染五郎の弁慶については、11月のカンゲキのまとめにも書いています)

弁慶が「主人を打擲する」までして主人を逃がそうとする
その気迫と主人に仕える気持ちの高さに
富樫は自らの武士としての立ち位置を顧みた、という気がしたのです。
時の政権に右往左往するのではなく、信じる道を行くものに打たれた、というような。
そういう高潔な人物に出会って、自分も自分の信じる道を歩くと決めたというような。
そんな富樫で、
これまででもっとも理解できました。

ところが能の「安宅」では、
またまたこれまでとまったく異なる富樫像が浮かび上がったのです。

従者に言われて弁慶たちを呼びとめたあとの、
弁慶の、富樫への迫り方が尋常じゃない!

歌舞伎では
弁慶がいきり立つ四天王を金剛杖で押しとどめているように見える場面があります。
能では、そのまったく同じ場面で、
弁慶が迫っていくところに、四天王が加勢するように感じたのです。
歌舞伎座など大劇場の空間と、
能舞台という小さな空間との違いもあるでしょうが、
とにかく目の前で身体の大きな山伏に棒振りかざされて、
その背後にフォワードラガーマンみたいな山伏が大勢スクラム組んでにらんでたら、
本当に恐ろしいと思う。

大体、仏をないがしろにすることが、
いかに恐ろしいことか。

平清盛は比叡山の僧兵に弓引いたことで世間をあっと言わせ、カリスマとなりました。
織田信長も、やはり比叡山を焼き討ちして「僧兵は俗物」と切って捨ています。
この2人は、いわば別格。
もっといえば、
清盛以降、信長までは、誰も「仏の力」に対抗することはできなかったのです。

「安宅」の舞台はその清盛が死んでまもない頃の物語であり、
作られたのは、信長の叡山焼き討ちより100年も前。
この時代性を考えると、
「山伏を通すな」は世俗と聖職のせめぎあいでもあり、
そこをわかっているから逃避行に「山伏」の恰好で臨んだともいえます。

能の富樫は、勧進帳を読ませた段階ですでに
「仏に仕えるもの、東大寺に関係するものを疑ってすまなかった」と言っている。
まなじり決して一歩も引かず、対峙する山伏姿の弁慶たちは、
きっと不動明王にも阿修羅にも映ったことでしょう。

それまでに安宅の関を通ろうとした他の山伏については、
「つくり山伏」と断罪、処刑しても何とも思わなかったのに、
弁慶たちにはそうやすやすと「ニセ」と決めつけられない気迫があった。
「もし本当の山伏だったら、自分は仏に弓することとなる」の恐怖に
富樫はひるんだのです。

あとから酒を出したりしていますが、
それに対して弁慶は「絶対に悟られるな」と他の者たちに注意をします。
弁慶も最後まで気を抜いていないし、
富樫もまた、
「もししっぽを出すような俗人であったなら、そのときは」と
通しつつも様子をうかがっていたのではないでしょうか。

また、
「橋弁慶」も衝撃でした。
「五条の橋の上で千人斬りをしている」のが
弁慶ではなく牛若丸だったからです。

私の記憶では、弁慶が五条の橋の上に陣取って99人を負かしていて、
あと一人で100人になるところ、
牛若丸がやってきて弁慶を打ち負かし、弁慶が降参したとばかり…。

調べてみたら、
実際そういうふうに伝わっているものもあるようでしたが、
鞍馬寺で天狗に剣術を教わった牛若丸は、
ものすごく「コワイ」妖怪のような存在としても伝えられていたのね。

狭い能舞台で、大きな薙刀を使っての殺陣(?)が
ものすごい迫力でした。
それも義経は子方。ほんとの子ども、小学生です。
「千人斬り」をやっているその恐ろしさが
直前のシーンで狂言方によって予め演じられてるから、
なおさらだったのかもしれません。






Last updated  2015.01.08 07:44:48
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2014.04.13
カテゴリ:歌舞伎・伝統芸能
昨年12月から始まった楽・学倶楽部の「女性の視点で読み直す歌舞伎」
第一期は
「仮名手本忠臣蔵」
「女殺油地獄」
「熊谷陣屋」と、
名作中の名作、大曲を取り上げましたが、

4月15日(火)から始まる第二期では、
テーマを決めていくつかの歌舞伎作品についてお話しします。

4月は「嫉妬の系譜」と題し、
「女性のヤキモチはどのように描かれてきたか」に焦点を当てます。

取り上げる作品は、
当月の月イチシネマ歌舞伎上映作品の「身替座禅」
怪談「豊志賀の死」。

「身替座禅」は先月歌舞伎座で、菊五郎丈と吉右衛門丈の競演がありました。
シネマ歌舞伎では、
歌舞伎座さよなら公演で大好評だった舞台。
亡き勘三郎丈が、永遠の相棒でもある三津五郎丈と絶妙な掛け合いをいたします。

シネマ歌舞伎で名演を観てから講座に来るか、
それとも、講座を見てから映画館に行くか!

どちらでも、きっと楽しいと思いますよ!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

女性のヤキモチを面白くかわいらしく描いた「身替座炎」と打って変わって、
「豊志賀の死」は女の情念が幽霊となるこわーいお話し。
でも、
ただコワイだけじゃない。哀しいんです、女って。
今の私たちにも通じる哀しい恋について、お話ししたいと思います。

講座では、
当月、京都南座で上演されている市川海老蔵特別公演「源氏物語」についても、
「嫉妬の系譜」として少し触れる予定です。


申し込みはこちらから。

5月は「大江戸りびんぐでっど」と「四谷怪談」、
6月は「天守物語」と「英彦山権現」を取り上げます。

毎月、シネマ歌舞伎と連動して行いますので、
シネマ歌舞伎の上映作品もチェックしてみてください!






Last updated  2014.04.13 15:23:58
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