先日購入した日立ロータリーシェーバーRM-TXC9510Y(RMTXC955のヨドバシモデル)。
その剃り心地について書いてみる。
まず、
驚くほど剃れ…る訳ではない。。。
うっかりすると、よく剃れるのは皮膚だったりする。
これまでの日立往復式シェーバーRM-T370は、肌に押し当てたからといって皮膚が剃れることはなかった。
しかし、ロータリーシェーバーは皮膚が剃れることがある。
どうやら感覚としては、
安全カミソリと同じような剃り味のようだ。
(ロータリーシェーバーを安全カミソリで出血するような当て方をすると、やはり血を見る。)
間違って欲しくないのは、ロータリーだから血が出るのではなくて、
扱いがまずいと出血という事態を引き起こすということ。
包丁で怪我をしたからと言って誰も包丁を責めないように、
血が出たからと言ってロータリーシェーバーを責めるのは正しくないだろうと思う。
1回当てただけではあまり剃れないので
結果的に何回も肌に当てることになるのだが、
この際に
押しつけすぎたり、勢いよく肌に当ててしまうと、肌がダメージを受けやすい。
剃り上がりは、
若干手触りがザラザラした感じを受ける。
ロータリーだから往復式と違って髭の切断面が斜めになってしまうのだろうか?
肌を引っ張ると、髭がブツブツと盛り上がるのだが、これを捉えることができない。
ちなみに、RM-TXC9510Yの内刃の回転方向は、2つとも同方向である。
2つの刃が逆回転なら、一方向に動かすだけで逆向きの内刃が当たるので、
髭を捉えやすくなるかもしれない。
何でそんなに剃れないんだろう?と思って原因を考えてみたところ、
ヘッドのデザインに問題があるように思った。
RM-TXC9510YとRM-T370のヘッドを比較してみる。
RM-T370は、各刃がヘッドの上に出ているのに対し、
RM-TXC9510Yは各刃がヘッドの中に若干埋まっている。
すなわち、
ヘッドのプラスチック枠が邪魔をして、刃が十分に肌に当たらない構造なのだ。
横からも見てみる。
RM-T370は独立フローティングヘッドで各刃が独立して動き、肌に密着しやすいのに対し、
RM-TXC9510Yは
ヘッドが一体型で、肌への接触面が少なくなる。
ヘッド自体は動くんだけど、
各刃が独立して動かないのであまり意味がない。
おかげであご下などが剃りにくいわけだ。
それにしても、横から見てもつくづく
プラスチック枠が邪魔をしていることが見て取れる。
サイドのプラスチック枠の下は空洞なのでこの構造にする必要は感じないけど、
何でこんなデザインにしたんだろう?
刃が当たらなければ剃れるものも剃れないよ。。。
この前AmazonでPanasonicのES-LA70が1万8千円台で出てたけど、
そっちを買えば良かったかもしれない。
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