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今年も残すところ1週間余り。年の瀬の大掃除で忙しくしている方も多いことでしょう。 22日、新年を迎える神社の鳥居と本堂のしめ縄づくりに参加しました。もともとは、館腰神社の奉賛会の皆さんが館腰神社のしめ縄をつくるための作業です。 当時、増田神社のしめ縄は既製品の短いものをビニールロープでつけているという悲惨な状況でした。市議会の同じ会派でご指導いただいた太田稔郎県議会議員に相談したところ、館腰神社奉賛会の皆さんのご理解を頂き、増田神社と第六天神社のしめ縄も一緒に作っていただけることになったという次第です。今回が4回目となります。
さて、しめ縄をつくるのには、材料となる稲わらの処理が必要です。これには、50年以上前の機械が必要となりますが、なにせ年代物。今回も破損していることが発覚して、急遽、前日に溶接して間に合わせたということでした。 そして、何と言ってもしめ縄を綯う技術の継承。地域の団結が強い館腰地区でも、後継者不足に危機感を持っているという話でした。私たち増田地区の関係者は、清掃などの下働きしかできませんが、それでも館腰の皆さんの昔話や地域の歴史を聞かせていただくのはとても楽しく勉強になります。
モノがあふれているいまの時代ですから、神社のしめ縄もどこかに注文することができるのかもしれません。でも、地域の共同作業を通じてしか伝えていくことができないことがあると気づかされる、しめ縄づくりでもあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.12.23 10:00:13
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