茹だる様な暑さとは、よく言ったものですが連日猛暑の夏です。
３日は、亘理名取地区市町議会主催の議員研修会が、山元町坂本地域交流センターで開かれました。これは広域行政でお世話になっている、名取市、岩沼市、亘理町、山元町の２市２町の議員による研修会です。毎年、持ち回りで開催しています。今回の講師は、前岩沼市長の井口經明氏です。演題は「議会運営と議員としての職責について」。井口氏は、震災後、防災集団移転事業をいち早く手がけ、また、希望千年の丘など復興のトップランナーとして評価されました。市長としての行政手腕はもとより、市議会議長も務めた経験から、多岐にわたるアドバイスを頂き、有意義な研修会となりました。
４日は名取夏まつり。会場となった下増田小学校グランドは溢れんばかりの人で埋まりました。昨年は、雨でも２万の来場者があったという話でしたが、それ以上だったことは間違いありません。さて、夏祭りで議長としての出番は、夕方６時からの供養祭の代表焼香と７時過ぎの花火セレモニーの挨拶です。代表焼香は黒の礼服で、セレモニーは上着着用でというご案内です。暑さの中で短い時間に着替えるのは、汗だくで想像以上に大変でした。しかし、花火は穏やかな風があったおかげで綺麗に夜空に映え、観客の大きな拍手を浴びていました。
５日は、貞山運河舟運事業の就航式が開催されました。日本一の長さを誇る貞山運河は、宮城県が誇る歴史的遺産であり、名取市としても観光事業やまちづくりの大切な資源として、その活用が期待されていました。そうして中でスタートする貞山運河舟運事業は、閖上港朝市や「かわまちてらす閖上」、新たな魅力を加えて復旧されるサイクルスポーツセンターなどと連携することで、町の魅力を高め、地域活性化の起爆剤となることでしょう。式典の後は記念乗船も用意され、短い時間でしたが楽しむことができました。
