健康法・病気・花・愛猫のことなどアレコレ~ガリレオ二世の気まぐれ日記

2009/01/17(土)22:22

インフルエンザAソ連型耐性ウィルス・・・タミフルが効かない!

健康(1771)

病気と闘う・・・でも予防第一! インフルエンザの特効薬タミフル。スイスの製薬会社が開発した薬だが、発症後48時間以内に飲み始めなければ効果が期待できないとされています。また、未成年者への副作用で突然死や異常行動が見られるが、因果関係は不明とされています。昨シーズンは生産量の半分以上を日本が輸入しています。 今はタミフルの効かないインフルエンザ、Aソ連型の耐性ウィルスを原因とするものが急増しています。ウィルスは、それを死滅させる新薬ができると対抗する形で変異型を作ります。一度Aソ連型ウィルスによるインフルエンザを発症した場合は、同じウィルスで二度と発症することはありません。しかし、毎年Aソ連型ウィルスの耐性ウィルスが出現すると仮定すると何度でも同様のウィルスによる発症もありえることになります。 現在、感染が拡大しているウィルスはA香港型、Aソ連型、B型ですが耐性ウィルスが発生しているのはAソ連型だけです。ある研究ではインフルエンザをタミフルで治療した患者とそうではない患者を比較検討すると、タミフルを服用しなかった患者の方がインフルエンザに対する抵抗力が強くなると言います。新たなインフルエンザウィルスに怯えるよりも、それに負けない強靭な身体をつくることが大切なのかもしれません。 今日、入院中の高齢者3人がインフルエンザで亡くなったと報道されました。インフルエンザはスペイン風邪(インフルエンザ)などの特殊なウィルスを例外とすれば、死亡率が高いわけではありません。しかし、病気で免疫力が低下している場合、抵抗力の無い高齢者や子供が犠牲になる場合がありますので特に予防に配意しなければなりません。 新型ウィルスの脅威が時々話題としてマスコミなどで報道される場合があります。それは過去にスペイン風邪によって世界的に大きな犠牲者が出たことが要因とみなされています。日本でも39万人(当時の人口約5500万人)が死亡したと言われる驚異のウィルスです。新型ウィルスが発生しないことを願うばかりです。 今日は38度を超える熱が出て、ついに病院へ行ってきました。妻がインフルエンザB型と診断された時もそれほど高熱は出なかったので、もしかして・・・友人から「女房がインフルエンザなら当然、旦那にも感染するだろう」と脅されたせいもあります。診断の結果インフルエンザをではありませんでした。一安心です。 米国労働衛生研究所の定める基準をクリアした感染予防衛生マスク。メディコム プロシールドマ...

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