カテゴリ:健康
インフルエンザも徐々に感染者数が増えつつあり、11月20日から11月26日までの推計受診者数は約7万人でこれまでの累積の推計受診者数は約25万人となりました。入院患者数も増加していて入院患者累積数は246例、年齢層では10歳以下と70歳以上が多くなっています。
国立感染症研究所の11月29日の発表によれば、今シーズンで初めて全国的な流行開始の指標を上回ったとのことです。いよいよ本格的なインフルエンザシーズンに突入です。
全国で警報レベルを超えている保健所地域は1箇所で新潟県の魚沼保健所地域です。注意報レベルを超えている保健所地域は5箇所で、宮城県大崎保健所地域・愛媛県西条保健所地域・宮崎県日南保健所地域・長崎県佐世保市保健所地域と県北保健所地域となっています。 県単位の受診者数では沖縄県がトップで以下は長崎県・愛媛県・宮崎県・石川県・宮城県・新潟県・栃木県・福岡県などの順になっています。
2013年2月4日に「インフルエンザ予防・・・効果的なマスクの使い方!」のブログ記事をアップしましたが、今の時期になるとこの記事に対するアクセス件数が毎年増大します。予防に対する関心が高まるということなんでしょうね。 この記事ではマスクの素材について触れませんでしたが、マスクにはガーゼタイプと不織布タイプがあります。ガーゼタイプは主に綿織物を重ね合わせたマスクで、最近では中に特殊なフィルタを縫い込んだものも増えています。保湿効果の面で優れているという特徴があります。 不織布タイプは「繊維あるいは糸などを織ったりせずに熱的・機械的・化学的作用により繊維を接着またはからみ合わせた薄いシート状の布」を使ったものです。粒子捕集性や通気性に優れているという特徴があります。価格が安く使い捨てタイプがほとんどです。生産される家庭用マスクの9割以上が不織布タイプです。
予防のためにはマスクの着用・手洗い・うがい・予防接種などがありますが、室内の温度や湿度の管理も重要な要素です。インフルエンザウィルスは温度も湿度も低いと生存率が高くなります。 室温が21~24度の場合は湿度が20%だとウィルスの生存率は約60%、湿度を50%以上に保つと生存率は3~5%になったとの実験結果があります。湿度が50%以上であっても温度を8度程度まで下げるとウィルスの生存率は35~42%との結果になったそうです。また室温を32度として湿度をおよそ50%にすると6時間後にはウィルスは全滅して0との結果が出ました。
ウィルスから身を守る最後の砦は免疫力です。これからは忘年会・クリスマス・正月・新年会と飲む機会が増えます。中には忘年会だけで10回以上という猛者もいて驚きます。飲み過ぎによる体力の低下や不調、疲労、睡眠不足などで免疫力も低下する人が増える時期です。節度を心がけ体調維持に努めましょう。
免疫力を高める方法で有効な方法の一つが体温を上げることです。体温が1度下がると免疫力は30%下がり、体温を1度上げると免疫力は5倍から6倍にもなると言われています。私の場合は体を温める食材を積極的に摂ったり重炭酸入浴剤を入れて湯船に浸かるなど色々と工夫しています。筋肉をつけるのも有効ということで普段からウォーキングや筋トレなども行っていますし、蛋白質の多い食事を心がけています。普段から体温が低い人はインフルエンザだけではなく様々な病気になりやすいということですから注意しましょう。 我が家は4人家族ですが3人がインフルエンザに感染し発病した経験があります。私は予防接種をしたことが一度もありませんがインフルエンザになったこともありません。ただ私も67歳ですから十分に気をつけたいと思います。
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